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シルバーウィークも終わりましたね。
少し涼しくなって気分的にはすごく気持ちいい。
音楽の秋、でしょうか。
今日はベーシスト ホルヘ・ローダーのソロアルバム『El Suelo Mío』をご紹介。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/60/db3577757f30944c3bbbef70f6f7d9d3.jpg)
- El Suelo Mío
- Chabuca Limeña
- Solo Juntos
- El Plebeyo
- Bounce
- I’ll Remember April
- Thing Thing
- Patrona
- Santa Rosita
- Rambler
- Lonely Woman
- Silencio De Um Minuto
- Les Lapins
Jorge Roeder (b)
ローダーを知ったのはシャイ・マエストロ・トリオでした。
しっかりとリズムを刻み、音は太め。
でもあまり前に出ず、サポートに徹する、これぞプロのリズムセクションだ!って感じです。
ギタリストのジュリアン・ラージのサポートもやっていますね。
そんな彼がソロアルバム!って言うのが本作を見かけたときの最初の印象。
意外でしたね。
ベースのソロアルバムって好きな人は好きなんですが(ワタシは大好きです)、ちょっとシブすぎてキツイと感じる人も多いと思います。
ただ本作はどの曲もかなりメロディーがしっかりしてて、ベースソロ苦手だ、という人も是非一聴願いたい。
彼はペルー出身で、本作も彼のルーツを追いかけている作品でもあります。
タイトルの「El Suelo Mío」はスペイン語で「我が土地」を意味します。
ペルー/クリオージャ系音楽のソングライターとして名高い女性、故チャブーカ・グランダの「Bello Durmiente」から引用したものです。
ですので、やはりラテン系のコードがいくつも見られ、哀愁深いメロディーに仕上がっています。
カーラ・ブレイの5曲目やオーネット・コールマンの11曲目など、原曲のシンプルさを持ちつつ、地面を震わせるような太いライン。
彼はやはり名プレイヤーだったのだと改めて感じさせてくれます。
本当はしっかりとしたデカイスピーカーの前に鎮座して聴きたいのですが、我が家にはありませんので、ヘッドフォンがガツンと聴いています。
春先に出た作品ですが、この季節によく合います。
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