雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Forest Floor

2022-05-12 | 音楽
悲しいニュースとともに雨模様
GW明けとも相まって、少し滅入ってしまいます
昨日の東浜のノーノーでだいぶ救われてます

もう少し気持ちを優しくアゲてくれるアルバムを聴きましょう
スコットランド出身の若手ピアニスト ファーガス・マクリーディーのトリオ3作目となる『Forest Floor


 
  1. Law Hill
  2. The Unfurrowed Field
  3. Morning Moon
  4. Landslide 
  5. Forest Floor
  6. The Ridge 
  7. White Water
  8. Glade
Fergus McCreadie (p)
David BowdenDouble (b)
Stephen Henderson (ds)

マクリーディーは今年25歳
15歳・16歳と2年連続で地元の「U17s Young Scottish Jazz Musician award」を受賞しており、早くから将来を買われていたようです
今回ワタシはいつものお気に入りレーベル巡りをしている中でEditon Recordsからリリースされた本作で知りました
キース・ジャレットに憧れをいだいており、確かに筋が通ったきれいな音使いにその兆候が見受けられます
本作、だいたいタイトルがもう気持ち良い
行ったことはないのですが、スコットランドの自然を表現しているのでしょう
オープナーは少し風の吹く草原を颯爽と駆け抜けていく感じ
ここからもう気持ちを持っていかれます
フォーキーでぬくもりを感じさせる2曲目、静かな夜明けのスローな3曲目と、かなり彼らの持つ感情をありったけぶつけてきます
5曲目のタイトル曲はアルコの深みもあって豊かな森を想像させてくれます
それぞれの楽曲・演奏から背景や彼らの持っているイメージが理解しやすくとても聴き心地が良いんですね


透明感があって、想像をかきたてられる
変にこじらせない真っ直ぐな演奏

Editionはまた素晴らしい素材を担ぎ上げました
いい気分で寝ます