そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

松原泰道師逝く

2009年07月30日 |  / 万葉集
7/30
「南無の会主催をしたる老師だが肺炎になりとうとう逝けり(享年101才)」
「ひからびるわけでもなくて淡々と生きておられた松原老師
(松原泰道師は101才になっていた)」
「先日に買い求めたる師の著作ベストセラーも百五円なり
(古本屋にて『わたしの般若心経』1972)」
「その息子哲明さんはいい歳も親父が偉大影が薄けれ()」
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万葉集#4.0509-4.0510

2009年07月30日 |  / 万葉集
7/30
「太宰府に丹比真人赴ける途路で残せし妻思いたり()」
「臣女オミノメの 櫛笥クシゲに斎イツクく 鏡なす 御津の浜辺に
さ丹頬ニヅラふ 紐解き放けず 吾妹子に 恋ひつつ居れば 明け暮れの
朝霧隠り 鳴く鶴の 哭ネのみし泣かゆ 吾アが恋ふる 千重の一重も
慰むる 心も有れやと 家のあたり 吾が立ち見れば 青旗の 葛城山に
棚引ける 白雲隠り 天ざかる 夷ヒナの国辺に 直タダ向ふ 淡路を過ぎ
粟島を 背向ソガヒに見つつ 朝凪に 水手カコの声呼び 夕凪に
楫の音しつつ 波の上を い行きさぐくみ 岩の間を い行き廻モトホり
稲日都麻イナビツマ 浦廻を過ぎて 鳥じもの なづさひ行けば 家の島
荒磯の上に 打ち靡き 繁に生ひたる 名告藻ナノリソの などかも妹に
告ノらず来にけむ
(丹比真人笠麻呂が筑紫国に下る時よめる歌一首、また、短歌 #4.0509)」
「白妙の袖解き交へて帰り来む月日を数みて往きて来ましを(反し歌 0510)」
「しっとりと添い寝をしつつ還る日を話などして発てばよかった()」
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