雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

WALTZ FOR DEBBY

2012-02-18 | 音楽

何か最近寝る前にジャズのアルバムを1枚聞いてから寝るのが習慣になって以来、当BlogはジャズのBlogのようになっていますね。

正直なところ、ここまで色々と紹介するとは思ってなかったのですが、結構書き始めることで、より集中して聞くようになったし、最近聞いてなかった盤を聞くようになった。

 

ということで、本当に久しぶりにビル・エヴァンスの『Waltz for Debby』を聞いています。

スーパーメジャー盤です。

ピアノトリオと言えばビル・エヴァンス・トリオが最初の人も相当数いるはず。

ちなみにビル・エヴァンスに関しては以前本を買って読みふけったことがあります。

ご興味がある方は過去のログをご覧になってみてください。

 

Waltz for Debby
Ojc
Ojc

 

その時のコメントでビルのアルバムについては、『Waltz for Debby』よりも『You Must Believe in Spring』や以前紹介した『UNDERCURRENT』の方が好きだ!的なことを言っています。

しかし今改めて聞くと、『Waltz for Debby』の方がいいですねぇ~。

その中でもタイトル曲いいです。

もちろん以前も言いましたが私は「My Romance」好きなのですが、このアルバムに至ってはタイトル曲の方がいいです。

姪っ子宛に作られた曲ですが、改めて美しいメロディーだと認識しました。

 

なお動画みつけたので掲載していますが、私もこの映像で初めて動いてるビルを見ました^^

 

BILL EVANS TRIO - WALTZ FOR DEBBY 1965


疲れたぁ~・・・・・・・

2012-02-17 | そのほか

今週もやっとこさ終わりました。

でも先週の金曜にコメントしていたことを思い出すとあっという間だった気もする。

 

明日はウクレレのレッスンは休み。

自主練ですね。

 

でも奥さんがビルケンシュトックの靴欲しいとか言ってたから買い物についていかなきゃいかんかな。

Yuもどっかに出かけたそうだし。

 

まあゆっくりとお出かけしつつ、ウクレレ弾いて心穏やかに


Cantopiano

2012-02-17 | 音楽

今夜は昨夜のハービー・ハンコックの反動かジャズピアノソロが聞きたくなりました。

 

チョイスしたのはジョバンニ・ミラバッシの『Cantopiano

 

 

ミラバッシについては先日も『PRIMA O POI』をご紹介していますが、こちらはソロです。

かなり聞かせます。

まだジャズレーベルの澤野工房から出していたころの作品です。

 

結構ミラバッシが日本人に好かれているのは、オリジナル曲の曲調が多分フィットするからだと思います。

音の端々に憂いが出ていて、その憂いはあるいはもしかすると演歌・歌謡曲にも相通ずるところがあるからではないかと

個人的には思っています。

 

このアルバムでどの曲が好きですかと聞かれると実は結構困るのです。

「ほとんど」

と答えてしまうから。

 

ジャズピアノといえば、これまた先日アップしたキース・ジャレットの『The Melody At Night, With You』とも雰囲気が異なります。

キースは病み上がりで割と優しく演奏していますが、ミラバッシは結構はっきり音を出します。

既に大名声を得ているキースとミラバッシを比較するのは酷かもしれないのですが、私はミラバッシの方が好きですね。

 

でもジャズ好きな方なら分かってくれると思うのですが、最初「ん~まーまーかな」って思っていた1枚1曲がある日突然素敵な1枚1曲に変わっていることがあるんです。

もちろん音楽が変わるわけがないので、受け手の受け取り方が色んな曲や色んな経験を踏んで行くことで、曲の受け取り方が変わるんです。

 

 なので、今はあくまでミラバッシの方が好きですが、いつか違うピアニストを好きになっている可能性があります。

そういったのもジャズの楽しみの一つだったりするので、私は買って失敗かな?と思ったCDでも残しています。

 

評論家の人はそれを繰り返したりすると大変なことになるでしょうね。

 

今夜のおススメの1枚です。

仕方なしに2曲ほど選んでいますので聞いてみて下さい。

 

Giovanni Mirabassi - Cantopiano 03 - J'ai pas le temps d'avoir trente ans

 

Giovanni Mirabassi - Cantopiano 08 - La fleur du large


Smile

2012-02-16 | そのほか

やはり笑顔で一日過ごせるのが一番。

 

今日は少しは周囲の役に立てたかな。

久しぶりに頼られた気がする。

 

頼られて解決できるとついつい笑顔が出てしまう。

正直に表情が出せたなー。

 

