そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#3.0434-3.0435

2009年07月08日 |  / 万葉集
7/8
「風早の美保の浦廻の白躑躅シラツツジ見れども寂し亡き人思へば
(和銅四年辛亥、三穂の浦を過ぐる時、河辺宮人がよめる歌1/2首 #3.0434)」
「風早の美保の浦なる白躑見ては悲しいなき人思い()」
「みつみつし久米の若子がい触りけむ磯の草根の枯れまく惜しも
(歌2/2首 #3.0435)」
「猛りたつ久米の若子が触れれば磯の草ねが枯れるが惜しい()」
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万葉集#3.0431-3.0433

2009年07月08日 |  / 万葉集
7/8
「葛飾の真間の手兒名テコナはいかにして有名なるか逸話を知れん
(赤人が墓参りするほど)」
「古にありけむ人の倭文幡シツハタの帯解き交へて臥屋建て妻問しけむ
勝鹿の真間の手兒名テコナが奥津城オクツキノをこことは聞けど
真木の葉や茂みたるらむ松が根や遠く久しき言のみも名のみも
我は忘らえなくに
(勝鹿の真間娘子が墓を過れる時、山部宿禰赤人がよめる歌一首
、また短歌 #3.0431)」
「我も見つ人にも告げむ勝鹿の真間の手兒名が奥津城ところ
(反し歌 #3.0432)」
「われも見た人に自慢をせんとする真間の手兒名のお墓のことを()」
「葛飾の真間の入り江で玉藻刈るそんな手兒名を思い浮かべる()」
「勝鹿の真間の入江に打ち靡く玉藻苅りけむ手兒名し思ほゆ(#3.0433)」
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