そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

香坂王と忍熊王(14 仲哀天皇-4)

2015年01月21日 |  / 古事記・古代史

2015/01/21


「神功は大和に還るに噂聞く人の心の悪しき様子を
(1:御子のため喪船を作り隠れたるその身を乗せた船といいふる
/2:香坂と忍熊王は神功を殺さんとして待ち受けていた
/3:両王は斗賀野で狩の占いをすれど結果は凶と出でたり
/4:香坂は歴木クヌギに登れど怒る猪イノ木を倒しては香坂を食えり
/5:占いを恐れず忍熊は軍おこし戦いにでる
/6:空カラの船攻めていたれば喪船から軍兵おりて忍熊攻める
)」

「忍熊は伊佐比を将に神功は建振熊を将に戦う
(0:伊佐比は難波の吉師部キシベの祖先vs建振熊は丸邇ワニの臣の祖先難波根子建振熊
/1:山城に退きたれどにらみ合い互いに引かず膠着したり
/2:建振熊は相手をだまし『皇后がすでに死んだ』と白旗あげる
/3:弓の弦絶っていったん降伏し相手も弓をはずしてしまう
/4:それならと髪から弦を取出して矢をつがえては追い撃ちをする
/5:逢坂に逃げ退いて戦えど形勢不利で敗走したり
/6:近江なる沙沙那美の地で全滅し湖上に浮かび歌を詠いき
/8:振熊にきざまれるよりカイツブリの餌にならんと入水したり
)」

「いざ吾君アギミ、
振熊が 痛手負はずば、
鳩鳥の 淡海の海に
潜きせなわ。
(歌謡番号39)」

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