2018/07/30
「蜘蛛よりもががんぼ音がして陽気
(高浜虚子
/ががんぼを知らぬとわからぬ句ではある蜘蛛は陰気といっているなり
/ががんぼは跳ねて音する虚子はいう他にががんぼの句を見つけたし)」
「仕事場で不愉快なこと起こりたりしつこい男は真っ平ごめん
(つまらないことだったが虫の居所が悪かったのかしつこく文句を言われた)」
「怒りとはこころの泉真っ赤にしぐつぐつ煮たたし御すことできず
(血がドロドロに変わりぐつぐつなるようだ。先日講演で発言したときのこころの息苦しさとよく似ている)」
「語呂合わせ源氏の項に『あらすじ』をたして見易き体裁にする(桐壺、帚木を終える)」
「洗濯場とわたしの部屋をとりあえず張替したり残りの網で(明日網の仕入れにいかなくては)」
「九州で台風停滞風残り少し暑さは和らぎたるか()」
「資料にてガウスの発見辿れれどやはり難し夏は避けよと()」
「悔しさが諦めになり関心が薄れていくを避けねばならぬ(何年、何十年も脳裏に留めるしつこさが必要)」
「七月もいよいよ終わり特別な月八月となる()」
「正方形AとBとがありまして面積各々16と25なりしこのときのA,Bの相似比いかに(答えは4:5)」「()」