雨過天晴

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Still Dreaming

2018-06-01 | 音楽

今日も整形外科に行ってきました。

首・肩・背中が痛い。

薬が増えてしまいましたが仕方がないっす。

しばし療養せねば。

 

さて今夜のジャズは現代ジャズ・サックス界を代表する一人 ジョシュア・レッドマンの新譜で『Still Dreaming』。



STILL DREAMING
NONES
NONES


1.New Year 
2.Unanimity 
3.Haze and Aspirations 
4.It's Not the Same 
5.Blues for Charlie 
6.Playing 
7.Comme il faut 
8.The Rest

Joshua Redman(ts)
Ron Miles(tp)

Scott Colley(b)
Brian Blade(ds)

人気ジャズマンのレッドマンなので、お店のジャズ・コーナーにはブラッド・メルドーの新譜とともにずっしり準備されていました。

さて、本作。

一聴してみて、なんだろう、どっかで聴いたような、といった既視感というか既聴感とでも言うんですかね。

何も情報仕入れずに聴いたせいなのですが、どうやら実父のデューイへのオマージュ盤なんだそうです。

ところがそれを聞いたとて、私としては「それでかー」とはならず「?」が増えただけ。

 

デューイはオーネット・コールマンとの共演もあるし、その後「Old And New Dreams」というバンドでコールマンと縁のあるメンバー、ドン・チェリーやチャーリー・ヘイデン、エド・ブラックウェルとコールマンのトリビュート的バンドを結成していたのです。

そこまで聞いてようやく「なるほど」と合点がいく。

コールマンなんですよね。

コールマンのフリージャズ。

確かになー。

 

Joshua Redman - Unanimity (feat. Ron Miles, Scott Colley & Brian Blade) (Official Audio)

 

でも個人的にOld And New Dreamsを知らないので、どこまでコールマンだろう?と思い、ついでにこちらも入手する。

 

 

Old & New Dreams
Black Saint
Black Saint


old and new dreams - Dewey's tune.wmv

 

これらを踏まえた上でジョシュアがデューイのオマージュ盤を出したのね。

とすれば、確かにあまり聴かないジョシュアの雰囲気ではあるものの、当時の音色を感じさせる曲想・構成で、なおかつ端的に昔に寄せに行くだけでなく、自分なりのカラーを与えているのがよくわかります。

単純にジュニアがオヤジをパクったってのとは訳が違います。

これからも新しいジョシュア・レッドマンを構築していくにあたって、亡父のオマージュは欠かせないものだったのでしょう。

本作を踏まえた次作への期待も高まる1作になりました。

 

ちなみにデューイらが出した『Old And New Dreams』ですが、今まで聴いたことのあるコールマン・トリビュート盤では間違いなくピカイチ。

ジョシュアもいいけど、こっちもしばらく聴くことになりそう。

 

本当に孝行息子ですね。

 

 

 

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