「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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ベースボールではなく「やきゅう」

2006-03-24 | ■ファイターズ
何年前のこと?ヤクルト…だと思った…にやってきた助っ人外国人……ボブ・ホーナー?確か、こんな名前だったよね…この人が、日本でベースボールではなく野球をさせられた~とか、なんとか、そんな主旨の本を書いたでしょ。

それがメジャーの認識だった。
思えば「助っ人外国人」という言葉も今は死語。

でも、このWBCでの王JAPANの優勝で、「野球」がメジャーに認められた形になりました。メデタイ。

今日のテレビなどでは、むしろ、日本の「野球」こそがベースボールの本来の形だったと…そんなお話も。

メジャーがやってきた盛大なHRのパワー野球…私はよくわかんないけど、つまり昨年までの巨人…それが完全に否定されたカンジ。

韓国の、いい加減にしてくれ~と言いたくなる対応に比べて、アメリカメディアの対応は、とてもフェア。
そこには、メジャーももっとしっかり準備してかかれば、まだまだ負けないゾという気持ちもあると思うけど。

なんだか、今、松井の株が下がってるらしい。ちょっとカワイソウ~
後悔していないと彼は言ってる。でもおそらく、野球関係者は全員、OBも含めて、優勝した彼らを「うらやましい」と思ってるよね。思って当たり前。

実は、私もWBC前、友人と「松井は出ると思ったのに…」と話していた。逆にイチローのほうがクールに辞退しそうに思っていたから。

だけど、スター軍団より、今回のようなメンバーが、実はよかったのかもしれない。

明日はパリーグ開幕です。ハムはいろいろサプライズがあるようで、前売りも順調に売れてます。
テレビ朝日系列でオンエアで、解説は引退したガンちゃん!
また、TBS系列のラジオ局は、今年130試合(ひょっとするとそれ以上)を放送する予定だとか。

フフフ、ワクワクが始まるよ!
とりあえず、明日の新庄が楽しみ~~~

早々に、そうきたか…韓国

2006-03-24 | ■ファイターズ
イチローの発言に対して「らしくない」とか「言葉を選ぶべきだ」と語っていた人がいました(テレビとかラジオで)。
テレビのある番組で、日本が韓国に勝った後の韓国選手のコメントはとてもヨイもので、だからイチローの言葉はよろしくない…と語っていた人がいました。この方、いつも、日本とアジアの関係の話になると、「過去の戦争での被害者であるアジア」という視点で話をされることが多いような気がしています。(それはそれで別にいいんですけど…)

WBCが終わって二日、早々にあちらのお国からはリベンジの声です。いくらなんでも……あきれました。

先日、交流戦をやった方がいいな~と書いた私ですが、それは、WBCとはまったく切り離しての、新たな企画として、対抗戦でも親睦的な交流戦でもなんでもいいから定期的に続けたら…という気持ちでのこと。
まるでWBCの決着がついてない…とでも言うような理屈での再戦は……×です。

イチローは一選手です。当事者です。悔しさが言葉になって出るのも(その表現の仕方がどうか…というのはあるにしても)理解が出来ます。
しかし、今回の発言は立場のある方のもの。選手のそれとは次元が違います。

「恥ずかしい優勝」とはなんですか!!!
ぜーんぜん恥ずかしくないですよー。世界が認めてますから。
悔しさは次のWBCにぶつけてください。それがスジってもんでしよう。

韓国に負けたとはいえ、一点差ゲーム。
一月から準備してきた韓国と一ヶ月前に取り組み出した日本の差が出ていたのであって、試合ごとに調子をつかんだ日本が準決勝で本来の力を発揮したんじゃないの~~と素人の私は思ってるんですが。
マジに韓国の強さが上なら、準決勝でも、あのスンヨプがガンガンうって、日本が打てずに終わってたんじゃないのかな~。

それにしても……もし立場逆で、日本が「はずかしい優勝でしよう」なんて発言してたら、韓国は烈火のごとく怒りまくったんだろうな~……っていうか、選手たちは悔しいとは言うだろうけど、まさか韓国の優勝を認めないような発言をする人はいないねーきっと。次の大会でリベンジだって、そういうよね~~。

