乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

敏馬神社   妹とこし 敏馬の崎を 帰るさに ひとりし見れば 涙ぐましも  巻3-449

2010-07-12 | 民俗考・伝承・講演



          敏馬神社(みぬめじんじゃ)





 現在『レンピッカ展』開催の兵庫県立美術館からほどなく近い敏馬神社に行く。

 敏馬神社は万葉集ゆかりの地。

 前日に講座を受講していた私は雨降る中 敏馬神社の境内に立ち、以前に出てきた歌を思い浮かべる。



 大伴旅人(おおとものたびと)

  

   妹と来(こ)し 敏馬(みぬめ)の崎を 還(かへ)るさに ひとりし見れば 涙ぐましも 

                              万葉集 巻3-449
                             (敏馬は「見ぬ女(め)」の掛け詞)

   行くさには ふたり吾が見し この崎を ひとり過ぐれば 心悲しも

                              万葉集 巻3-450 








          神戸市灘区岩屋中町4-1-8











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