昨夜結構飲んだのですが、朝スッキリ!
良いお酒は悪酔いしないんです。
非常に暖かく、どうしよっかなー、お花見行こうかなー、とか考えていたら昼を過ぎてしまって行くきっかけを逃してしまいました。
明日選挙に行ったあとでも見に行こう。
待ちに待っていた一枚が届きました。
伊のピアニスト ジョヴァンニ・グイディで『Avec Le Temps』。
Avec Le Temps | |
Ecm | |
Ecm |
Giovanni Guidi(p)
Francesco Bearzatti(ts)
Roberto Cecchetto(g)
Thomas Morgan(b)
JoãoLobo(ds)
1.Avec Le Temps
2.15th Of August
3.Pstludium And A Kiss
4.No Taxi
5.Caino
6.Johnny The Liar
7.Ti Stimo
8.Tomasz
タイトル曲はフランスのシャンソンのカリスマ レオ・フェレの代表作「時の流れに(Avec le temps)」。
物悲しく聴こえる美しい曲ですが、フェレが離婚したあとに書かれた曲で、愛と喪失をテーマにした曲です。
この曲、本当に素晴らしい演奏で、グイディの麗美なタッチもそうですが、裏で大活躍のトーマス・モーガンもぜひ聴いてやってください。
ピアノトリオだけで展開しますが、この曲でしっかりとアルバム全体の雰囲気を確立しています。
前作の『Ida Lupino』もそうですが、しっかり聴かせる曲があると、アルバム全体が引き締まるように見受けられます。
Ida Lupino | |
Giovanni Guidi | |
Deutsche Grammophon ECM |
そして『Ida Lupino』でカヴァーしたポール・ブレイにグイディはやはり相当影響を受けてるように思えます。
2曲目以降のギルティのオリジナル、3・4曲目のフリー・インプロビゼーションといいブレイの作品を彷彿とさせます。
ラストは昨年なくなった伊のトランペッター トーマス・スタンコへ捧げる1曲。
その前の7曲目もそうですが、スローになると特にモーガンが輝いてきます。
ちなみにECMからグイディのリーダー作は3作目。
いずれもアートワークが素晴らしく、中でも本作のアートワークは白眉です。
今年グイディは来日してて堺でフリーライブをやったんですが、堺まで行くのが億劫で行きませんでした・・・。
行けば良かった。
この作品。オススメします。
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