突然ですが お宅の味噌は 手前味噌ですか?
それとも 買ってこられる味噌でしょうか?
もし 買ってこられる味噌の場合 表示は どのようになっていますか?
今回は あえて
「味噌汁の効能と その効果を発揮するための大切なポイント」を お話したいと思います。
大寒を過ぎ そしてここ最近 皆様のフェイスブック上で
「手前味噌つくり」の光景を 今年も拝見しています
いいですね
大豆・塩・麹という シンプルな材料で 作る味噌。
元来 味噌には この3つで作る
熟成発酵食品です。
麹菌は 1年以上熟成することによって
大豆たんぱく質はアミノ酸に 分解され、ビタミン・酵素を多量に含み、
消化吸収にも優れる万能調味料に変わるのです。
何より酵母が生きていますから
何かのキャッチコピーではないのですが
「生きたまま 腸まで届く」 というわけなんですね。
そして この 生きた酵母が入ってる味噌は
いろんな効果をもたらしてくれます。
それは
一般的に 「がんの発生率を抑制する」
「生活習慣病予防」
血圧や コレステロールを安定させる
動脈硬化 血栓予防 脳卒中 心疾患予防
に繋がる
そして その他として 老化防止(抗酸化作用)
骨粗しょう症予防 等が あげられています。
また 近年では
「放射能防御効果」が 研究で明らかになってきました。
ところが この効果があるといわれる味噌は
先述の通り
1 大豆・塩・麹の3つを使う
2 1年以上熟成させる
(最低でも半年)
が 条件です。
では 一般に市販のお味噌は どれくらい熟成されているのでしょうか?
スーパーなどで売られている味噌は 一般的に
温醸法 といって発酵を 強制的に3か月程度で完成させてしまうものが
多いようです。
これですと いうように 味噌の効果は見込まれません。
無添加 と書かれていても同じです。
熟成がなければ 味噌としての効力は ないに等しいと
言ってもいいでしょう。
そしてもう一つ
味噌は 発酵するものです。
が この発酵を抑える
酒精が施されることが多いです。
そうすると もはや その味噌に求められるものは
風味であって 味噌本来の意味
日本人に必要な 発酵食品とは 違うものになってしまうのです。
酒精が施されていない市販の味噌には
空気の抜け穴のような 小さい呼吸穴が
容器についています。
ですが その前に 原材料を確認することが必要です。
そしてこれは 醤油も同様です。
味噌つくりは 決して難しいものではありません。
とっても楽しく そして 出来上がると
何とも愛しく 美味しさ100万倍という 素敵なものです。
今は ちょっと難しいという方も
多いですよね。
でしたら せめて 大切な日本人のルーツ食発酵食ライフの
礎・味噌は
是非 市販のものをお求めの際でも
原材料を確認されることをお勧めします。
そして 元来日本人が必要だからこそ毎日頂いていた
味噌汁パワーで 健康な毎日を送っていきたいものです。