こんばんは!
今夜はホークス負けました。
ベテラン投手陣が打たれちゃいましたね。
仕方がないっす。
明日決めちゃいましょう。
福岡に帰る前に。
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ということで今夜は久しぶりにジャズのご紹介。
しかも彼の壮大な3部作のうち2枚をいっぺんにご紹介。
クリスチャン・スコットの『Diaspora』と『The Emancipation Procrastination』。
Diaspora [日本語解説つき] | |
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1.Diaspora [Feat. Elena Pinderhughes]
2.IDK [Feat. Braxton Cook]
3.Our Lady of New Orleans (Herreast Harrison)
4.Bae (Interlude) [Feat. Lawrence Fields]
5.Desire and the Burning Girl
6.Uncrown Her
7.Lawless [Feat. Braxton Cook]
8.Completely [Feat. Elena Pinderhughes]
9.New Jack Bounce (Interlude)
10.No Love
11.The Walk [Feat. Sarah Elizabeth Charles]
Christian Scott aTunde Adjuah (tp,siren,sirenette,flh,SPD-SX,samp,sonic architecture)
Elena Pinderhughes (fl)
Lawrence Fields(p,Fender Rhodes)
Kris Funn(b)
Cliff Hines (g)
Corey Fonville(ds,SPD-SX)
Joe Dyson Jr.(Pan African ds,SPD-SX)
Weedie Braimah(djembe,bata,congas)
Chief Shaka Shaka(dununba,sangban,kenikeni)
Special Guest:
Sarah Elizabeth Charles(vo)
Christian Scott aTunde Adjuah - Diaspora (feat. Elena Pinderhughes)
The Emancipation Procrastination | |
Christian Scott aTunde Adjuah | |
Ropeadope |
1.The Emancipation Procrastination
2.AvengHer
3.Ruler Rebel [X. aTunde Adjuah Remix]
4.Ashes of Our Forever
5.In The Beginning [Feat. Weedie Braimah]
6.Michele with one L
7.The Cypher
8.Videotape
9.Gerrymandering Game
10.Unrigging November
11.Cages [Feat. Stephen J. Gladney]
12.New Heroes
Christian Scott aTunde Adjuah (tp,siren,sirenette,flh,SPD-SX,samp,sonic architecture)
Elena Pinderhughes(fl)
Braxton Cook(as)
Stephen J. Gladney(ts)
Lawrence Fields (p,Fender Rhodes)
Kris Funn(b)
Luques Curtis(b)
Matt Stevens(g)
Cliff Hines(g)
Dominic Minix(g)
Corey Fonville(ds,SPD-SX)
Joe Dyson, Jr.(Pan African ds,SPD-SX)
Marcus Gillmore (ds,SPD-SX)
Weedie Braimah(djembe,bata,congas)
Christian Scott - AvengHer
以前紹介した『Ruler Rebel』と『Diaspora』と『The Emancipation Procrastination』で三部作構成になっていたのです。
Ruler Rebel [日本語解説つき] | |
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彼の出世作となった『Stretch Music』の発展盤として"”The Centennial Trilogy”"として、この三部作が作成されています。
Stretch Music [日本語解説付き] | |
AGATE Import | |
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このコンセプトの目的は、初のジャズ・レコードがリリースされてから100年の節目にあたって、現在のジャズがどんなサウンドなのかというドキュメントになるアルバムを制作すること。
最初のアルバム『Ruler Rebel』は「リスナーが聴いているのは誰か」がテーマとなっています。
クリスチャン・スコットの音楽的、文化的なアイデンティティを提示する作品。
トラップ・ミュージック、西アフリカ音楽、そしてスコットのルーツであるブラック・インディアン音楽のリズムの要素があり、それらの両立を試みています。
また、メロディはトランペット主体になっています。
二番目のアルバム『Diaspora』は「誰に語られているか」がテーマになっています。
語っているのはあらゆる人びとを指しており、ゆえに『Ruler Rebelよりも構成要素が国際的に広がっています。
世界中の伝統音楽の影響を受けているそうで、そこには日本の伝統音楽も含まれています。
ジャンルの境界を消し、リスナーとのコミュニケーションを再評価する手段として、人種的/民族的な要素を混ぜ合わせることがアルバムの方針となったようです。
またフルート、ピアノ、アルトサックスなどメロディ楽器すべてがフィーチャーされている。
そして最新盤『The Emancipation Procrastination』は「最終的なメッセージ」がテーマ。
今までよりも社会的、政治的なイシューを含んでいる。
また本作では伝統的、ジャズ的な方向に拡張し、よりインプロヴィゼーションやインタープレイが含まれ、『Stretch Music』の音楽性に回帰している。
トラップ的だったりプロダクション的な音楽とは違い、より肉付けされた情感豊かなストーリーを語っている。
スコットの意図していることの全てがしっかりわかったわけではないですが、3枚を立て続けに聴くと、言わんとすることのざっくりとした概要は見えてきます。
3枚のうちいずれも外すことは出来ないですね。
スコットなりにジャズ100年を解釈し、自分自身のジャズとして落とし込むための一連の作業だったことでしょう。
いくらジャズ聴くのが好きだ、って言っても私自身がそんな作業を仕様とは思わず、スコットのアプローチを一つの物差しとして見ることができるのはありがたい。
なお3枚を順番通り連続で聴かずとも、それぞれはそれぞれの作品として完成されており、楽しむことが出来ます。
ただオススメは『Stretch Music』からの4枚全て一度聴いたほうがより良いのかなと思います。
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明日はバンデンハークかな。
というかCSのときも言ったけど、ホークス打たんとアカンで。
ぼっこし打って優勝決めたろや!!!
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