存在と行為

2006-03-23 | ●介護録(~2015.2月)
ケアマネとゆっくり話した。
彼女が施設勤務の時に、スーパーバイザーから言われたのが「存在と行為」の話。

つまり、問題行動などを止めようとする場合に、その存在までを否定していないか?と言うこと。
存在を肯定し、否定するのはその行為だけ。(否定と書くと語弊があると思うけど、そういうニュアンス)
なるほどな~~と、とてもわかりやすい理屈だった。

母の存在を否定するつもりはない。そんな気持ちで対応してはいないけど、「それは○○だよ、こっちが××だから…」そんなさりげないコトでも、母は自分が間違ったことをカムフラージュしようと「△△だったから、□□したのよ」と、こっちにしてみれば屁理屈を言う。
きっと、私の対応には「存在の否定」的な要素がひそんでいるんだろう。

難しい。

理屈はよく分かる。それを心がけて対応することはなんだか簡単そうな気もする。

だけど………デス。
存在否定などしているつもりはないけど、結果的にうまくいかないのであれば、やはり、何かが足りなくて、何かがズレているんだろう。

学生の頃、自閉症児と関わったとき、その子はとっても活発でよく話す子だった。私はその話に受け答えをしているつもりだったけど、スーパーパイザーは「かみ合っていないね」と言った。
あのときの私はいっぱいいっぱいだったし、あれ以上、何をどうしていいか分からなかった。
でも……考えてみると、存在の否定とまではいかないけど、「彼」をどう受け止めればいいのか迷っていたという事実はある。
そういうことが全部反映してしまうんだな~と、今は冷静に考えるコトが出来る。

「人」との関わりは難しい。それがたとえ親であっても。

HAPPY END、WBC

2006-03-22 | ■ファイターズ

3月21日は「春分の日」で祝日
これはもしかして、日本が優勝するために整えられた舞台ではないのかな……なんて思いながら試合を見た。

 熱いイチローを見られたことも収穫。

 けれども、あれこれ問題も残した大会。
アメリカ主導、審判、組み分け、投球回数、なぜか試合前にアメリカ国家が流れる。韓国の立場になってみれば、六勝しているのに決勝に行けないという理不尽な感覚。

でもとにかく「アジアは強かった」

 韓国とのピキピキした関係……。イチローの「屈辱」発言は確かにインパクトが強く、ブーイングも仕方ないかな。
あえて悪役になったと評価する人もいるし、あれはいけないという人もいる。
ただ、純粋に勝負に負けたという点から見れば「悔しい」のは当然で、相手が韓国でなくても、2連敗すればイチローにとっては屈辱だったのかもしれない。
歴史的にも先を走っている立場としてほかのアジアの国には負けたくないという思いもあるだろうし。
さらに、韓国は「日本にだけは負けない」という態度でくるので、特に意識していなかったこちらも意識せざるを得ない環境にあるような……。
だからといって、それをストレートにああいう場で発言するのは果たしてどうなのか…とも思うけど、スポーツでは、相手を挑発する態度に出るというのもよくあること。
それが、日韓の場合、言葉は悪いけど「たかがスポーツ」の域を越えてしまうという現実。(日本からすると、そんなつもりはいなのに…ってカンジだけど)

 この際、日韓交流戦でもなんでもいいから、もっと頻繁に韓国との試合をやったらいいんじゃない?
盛り上がると思うし、勝ったり負けたりしていれば、一つの試合にそんなに目くじらたてることもなくなるんじゃないのかな~~甘い??

北海道の平均視聴率は49%で全国1。(最高視聴率は60%!!)
寒かったからみんな外出ひかえたんじゃないかな~なんて思うんですけど……。

 


札幌のGH「いちわ」

2006-03-22 | ●介護録(~2015.2月)
虐待があるとして、事業資格停止になるらしい「いちわ」

昨夜も、ローカル番組で検証してました。

家族からは昨年六月から虐待があると申し出があり、道は何度が改善命令をだしていたらしい。

出入りしていた医療関係者の証言
「掃除をしていると、同じ所ばかりするな、こっちだろうといって、襟首をつかんでひきずっていた」
これでは、まるで強制労働。

親を入居させていた方の話
「2週間で退居したけど、その間に、やせ細った」
「ベットとカーテンを買ったから事後承諾で支払えと言われた」

GHは、使い慣れた家具を持ち込んでよいはずで、こんなふうに、購入を強制することってあるんだろうか。
さらに、テレビ局の調べでは、カーテン代金は25000円という高価なモノで、(ベットと同じ金額)しかも、その領収証は偽造。メーカーはカーテンを納入していない。
領収証を書いたメーカーは、知人に頼まれて、不信に思いながらも書いたらしい。その時に「カーテン代が随分高いんですね」と言ったらしいけど、相手は(確か、GHの業務課長。テレビの取材を拒否していたわ)「そうですか~」と案外ツラ~としていたので、「いつもこんな高いカーテンを買っているのかな」と思ったらしい。