ということで今日は笑顔。


洪水 ライヴ・インジャパン ’75

2012-02-16 | 音楽

今夜はちょっとビバップ、ハードバップ時代を外れて、ジャズ界には革新が起きた70年代の作品を聞いています。

 

演者はハービー・ハンコック。以前「処女航海」を紹介しました。

あの時からは大きく音が変わったハービーの演奏が楽しめます。

今回聞いているアルバムは『洪水 ライヴ・イン・ジャパン’75』です。

 

洪水 ライヴ・イン・ジャパン’75
ハービー・ハンコック,ベニー・モウピン,ポール・ジャクソン,マイク・クラーク,ビル・サマーズ,ブラックバード・マックナイト
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

 

その名の通り、ハービーの2度目の来日ツアーで1975年に収録されたものです。

私が生まれて幼稚園にも上がってない頃です。

 

1曲目は処女航海なのですが、これが最初の方こそアルバム『処女航海』と同じようですが、途中からリズムセクションが入ってくるや16ビートに変わっていきます。

当時エレクトリック・マイルスと同じようにエレクトリック・ハンコックと言われていたはずなのですが、いわゆるアコースティックピアノの演奏です。

しかし全然スピードが違う。

しかも聞いてるといつの間にか2曲目のアクチュアル・プルーフへ移ってる。

これがまたファンキーなハービーで、これまでBluenoteで出していた「処女航海」「TAKIN' OFF」と全く異なる。

この時点で「あーこれが洪水なんだー」と思い知る。

 

3曲目からエレクトリック・ピアノの演奏になって行き、ファンキー+エレクトリック+ハービーの完成。

4曲目「ウォーターメロンマン」なんて、元々収録されていた「Takin' OFF」に収録されていたものとは全く異なり、新しい曲を聞くような感じですわ。

 

60年代後半からマイルスもエレクトリック化を取り入れて行き、どんどんジャズの形態も変わっていった時期。

TVで見ていた「太陽にほえろ」は確実にエレクトリック化されたジャズがBGMで流れていましたし。

好き嫌いはあるでしょうが、私はこのころのジャズも嫌いではないです。

むしろこのアルバムは時折出して聞きいっていることもしばしばあります。

 

Headhunters, "Introduction, Maiden Voyage" (1/2)

 

Headhunters, "Introduction, Maiden Voyage" (2/2)

 

Headhunters, "Actual Proof" (1/2)

 

Headhunters, "Actual Proof" (2/2)

 

是非スタートの2曲を聞いてみてほしい。

「なんじゃこりゃ?」と拒否反応が出る方もいるかもしれませんが、ジャズって一口に言っても色んな形態あるんですよ。

。。。怖いですね。


楽器

2012-02-15 | こども

前にも言ったことがあるのですが、娘のYuに楽器を習わせたいと思ってます。

 

父としてはクラシックギターを習ってほしいなーと思うのですが、まあウクレレでもいいし、サックスでもいいし。

(もしウクレレやりたい!と言った日には今私が使っているFamous-5を与えて、私はKAMAKAあたりのコンサートを買う!)

ピアノであれば姪っ子のピアノを送ってもらえるのでそれでもよし。

 

何でも良いので「音楽」に興味を持ってほしい。

音楽は心を豊かにするし、楽器を弾くことにより指先を使い、脳にも良いんじゃないかと思うし。

でも楽器習おっか?と聞くと「いや」。

遊べなくなるもん、だそうです。

まあ気持ちは分からんでもない。

 

今日たまたま私の帰宅時間とYuの水泳が終わる時間が一緒だったため、奥さん運転で帰ってきました。

水泳教室の下に音楽教室もあるので、そこで貰ったパンフを眺めています。

 

昨日私がウクレレ弾いてたら、

「ちょっと貸して~」

とジャガジャガやったりしてたので、ボチボチ薦めてみようかな。


I Can See Forever

2012-02-15 | 音楽

今宵は娘が早く寝たので、2枚目を聞いています。

今聞いているのは、中々の夜ジャズです。

ハリー・アレンの「アイ・キャン・シー・フォーエヴァー」。

 

どっちかっていうと、「ジャケ買い」でした^^。

この覗きこんでいるチビが可愛いなーと思って。

 

アイ・キャン・シー・フォーエヴァー
ハリー・アレン,ギルヘルム・モンテリオ,ジェイ・バーリナー,ロン・カーター,グレディ・テート,ジョー・アシオン
BMG JAPAN

 

