昨日少しご紹介したジャズ本『Jazz The New Chapter 3』。
なんとか本日読了。
Jazz The New Chapter 3 (シンコー・ミュージックMOOK) | |
柳樂 光隆 | |
シンコーミュージック |
ブラックミュージックを揺るがすようなジャズ・シーンが繰り広げられているなど、これは現代ジャズを理解する上で何とか押さえておかないといかんなと通関した次第です。
いわゆるヒップホップやワールド・ミュージックなどにカテゴライズされるような音楽もジャズとの融合が図られていく中、今後のジャズの行末を知るうえでも現在のジャズの立ち位置を理解しておかねば。
ケンドリック・ラマーやフライング・ロータス、さらにはハイアタス・カイヨーテなど、ジャズを含めたミュージックシーンは変革を遂げていっています。
全部が全部買っていたらとてもじゃないけど怒られるので、こういう時仲の良いジャズ仲間が欲しいです。
もう身近にジャズを布教していくしかない。
ということで、決意新たな今夜のジャズ。
イタリア出身のジャズ・ピアニスト ステファノ・バターリアがリーダーのECMからのピアノトリオ作品で『In the Morning』。
In the Morning | |
Ecm Records | |
Ecm Records |
1.In the Morning
2.River Run
3.Moon And Sand
4.When I am Dead My Dearest
5.The Lake Isle of Innisfree
6.Where Do You Go?
7.Chick Lorimer
Stefano Battaglia(p)
Salvatore Maiore(b)
Roberto Dani(ds)
バターリア自身はECMから結構リリースされているらしいのですが、実はわたしは初めて聴くことになりました。
比較的最近ECMの良さが分かりつつあるので、新盤リリースは要チェック。
本作は 米国の作曲家アレック・ワイルダーの曲を扱っています。
これまたワイルダーを私は知らなかったのですが、クラシックを作曲するとともにポピュラーの作曲も手がけていたそうで、シナトラやペギー・リー、トニー・ベネットらとも親交があるような作曲家だったそうです。
あまりECMらしからざるというか、ポピュラー音楽を作曲してきたワイルダーの作品らしくかなり聴きやすいメロディーですね。
ピアノの粒立ちがよく、かつ程よい粘質を感じる音です。
それと合わせてなのか、ベースも程よい太さでサポートしてます。
ただし5曲目の導入部など若干フリー臭はあり、さすがECMのピアノトリオは一筋縄じゃいかないと感心するところもあります。
とてもよい作品だと感じまして、過去のバターリア作品も少し探してみようと思います。
TJF 2014 - Stefano Battaglia Trio / Alec Wilder Project
ところで先に紹介した『Jazz The New Chapter 3』は時間があったのでじっくり読めたのですが、その前の『Jazz The New Chapter 2』は買ったもののまだじっくりは読み込めていません。
Jazz The New Chapter 2 (シンコー・ミュージックMOOK) | |
柳樂 光隆 | |
シンコーミュージック |
『Jazz The New Chapter 3』を読んで、やはりじっくり読んでいないと、各ミュージシャンの関連性などなかなか理解できないので、『Jazz The New Chapter 2』もしっかり読んでおこうと思います。
そういやウクレレを練習しないといけないのだが・・・。
ちょいとジャズの知識をここで仕入れておきたいので、ウクレレはレッスン前の明日の夜に練習します。
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起きたい、起きたい、起きたい、起きたい