テレビの調べては、カーテンは5000円以下の品物らしく、差額が何に使われたかは不明。

一時、家族の面会が禁止されていた時期もあると聞いた。

それにしても、会見した女所長のふてぶてしい態度は……アッパレです。

「あのGHはオカシイ」なんてことは、すぐに広まるものだと思うんだけど…。
いえ、仮にケアマネも荷担していたとしたら、情報のない利用者側にこのGHを勧めるのかもしれないなー

関西気質??

2006-03-20 | ●介護録(~2015.2月)

今日はとても風が強い。

我が家にやってきたヘルパーが「私は大大丈夫だったけど、○○子(母)さんならとばされるかもよ」と言うと…

「足の裏から釘出してるから大丈夫」と母。

 知らなかった、ロボットだったか……。つっこみどころだ。

 昔の母はこういうタイプではなかったのに…理性という扉が少しずつ壊れていって潜在していた関西人のノリが表出しているのかしら?

母も実は大阪のオバチャンだったのね


『夜と霧』

2006-03-20 | ▼ユルユル日常
一年時のゼミでこの本を読んだ。18歳…衝撃的。ナチスドイツ、ユダヤ人の迫害……言葉としての知識程度しかなかった私は、「アウシュビッツ」という収容所の名さえ知らなかった。
とにかく内容が深いので、語る言葉が見つからない。

今回この本をここに挙げたのは、本のレビューというより、そのゼミでのことを書いてみようかなーと思ったから。

何しろ、一年坊主、たいしたことも語れないのだけど、ゼミなんで、何かしら語らねばならないわけで……。

ある日、私は、「本を読むことで、その悲惨な現実を想像することは出来るけど、本当の痛みは分からない」というようなことを発言した。
私としては、正直に、現実に体験してみなければ本当の辛さなど分からないだろう…とおもったわけデス。
まさか、この一言に教授が反応するなどおもってもいなかったのだけど、「本当にそう思うのか」と念をおすように…いえ、「君は本当にそう思っているのか、それでいいのか」と疑問…というより批難?でもされているようなムードで突っ込まれた。

ビックリして絶句しそうだったけど、正直な気持ちだったので肯定した。その後の教授とりやりとりがどうだったか覚えていない。

時々、このことを思いだす。
そして、もしや私は教授に「本当の痛みは分からないから、仕方ない」「意味がない」「理解出来ない」と、そこで思考停止し、メッセージを受け取っていない、何も感じ取ろうしていない…と思われてしまったではないか…と、今は思うのデス。

私自身、もちろんそんな気持ちではなかった。経験しない痛みに鈍感なまま何も思考せず、何も感じず、自分には関係ないのだ…なんてそっぽを向いたつもりはない。
だけど私は、「痛みが分からない」と言い切ってしまったんだろうか。だったら思いは伝わらないってことだ。

例えば、友人の中には、介護未経験の立場でどんな言葉を言えばいいのか分からない……と伝えてくれる人もいる。

今の私は、「介護のあれこれを特に分かっていなくったって構わない、経験しなきゃ実感出来ないのは当然で、言葉なんてきにしないで。ちょっと声を掛けてくれるだけで十分」と思う。

痛みや苦しみや辛さが想像であってもいいと思う。そこで、感じることを、考えることをやめないで、拒否しないで、受け止めようとすればいいんだから。

あのときの私は言葉が足りなかったのだろう。

本当の痛みは分からなくても一生懸命、強く「思っている」こともある。

問題行動への説得と納得

2006-03-19 | ●介護録(~2015.2月)

