そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

羊のエトセトラ

2015年01月04日 | 日めくり帖

2015/01/04

「文化欄に羊に関わる謎二つ『干支』と『中也の羊の歌』と
 (干支に羊がなぜあるか、中原中也の詩にある『羊の歌』の意味は)」


「高崎にありし多胡碑に『羊』なる文字刻まれる目立って深く(多胡かできたときに渡来人が持ってきた?)」

「多胡碑とは上野国に多胡郡が新たにできて記念としたり(711年に設置された)」

「奈良時代『羊太夫』と云うがいて奈良と高崎一日で行き来()」

「聖書には羊に関わる記述あり『羊を右に山羊は左に』と(正義と悪の対比)」

「中原は心優しき羊にとなりたく思えど山羊ですごす(詩人の荒ぶる魂を抱えた『山羊』として生きた)」

「丘の上の森の蔭にと直く立って牧羊神のパン笙を吹く(上田敏の羊年の長編詩『牧羊神』を参考に改変)」

「漱石の『三四郎』には比喩としてストレイシープがリフレインされる
 (キリスト的な迷える子羊をテーマにしたか?この作品は、1907年の翌年に発表)」


 

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