そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

5.体言止めは一つに

2022年01月25日 | 三十一文字

2022/01/30
「体言で止める技法はアンカーを降ろしてズシリ余韻深まる[5.体言止めは一つに][俵万智]」
「体言が二つもあると重心がどっちにあるかわからないバランス的に問題のあり[][俵万智]」
「Q5-1:大阪に留まる理由がなくなって勤務地自由私は一人[自由と一人のバランス][俵万智]」
「A5-1-1:大阪に留まる理由がなくなって勤務地自由の私は一人[一人に重心][俵万智]」
「A5-1-2:大阪に留まる理由がなくなって一人の私は勤務地自由[自由に重心][俵万智]」
「Q5-2:ささがきし面取りをして落とし蓋ゆっくり歩む蒲公英の春[蓋と春が二つで分散][俵万智]」
「A5-2:ささがきし面取りし落とし蓋をしてゆっくり歩む蒲公英の春[落し蓋をするまでが、ゆっくりの序詞のようになっている][俵万智]」
「Q5-3:バスタブに泡だてて手にすくうシャボン幼い頃に見上げていた雲[シャボン玉と雲の体言が二つ][俵万智]」
「A5-3:バスタブに泡だつシャボンすくうとき幼い頃に追いかけた雲[][俵万智]」

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一月末作業

2022年01月25日 | 日めくり帖

2022/01/25
「ペタンクは晴れてうれしやいそいそと春近づける予感のありぬ[途中で曇ってきたが][]」
「朝からは万葉集の乱れ撃ち乱数により順番決める[あとは印刷の方法を決める][]」
「昼からは妻が車を使うから寄り道せずに直帰をしたり[][]」
「気がつけばはや正月も終らんと日々刻々と春に近づく[][]」
「今日明日に一月分の投稿をやってしまって弾みをつけん[][]」

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句切れの鑑賞

2022年01月25日 | 三十一文字

2022/01/28
「歌を切る初句切れ二句切れ切り方の鑑賞をして色々試せ[三句、四句、句切れなし等々][俵万智]」
「鑑賞2-1:蟻を飼う少年の眼をいじわるく見ており彼も孤独の眼する[平井弘][俵万智]」
「四句目に工夫潜みて変形の句切れを入れて倒置もしたり[必然の『も』を入れ切って共有感を][俵万智]」
「鑑賞2-2:幸福の系列にとほく大蟻の芝生越えをり黒くあらあらし[島田修二][俵万智]」
「四句切れ列から離れた大蟻は不幸で荒れて暴れていると[結句が字余りにもなっていて自暴自棄の感じ][俵万智]」
「句切れには以後の言葉を潔イサギヨく差し出すような働きがある[][俵万智]」
「鑑賞2-3:彼の世より呼び立つるにやこの世にて引き留むるにや熊蝉の声[吉野秀雄][俵万智]」
「にや、にや、でぷっつりと切り蝉の声配置をしたるは無機質な生[][俵万智]」
「鑑賞2-4:二日酔いの無念極まるぼくのためもつと電車よ まじめに走れ[福島泰樹][俵万智]」
「ポピュラーな句切れは四句ひと息をつける空白開ける手もある[][俵万智]」
「お願いをするに命令口調なり句切れで本音上手く出したり[お願いだから優しく走ってと言うのが本音][俵万智]」

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