「今日の龍馬伝」のコーナー。
とうとう「日本人」という概念が出てきました。
日本人・坂本龍馬の登場です
松平春嶽候に
「では、お前は何者だ」
って聞かれたときに、出てくるかな?と思いましたが、
うーん。溜めましたねー。
トータス松本のジョン万次郎もなかなか良さげ♪
(でも雰囲気、弥太郎とちょっとかぶってる?(笑))
軍艦操練所登場★ということで、海に浮かぶ船の写真。
(あの日に撮ったヤツ)
帆掛け舟だとより様になったのですが…
「今日の龍馬伝」のコーナー。
とうとう「日本人」という概念が出てきました。
日本人・坂本龍馬の登場です
松平春嶽候に
「では、お前は何者だ」
って聞かれたときに、出てくるかな?と思いましたが、
うーん。溜めましたねー。
トータス松本のジョン万次郎もなかなか良さげ♪
(でも雰囲気、弥太郎とちょっとかぶってる?(笑))
軍艦操練所登場★ということで、海に浮かぶ船の写真。
(あの日に撮ったヤツ)
帆掛け舟だとより様になったのですが…
そろそろ「百十踏揚行脚」記事も書いておきましょう。
ネタは色々たまってるのに、こんなマニアックなトピックはいかが?(笑)
■勝連城跡/城壁■
「仰せの通り、この勝連城は難攻不落でござる。この城壁を、誰がよじ登れましょうや」
と、屋慶名も相槌を打った。
「まこと、この城壁、上から覗くだけでも、身が竦む――」
と、言葉を添えてきたのは南風原であった。
口調に酔いはなく、
「昔は、この上に立って、逆立ちなどして、肝試しをしたものだが、
今や老いて、気も弱くなり、覗くだけでも怯んでしまいますな」
などと、気弱なことを言う。
ここで逆立ちか……下は切り落としたような数十丈の絶壁。
そうか、そんな肝試しなどを、南風原らは若き頃にはやっていたのか……
と、加那が感心していたとき、
突然、茂知附按司がムキになって、
「お主らも、まこと気弱くなったものじゃのう。
それとも、わしへの当て付けか。わしをも老いたと思うているのじゃろう。
隠居のことなぞ、チラつかせておるからのう。どうじゃ、南風原」
「わしを酔いどれの老人と侮るか、お前たちは。
わしは、その名もとどろく、勝連の按司ぞ。
まだまだ若き如きには負けぬぞ。見ておれ」
言うや、いきなり立ち上がって、ふらつく足取りで城壁の方へ歩いていき、
城壁へ手をかけてよじ登ろうとした。
「按司添の前、危のうござります。今宵は風もありますれば…」
兵が手を差し出したが、
「何の、これはわが城ぞ。わが城壁ぞ。何ぞ、怯むことやある。構うな」
「百十踏揚 184-」より (与並岳生著/新星出版)
阿麻和利の前・勝連城主、茂知附按司についての場面です。
今に伝わる茂知附按司の最期は、
阿麻和利の策略によって、城壁から突き落とされ死亡した、
と言い伝えられています。
―――が、それもこれも阿麻和利=悪モノとして仕立て上げるための
一伝説、とも取れなくもないですが。
で、そういう現在も残る言い伝えや風評も踏まえつつ、
与並岳生さんの書く「百十踏揚」での阿麻和利像は、
実に納得のいくものばかりでうなりっぱなしです。
というわけで、勝連城跡、一の郭の城壁をご紹介しました★
この日は黄砂に煙る日で見通しは悪かったですが、
「絶壁」という感じはわかっていただけるかと。