まだ鼻風邪が治らず、グジュグジュいっています。
Yuさんは喉をやられました。
奥さんもなんとなく風邪っぽいと言っています。
家族全員やられてしまったようです。
誰も発熱までいっていないのが不幸中の幸い。
早くスカッと治らなければ。
さて今日はイスラエルの新星ニタイ・ハーシュコヴィッツ初のトリオ・リーダー作で『Lemon The Moon』。
- Invite Me, Dance
- Lemon the Moon
- Bridge Under Water
- Far Picture of Bresi
- Thin White Curtain
- Bonfire Wiggle
- Witch Is Which (feat. Rejoicer)
- Amelia Heals
- Goat
- Hangontree
Nitai Hershkovits (p, Prophet 08)
Or Bareket (b)
Amir Bresler (ds)
Or Bareket (b)
Amir Bresler (ds)
guest:
Rejoicer (p:10, Prophet 08:6)
Rejoicer (p:10, Prophet 08:6)
本作にも一部参加しているリジョイサーとともに結成した「Time Grove」での活躍、そしてイスラエル・ジャズ界の英雄アヴィシャイ・コーエン(b)とのトリオでの活躍が目覚ましいハーシュコヴィッツ。
初のトリオ・リーダー作ということで期待していました。
メンバーはTime Groveでも一緒に演っているドラムスのアミール・ブレスラーと、アリ・ホーニングとのピアノトリオ作『Conner’s Day』でハーシュコヴィッツと共演したオル・バレケット
。
ハーシュコヴィッツは先輩シャイ・マエストロにも劣らず流麗な音を奏でますし、ブレスラーはTime Groveでも魅せた軽快でミニマルなリズムタッチ、バレケットはコーエン譲りのしっかりと存在をアピールできる太めの音。
まずは、それぞれがすでに自分の色・持ち味をはっきしているな、という印象。
アルバム全体に一貫して落ち着いた神秘的な世界観があります。
1曲目からのワルツが憎くて、もうそこから持っていかれた感じ。
イスラエルらしい欧州・アジア・中東のミックスされた美しさのある曲が続きます。
トータルでも38分と短めのアルバムですが、これがアルバムに合った丁度いい長さ。
とてもいい作品で、このイスラエルの若手の次が楽しみです。
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