ご挨拶
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。
介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。
今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。
なぜって、まず、夜中の二時に起こされたこと。
トイレかなーと思っていたら、独り言が聞こえた。夜中の独り言ってコワイ。
「ウ○コしたい人がいるんだと、どこにいる?したい人、いないの~」
「ここには誰もいないよ」と振り切れば、自分の寝ていた部屋に戻り、やはりまた叫ぶ
「ウ○コしたい人、いませんか~手を挙げて~~」 ……不気味でさえある
そして次は四時半。パシャマのまま出ようとしたので「そのままじゃダメだよ」と声をかけた。「あら、そうね」そういって戻った母、このまま忘れて欲しかったけど、しっかり着替えてやはり出て行った。
私は朝の四時半からパシャマに上着をひっかけ20分歩かされたわけで、こんな時間であることの不満、さらにまだまだ寒い早朝、最初から攻撃的に母に対してしまったので、母の不機嫌さは絶好調。私を見る目は心底憎らしげだった。
戻ってからもしばらくは母の動きが気になって、ほとんど眠れなかった。
だけど今日はやらなければならないコトが一つ。内科受診。 前回の血液検査の結果、薬を飲んでいるにもかかわらず中性脂肪とコレステロールが激しく高かった。でも、医師も母のことを知っているから、「薬をしっかり飲んでね」くらいしか言わない。私とては救われる。「あなたがしっかりコントロールしなさい」などと言われると凹む。完全管理は難しい。
待合室で、私と同じような立場ではと思われる女性がいた。実母か義理かわからないけど、つきそいにきていた。名前を呼ばれて、「ホラ」(呼ばれたよ、行きなさい…といっているかんじ)と声をかけたり、お金の入っているバックをポンと渡す仕草に、「いやいやつきあっている」という雰囲気が感じられた。
ああ、きっと、私も同じに見えるのだろうなー。
自分としては、淡々とこなしているつもりだけど、絶対に、心でタメイキしながら母の行動を見、待っている私がいるはずだ。
今日は、中性脂肪が高いと言われ、母は凹んだ(その時だけ)
「だからお医者さんは、毎日薬を飲みなさいって、言ったでしょ」
「毎日飲んでいるのに、治らない」
「飲んでない日もあるから、きちんと飲みなさいって」
「毎日飲んでいる」
それから母は、看護師さんや会計の人に、「どうしたらいいでしょう」と聞きまくりだ。あーあ、どうぞ気の済むまで聞きまくってくれ……。
寝不足の私は、ちょー不機嫌。それでも内科へ連れて行った自分はエライ!と、自分に言う。それくらい言ってもバチは当たらないだろう。