このプロジェクトについて
5月には伊勢志摩サミットが開催される志摩地域。にぎやかなイメージがありますが、現在人口は5万人。毎年、1,000人ずつ人口が減っています。
「このままではいけない、消滅自治体になってしまう。新しい地場産業を創ろう」そう考え行動している中で、友人のご縁で伊勢志摩に足を運んだVOGUE等でも紹介されたインディゴアーティストでデザイナーのTatz Miki(タツミキ)氏と出会いました。
そこから伊勢志摩のインディゴプロジェクトは始まり、私は志摩地域の荒廃農地をよみがえらせるべく活動を開始し、友人、知人に声をかけました。
本プロジェクトでは、伊勢志摩の休耕地を開墾し、種から栽培したインディゴを含むタデその他の色々な葉を使い、すべてオーガニックな原料からインディゴ染料をつくります。
染料を作る際に使用する灰は海女さんが暖を取る際に使うウバメガシの灰を使用します。ウバメガシは伊勢志摩で多く自生し、備長炭の原料としても使われる木で、幹をカットしても再び幹や枝を伸ばす再生力の強い広葉樹です。
そして、インディゴアーティストTatz Miki氏とのコラボレーションによって、伊勢志摩のインディゴを使い、ストールを始めとしたインディゴの製品をつくります。
またその過程では、食材としてのインディゴ、「食べるインディゴ」の可能性も広げます。いつか皆さんには、インディゴ料理を食べに、伊勢志摩までお越しいただきたいと思います。
今回のプロジェクトの狙いは、伊勢志摩の休耕地を復活させ農業を興し、オーガニックに育てたインディゴの葉でデザイナーや地域の料理人とのコラボによって新たな地域の創生を目指すものです。
ぜひとも多くの皆さまのご賛同、ご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
インディゴアーティストTatz Mikiの世界観
https://www.facebook.com/tatzmiki
「人類史上、最も古い染料の一つであろうインディゴ。ぼくの仕事は、インディゴとともに新しい時代の扉を開くことだ。
2001年、徳島県のとある博物館で、偶然にも不思議な魅力を持ったその染料に出会った。染料は想像していたようなただの色水ではなかった。それは、宇宙に浮かぶ銀河を思わせるようなパワーと輝きに溢れる、モコモコと泡立つ生命のるつぼだった。過去のどの時代より、これからの時代にこそ求められる"未来の染料"だと見た瞬間に直感した。染料から引き上げられた布が空気に触れ、みるみる発色する様を目のあたりにし魂が震えた。その場で、この技術をマスターすると心に決めた。
もともと色のないものが、発酵、すなわち微生物の生命活動に支えられて鮮やかな色彩へと昇華していく姿は、言葉にならないくらい神秘的で美しい。このプロセスの一端を担うことを、ぼくは誇りに思っている。そして今日も小さな生き物たちと力を合わせ、強烈な生命の色を創る。(Tatz Miki)」
主な活動実績
2001 四国、徳島県でナチュラル・インディゴと出会う
2002 東京で自然発酵による染料づくりを独学ではじめる
2009.9 自らプロデュースしたイベントで作品の販売をスタート
2011.12 経産省のCool JapanプロジェクトWAOの参加アーティストに選出される
2012.2 ニューヨークで行われたWAO Future Tradition in NYに出展
2012.3 パリの装飾美術館で行われたWAO Future Traditionに出展
2013.3 伊勢丹新宿店リニューアルイベントFUTURE FORMALに参加
2013.5 国賓として来日したフランス大統領の元夫人、トリエルヴェレール女史への贈呈品としてLES BLEUSが選出される
2014.12 VOGUE JAPANの15周年特別企画としてANREALAGEとのコラボレーションでオリジナル・ブルゾンを制作
2015.2 インディゴ葉栽培のグローバル・プロジェクト、NOUVEL INDIGOをスタート
2015.4 セゾン現代美術館(軽井沢)のセゾン・アート・ショップにて販売開始
2015.8 経済産業省より日本が誇る優れた地方産品「ふるさと名物」The Wonder 500に認定される
地域の力を結集。関わるみんなが主役
農家