ジャズのテナーサックス奏者なので、がっつりゴリゴリ吹く派なのか、しっとり聞かせる派なのか、全く分からず購入。

聞いてみると後者でした。

 

確かに1曲目ヴォッサの名曲「Wave」から始まっているので、ヴォッサ色が強いですね。

彼の吹くtsは非常に優しく心地よいし聞き心地も良い。

 

という意味で夜ジャズかなと思います。

 

ちなみに知れっとロン・カーターが入っていたりするので驚きました。

 

下記は彼オリジナルのアルバムタイトル曲です。

 Harry Allen - I Can See Forever


My Funny Valentine

2012-02-14 | 音楽

今日はバレンタインデー。

街中もまだ店頭にチョコを一生懸命売っていました。

 

そういう日なので、今夜は私の持っているCDでバレンタインデーに似合うジャズを1曲を探しました。

・・・が何をもって似あうと定義するのか、頭が整理できず、結局今夜は久しぶりにジャズ界のスーパースター マイルス・デイビスをチョイス。

 

もうお分かりでしょう。

My Funny Valentine』です。

 

My Funny Valentine
Sbme Special Mkts.
Sbme Special Mkts.

 

くらーい感じでマイルスが吹き始める曲なので、なんかさびしい曲なのかなと思っていると実は違っていたようです。

実際には歌もあるので歌詞を見てみると・・・

訳)


ご覧なさい あの美しい鳥の姿を
誇らしげに美しさを競い合うその姿を
あなたは自分の姿を見たことがないの
バカな人
空ろな顔つきが 乱れた髪が
あなたの良さを隠してしまう
あなたは 気高く、真っ直ぐで、誠実で、真実味あふれた
そして ちょっと間抜けなやつ

あなたは私の恋人
すてきな、楽しいヴァレンタイン
私を心から笑わせてくれる
おかしな顔つきで、写真には向かないけれど
でも、私にとってはお気に入りの芸術品なの

姿はギリシャ彫刻より劣るけど
口元も弱々しい感じ
話し方だって、とてもスマートとは言えない
でも、髪の毛一本だって変えないで
もし私のことが好きなら
そのままでいて いとしいヴァレンタイン 変わらないで
毎日がヴァレンタイン・デーなの


 

という感じで、

「なんだよ、おのろけかよっ!」

と突っ込みたくなるような甘い歌なのです。

しかも恋人(♂)の名がヴァレンタイン、それにヴァレンタインデーをかけてるのですわ。

 

あまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっい!!(Ⓒスピードワゴン 井戸田)

 

このときのカルテットのメンバーはジョージ・コールマン、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスと豪華絢爛。

 

 

チェット・ベイカーと迷いましたが、やはり御大マイルスと言うことで今夜ものんびり聞きましょう。

 

Miles Davis Quartet : My Funny Valentine


診察

2012-02-14 | そのほか

今日は会社の診察医による面談。

 

案の定時短継続。

まあ分かってはいましたが残念。

 

診察医からは「あせらずいきましょう」と言われていますが、嫌が応にも焦ってしまう。

いつまでも時短で、大事な仕事を任せられないのも忍びなく・・・。

 

焦らず焦らず・・・・・。

それが一番難しい。


Fly With The Wind

2012-02-14 | 音楽

さてと、ゆったり、まったりとした時間になりました。

さっきの通り、今日はまあうまく回せずとも、先に進めるべく動いているので、まーよし。

 

でもすこーし心を盛り上げたいなーって時はこの1曲。

マッコイ・タイナーの『Fly With the Wind

 

 

この中でも1曲目のアルバムタイトル曲「Fly With The Wind」がいい。

オープニングから静からストリングスとフルートで始まり、一転強い流れるようなタイナーのピアノが叩きこまれてきます。

 

この手のジャズのジャンルは「スピリチュアル・ジャズ」と言われているようですが、そもそもジャズ自体がアフリカ・アメリカンをルーツとしているだけに、まあ行ってしまえば。「精神を高揚させるようなパワフルでエネルギー溢れる演奏」とか、「ディープで宇宙的な広がりを持つ作品」とか、「至福と平安な気持ちで満たしてくれる楽曲」とか、「地上の束縛から自らを解放し、さらなる高みに向かって飛翔させてくれる音楽」とかそんな感じ。

そんな蘊蓄よりなによりタイナーの力強いピアノが始まった瞬間ほんとにフワッと目の前に風を感じますね。

 

McCoy Tyner - Fly With The Wind

 

まあ夜にしては元気ある曲ですが力をもらえます。