今日の大阪は雨。
寒いし。
春先らしいと言えばその通り。
でも身体はキツイです。
さて今日ご紹介するのは以前紹介しましたアレックス・コーの新譜で『Identified Flying Object』。
- Nebula
- Levitate!
- Ready, Set, Go
- Aurora
- Maenads
- Underwater Star Based Society
- Toy Pianos
- Source Of The Ten Thousand Things
Alex Koo (p)
Attila Gyárfás (ds)
Ralph Alessi (tp)
Attila Gyárfás (ds)
Ralph Alessi (tp)
以前紹介した『Appleblueseagreen』ではラルフ・アレッシ、マーク・ターナーとの2管トリオ作でしたが、本作では同じくアレッシとハンガリー出身のドラマー アッティラ・ギアファスとのトリオ作。
ちなみにアレックス・クーだと思っていたのですが、本当はコー(幸)なんだそうです。
前にも言いました通りアレックスは日系ベルギー人で、日本人のお母様から漢字の名前を教えていただきました。
またギアファスは以前アロン・タラスの『Little Beggar』に参加していて聴いたことがあります。
さて本作ですが、やはりアレックス・コーの真骨頂である浮遊感に溢れた空間使いの上手さ。
これはさらにアップしているように思います。
楽器編成が変わりドラムスを加えたことでリズムと言うよりは、空気感の変化をつけられているのが功を奏しているのでしょう。
もちろんベースがいない分バスドラが低音を任されているところもあります。
アンビエンスな楽曲を扱うと本当にウマい。
前半はアレッシの音を、後半はアレックスのピアノを表に出している感じでしょうか。
ギアファスのドラムスはとても繊細で、このアルバムなら彼を選ぶのがよく分かります。
ワタシは1曲目と6曲目が好きですね。
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