大阪から志摩に嫁いだ大東多美子さんとご主人の明さん。二人で荒廃農地を興しながら農業を始めました。Tatz Mikiさんから預かったインディゴの種を志摩の畑に撒き、見事インディゴの栽培に成功。種も確保することができました。
海女
志摩のベテラン海女、山下真千代さん。腕一本で自然と向き合いアワビ漁、伊勢えび漁にいそしむ。海女小屋で海女さんが海で冷えた体を温めるために使う薪(ウバメガシ)の灰を、インディゴ葉を天然発酵させて染料にするために提供してくれます
http://ama-yamashitamachiyo.com/
料理人
京都のオーガニック料理店でインディゴの料理に取り組んでいた高田知佳さん。志摩で海女になりたくて移住しました。得意の料理の腕を活かして志摩産のインディゴの料理やスイーツづくりに取り組みます。伊勢志摩インディゴプロジェクトでは、染料としてだけではなく食材として「食べるインディゴ」も推進していきます。
http://www.japanblue-ai.jp/eat/course.html
まとめ役
伊勢志摩食べる通信編集長の竹内千尋。伊勢志摩出身で地元が大好きな、伊勢志摩再生にこだわる馬車馬。過去には志摩市長等を歴任。常に地域の魅力向上に努めています。
https://www.facebook.com/chihiro.takeuchi.186
サポーターの皆さんへ
最初の目標の50万円は、志摩の竹を使ったバンブーハウス(竹のビニルハウス)を作る費用に使います。このバンブーハウスはインディゴの種から栽培、摘み取り、発酵、スクモづくりに取り組む過程で必要な作業スペースになります。
多くの皆さまのご賛同を得て、新しい地方創生の取り組み、伊勢志摩ブルーを実現していこうと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
ミュージックセキュリティーズ担当者より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160322-00000069-minkei-l24
そして、今回の「伊勢志摩インディゴプロジェクト」の魅力は、耕作放棄地の活用による農業の再生という、どこにでもあるような地方創生の話ではなく、その先に付加価値のある素晴らしい製品があることです。純粋にその美しさに心を奪われる、「これ素敵」「これ欲しい」と思わせる、そういう製品を通じて、伊勢志摩インディゴを発信し、伊勢志摩発の新しい地域ブランドを創出することだと思います。「伊勢志摩ブルー」「伊勢志摩インディゴ」の誕生が今から楽しみです。(杉山)
「そらの発電 伊勢志摩太陽光ファンド」はこちら
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=481
リターンについて
1.伊勢志摩に来て楽しんでいただけるリターン
海女小屋で食べる、あわび天丼コース食事券:3,000円
インディゴ料理を楽しむイベントご招待:3,000円
2.Tatz Mikiが手掛ける伊勢志摩ブルーのインディゴ製品のリターン
・伊勢志摩ブルーのチーフ(サイズ: 50cm×50cm)
伊勢志摩ブルー〈Début〉のチーフ:5,000円
伊勢志摩ブルー〈Aube〉のチーフ:7,000円
伊勢志摩ブルー〈Victoire〉のチーフ:10,000円
天然発酵させたインディゴのチーフは、染めの過程を繰り返すことによって、色が濃くなります。写真のチーフは、薄い方からそれぞれDébut、Aube、Victoireです。染めの回数はDébutは一回、それ以外は染料の状態によって変わりますが、Aubeは20-30回ほど、Victoireは60-70回ほどです。
・伊勢志摩ブルー〈Début〉のスカーフ(サイズ: 50cm×160cm):30,000円
・伊勢志摩ブルー〈Début〉のストール(サイズ: 70cm×180cm):50,000円
※実際の色が写真の色と異なることやサイズが変更になることがございます。
3.伊勢志摩には行けないけど気軽に応援したい方のためのリターン
・貴方のお気もちにお礼のメッセージとあおさ:1,000円
・伊勢志摩インディゴチャイ:1,000円
応援ありがとうの気持ちを込めて、お礼のメッセージに特産のあおさ小袋または伊勢志摩インディゴチャイを添えてお送りします。お好きな口数でお申込みください。
※リターンの詳細は、リターンコーナーをご覧ください。