2022/01/06
「岡野さん去年の秋に叙勲され寿歌たてまつるたゆたうとした
[約八千首歌い未編の歌から、十首を][短歌]」
[約八千首歌い未編の歌から、十首を][短歌]」
「現とも幻ともなく詠いたる歌壇の翁幽玄である[][]」
「上の句と下の句の間に句読点をためしに吾も打ってみんかな
[岡野も打っている歌もある][技法]」
[岡野も打っている歌もある][技法]」
「九十七つの歳たまはりて今日寿の歌たてまつる[岡野弘彦1/10][短歌]」
「おしつつむ桜ふぶきに たましひは ほれぼれとして 身をはなれゆく[岡野弘彦2/10][短歌]」
「谷ふかく人歩み入る道みえてふるさとの山の春しづかなり[岡野弘彦3/10][短歌]」
「掌テにあまるま白き乳房。あふれくる母の乳汁チジルにむせて かなしき[岡野弘彦4/10][短歌]」
「をとめひとり 盗みて遠くのがれゆく。砂に埋もるる まぼろしの町[岡野弘彦4/10][短歌]」