今夜のジャズはピアノ・トリオで。
好きなピアニストの一人、オスカー・ピーターソンの『WESTSIDE STORY』。
ウエスト・サイド・ストーリー | |
オスカー・ピーターソン,レイ・ブラウン,エド・シグペン | |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
1. Something's Coming
2. Somewhere
3. Jet Song
4. Tonight
5. Maria
6. I Feel Pretty
7. Reprise
Oscar Peterson(p)
Ray Brown (b)
Ed Thigpen (ds)
レオナルド・バーンスタインがかの有名な『ウエスト・サイド・ストーリー』のために書き下ろした曲をオスカー・ピーターソンがジャズにアレンジしたアルバムです。
ピーターソンはとても端正で綺麗な演奏をするピアニストで、このアルバムではリーダーであるはずの自分を前面に押し出し過ぎることなく、トリオの魅力を十分に発揮したアルバムとして仕上がっています。
1曲目はリズムが変化しながら展開していくのですが、ピーターソンのピアノとともにベースとドラムも一体となって一糸乱れぬ演奏をしています。
3曲目はブラウンのベースが見ものです。
ミディアムテンポな曲ですが、かなりベースが効いています。
4曲目は本来バラードなのにアップテンポスイングで、これぞジャズっと言った具合にアレンジされています。
"Tonight" - Oscar Peterson
5・6曲目も同様、ジャズのアレンジの妙を十分体現した曲に仕上がってて、原曲の持つ美しさとはまた別の魅力的な曲となってます。
実際のところ、どの曲取っても完成度が高く、ピアノトリオのお手本となるような1枚です。