「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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グループホームの虐待

2006-03-11 | ●介護録(~2015.2月)
入所者に虐待?グループホーム指定取り消しを検討 (読売新聞) - goo ニュース

昨夜、ニュースで所長の会見を見た。一部分だったので、話の流れはわからなかったけど、放送されていた言い分は、納得いくものではなかった。

「認知症についてもっと勉強してください」

なるほど、その場に集まった報道関係者が認知症にくわしいとは思えない。例えば、デイを拒否する母をなんとか連れて行こうとあの手この手を使っている時、また、家からどんどん離れていく母をUターンさせようと、ああだこうだと言葉を繋げる時。何も知らない人から見ると「強制している、無理にひっぱっている」と映る光景。だけど、介護者としてはやむを得ず…という面がある。そういう意味で「もっと理解して」というなら分かる。でも、その後で所長の続けた言葉は

「分かってやってるならいいけど、本人は何も分かってない」…というような内容。

どういう質問への答えなのかはわからないのだけど、ニュアンスとして「分からないから止めるには罰を与えてもいい」と言っている?ようにも聞こえた

「アザなんて、高齢になると、ちょっとしたことでつくものだ」とも言ってたけど、ホント?

ローカルニュースで、このGHに出入りしていた医者の証言も放送されて、襟首をつかんで引きずりまわすようなこともあり(お仕置き)、血液検査ではあきらかに栄養失調だったという。
そして、GHの数が急増していることにふれ、一見「乱立」と思わせる。
今後ニーズのある分野だからと、簡単に参入してくる流れも困る。札幌市は、今後GHの新規参入は認可しないという話だった。だけど、GHが足りているのか…といえば、けしてそうでもない。

今朝の毎日新聞に、日本でGHで暮らす人々は全体の一割程度、3万人分しかないという記事があった。施設のないスウェーデンでは約半数、アメリカ・カナダでは4割がGHで暮らしているそうだ。
今後、一年に一万人、GHを増やし、6年間で9万人分のGH確保。施設や病院入所者を6万人減らす計画だという。

今朝の北海道新聞では、問題のGHが、書類に家族のものではない押印やサインをしていることも掲載されていた。