そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

明石〔7〕

2007年07月28日 |  / 源氏物語
7/28
「雷鳴と風雨の夜に桐壺が夢に現れぶつぶついえり(朱雀帝の夢に)」
「桐壺に夢で睨まれそれからは眼病になる堪えがたきほど()」
「物忌みをすれど効果は顕れず逆に大臣が亡くなりたまう()」
「秋になり風がしみいる独り寝に催促したり連れてこいよと
(入道に明石の君を)」
「かたくなに身分の違いにふんぎりがつかぬ姫君会うこと拒む()」
「入道は吉日を知り会わせんと部屋を飾りて月を待ちたり()」
「あたら夜の月と花とをおなじくば心知られん人に見せばや(後撰集)」
「思ふどちいざ見に行かんたまつ島入り江の底にしずむ月かげ(伊行釈所引)」
「秋の夜の月毛の駒よわが恋ふるくもいにかけれ時の間も見ん(#59)」
「むつごとを語りあはせん人もがなうき世のゆめもなかばさむやと(#60)」
「明けぬ夜にやがて惑へる心にはいずれを夢とわきてかたらん(#61)」
「上品で背が高くて凛とせり明石の姫にいとおしさます()」
「思いとげおりおり忍びかよいたり噂が外に知られぬように()」

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明石〔6〕

2007年07月28日 |  / 源氏物語
7/27
「入道は思い叶える心地するやがて届けり源氏の文が()」
「遠近も知らぬ雲居にながめ侘びかすめし宿のこずえをぞとふ(#55)」
「思うには忍ぶる事ぞまけにける色には出でじと思ひしものを(古今集)」
「奥にいき急き立てたれどさて娘気おくれがして伏してしまえり()」
「眺むらん同じ雲居をながむるはおもひもおなじ思ひなるらん(#56)」
「明くる日に皮肉いいたり入道に代筆の文もらうことなしと()」
「いぶせくも心にものを悩むかなやよやいかにと問ふ人もなみ(#57)」
「恋しともまだ見ぬ人の言いがたみ心に物の嘆かしきかな(弄花抄所引)」
「思ふらん心のほどややよいかにまだ見ぬ人の聞きか悩まん(#58)」
「ありぬやと試みがてら逢ひ見ねば戯れにくきまでぞ恋しき(古今集)」

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