ある日、母が、すでにパシャマ姿になってからトイレに行くといって靴をはき出した。私は玄関の母に「トイレはここだよ」と指し示す。当然、母のプライドが傷ついた。

「このまま行ったら汚れるでしよ」という。そりゃ、靴のままだと困る。
「靴を脱いだらいいよ」というと
「足が汚れる」という。
「トイレは裸足で入れるから大丈夫」と言っても、まったく受け付けなかった。
あげく、外に行って電柱の所で用を足すとか、ほかの家に借りに行くと言い出した。

マジに外で用を足されては…と思うと引き留めに力が入ってしまった。
それに、生理現象なのだからこのままガマンしても困る。
なんとかトイレに入ってくれたけど、方法が分からないかもれしないと心配になり、チラッとのぞいたら、私は「とても嫌らしいひどい人」にされてしまった。

 結局、母のイライラを募らせた。「あんな所はトイレてばない。あそこでは出来ない。汽車に乗ってMまで行って用を足してくる。こんな所にはいたくない」などなど……。(実際は寝てしまいましたが)

 トイレが分からない、というから「ここだよ」と教えれば、自分がトイレが分からなかったということを認めたくないようで「ここでは出来ない」という理屈を言う。

 認知症の難しさ。認識力・理解力は低下しても感情や感性が同じように低下しないこと。

「説得は無理。納得させるように。本人に合わせよう。無理や強制は×。」
理屈は知っている。だけど、目の前でパシャマ姿でトイレのために外へ行くと玄関で靴まで履いてたら…どう?マジで電柱で用を足しても、よそのお宅に入っていっても、本人のしたいように…と言ってられる?

 世間がみんな、「認知症だから容認しましよう」となっているならいい。
専門家さん、「認知症者の問題行動はすべて仕方ないことなので、どんなことをされても容認し、けして怒ったりせず、また、介護している家族その他々にも謝罪や補償を求めず、快くうけいれなさい」とでも告知してくださいな。法律でも作ってくださいな。

こんなこと言ったら、「本人のしたいようにといってもケースバイケースです」なんて言うのかな。「危険が伴う場合は別です」ってね。
まぁ、その通りだし。私の言ってることは極端だ。

 ただ、思わず力んで「トレイはここ」と言ってしまった自分に、これは間違った対応だと思いながら「電柱でする…なんて言われてわらってられるの!」と叫びたくなったのでした。


イチローが韓国に火を付けた?

2006-03-19 | ■ファイターズ
「大統領命令で六人のメジャー選手を招集。」
「兵役免除。」

国家あげてのプロジェクトの韓国と、日本や米国のモチベーションの差って大きい。

さらに、イチローが語った「30年くらいは日本とやりたくないと思わせるような方価値をしたい」という発言が韓国の新聞では「韓国は今後30年日本に勝てない」という内容で掲載され、韓国選手に火を付けたとか。

これって、ねつ造じゃないの?新聞がこんなことしていいの?いいのね、韓国は。相手が日本なら何をしてもいいんだろうね。

いやだなー……なんでこんな気持ちにならないといけないのかしら?もっと普通にフェアにやればいいじゃないの。スポーツの祭典なんだから。

こういう話があると、韓国語を覚えるのは楽しいはずなのに、グッーーーとやる気がうせる

かつての戦争時、傷ついた人々が反日なのは仕方ない。許せない気持ちは生きている限り残り続けると思う。
でもね、そうではない人々にいまだに反日教育をし、プロパガンタし、「君が代」にブーイングするとか、政治とは関係のない場で、そぐわない態度をとるのって、やめた方がいいよ~

なんだろうな~~すごく違和感がある
韓流ブームにのって来日するスターと一方での反日攻撃。両面使い分け。やはり反日は外交カード。

……なんとなく今日は、「もう韓国語勉強するの、や~めた~」と思っている…とりあえず、今日はね。

介護詩13  進行するということ

2006-03-18 | ●介護録(~2015.2月)

確実な歩み…崩壊に向かって

けして緩むことのない進行

昨日より今日、今日より明日
それは着実に進んでいく

だけど進行の痛みは母には向かない
すべて私だ

それは鋭い牙をむいて突き刺さる
毎日、毎日…

突きつけられる現実
逃れられない現実

全部受け止めて、見つめて…

私はそんなに強くない
戦い方もしらない

でも
進行は止まらない