うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

熊の発音

2014年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

ニュースを聞いているとよく、山に山菜採りに行った人がクマに遭遇した、というのをよく耳にするが、前からアナウンサーが言うときのクマという発音が気になっていた。マのほうにアクセントがある。僕らの感覚だと、これは目の下に隈を作った、というときの発音である。熊のときは、クにアクセントがつく。

森のくまさん

くまのプーさん

は、どちらもクにアクセントをつける方が普通だと思う。

ウェブを探すと、こういう疑問を持った人はたくさんいるようで、Q&Aとかに良く出てくる。総合すると、伝統的な日本語では意外なことにマにアクセントがつく方が正当だが、近年はクにアクセントがつく呼び方もある、とされているようだ。隈はすみのほうの暗くて黒っぽい部分を示し、動物のクマも、黒い動物なのでそこから来たんだろうとも。

検索では、ゆるキャラのくまもんの、地元での発音が違う、というのも出てくる。僕らはこれもくにアクセントをつけるが、熊本ではアクセントをつけず、ポケモンのように発音するらしい。

また話が流れるが、投資の世界でブル・ベアという言い方がある。強気の相場のことをブル(雄牛)といい、ウシが角を上に突き上げる様子から上げ相場、反対に弱気はベアつまり熊で、熊が腕を振り下ろす(または背中を丸める)ことから、下げ相場、を意味するそうだ。

僕はこのブルとベアの区別が長い間頭に入らなかった。どっちも強そうだし。下げを狙うのも戦略だから、弱気と言ってもウサギみたいに逃げるようなたとえではいけないのだろうけどね。

写真はノベルティ商品のあまりで、2体ともおなじもの。パペットになっていて、裏返すと熊になったり、ウシになったりする優れものだった。職場でよくおもちゃにしていた。

コメント (2)
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