今日も整形外科に行ってきました。
首・肩・背中が痛い。
薬が増えてしまいましたが仕方がないっす。
しばし療養せねば。
さて今夜のジャズは現代ジャズ・サックス界を代表する一人 ジョシュア・レッドマンの新譜で『Still Dreaming』。
STILL DREAMING | |
NONES | |
NONES |
1.New Year
2.Unanimity
3.Haze and Aspirations
4.It's Not the Same
5.Blues for Charlie
6.Playing
7.Comme il faut
8.The Rest
Joshua Redman(ts)
Ron Miles(tp)
Scott Colley(b)
Brian Blade(ds)
人気ジャズマンのレッドマンなので、お店のジャズ・コーナーにはブラッド・メルドーの新譜とともにずっしり準備されていました。
さて、本作。
一聴してみて、なんだろう、どっかで聴いたような、といった既視感というか既聴感とでも言うんですかね。
何も情報仕入れずに聴いたせいなのですが、どうやら実父のデューイへのオマージュ盤なんだそうです。
ところがそれを聞いたとて、私としては「それでかー」とはならず「?」が増えただけ。
デューイはオーネット・コールマンとの共演もあるし、その後「Old And New Dreams」というバンドでコールマンと縁のあるメンバー、ドン・チェリーやチャーリー・ヘイデン、エド・ブラックウェルとコールマンのトリビュート的バンドを結成していたのです。
そこまで聞いてようやく「なるほど」と合点がいく。
コールマンなんですよね。
コールマンのフリージャズ。
確かになー。
Joshua Redman - Unanimity (feat. Ron Miles, Scott Colley & Brian Blade) (Official Audio)
でも個人的にOld And New Dreamsを知らないので、どこまでコールマンだろう?と思い、ついでにこちらも入手する。
Old & New Dreams | |
Black Saint | |
Black Saint |
old and new dreams - Dewey's tune.wmv
これらを踏まえた上でジョシュアがデューイのオマージュ盤を出したのね。
とすれば、確かにあまり聴かないジョシュアの雰囲気ではあるものの、当時の音色を感じさせる曲想・構成で、なおかつ端的に昔に寄せに行くだけでなく、自分なりのカラーを与えているのがよくわかります。
単純にジュニアがオヤジをパクったってのとは訳が違います。
これからも新しいジョシュア・レッドマンを構築していくにあたって、亡父のオマージュは欠かせないものだったのでしょう。
本作を踏まえた次作への期待も高まる1作になりました。
ちなみにデューイらが出した『Old And New Dreams』ですが、今まで聴いたことのあるコールマン・トリビュート盤では間違いなくピカイチ。
ジョシュアもいいけど、こっちもしばらく聴くことになりそう。
本当に孝行息子ですね。
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