今日は所用で勝連に行ってきました。
天気も良かったので帰り際、
勝連グスクにもちょっとだけぶらり。
さて、これまで勝連グスクについても
色々とマニアックな鑑賞ポイントをお伝えしてきましたが
(東の郭とか南風原御門とか)
今日はこんなポイントをご紹介。
現在、三の郭に登るには長い階段が設置されていますが、
もちろんこれは安全上のもの。
元々は何かと言うと、石畳の坂道でした。
現在も階段のそばに確認することができるし
実際に歩くこともできますよ。
(過去撮影。大みそかの夜明け)
少しでも本来の姿を楽しみたい方は
階段ではなく、こちらを登ってみるのもいいかもしれませんね。
ただし、雨が降ったときは滑りやすく危ないので
晴れてる時にしましょう☆
では、せっかくなので久々の百十踏揚行脚!
■石畳■
(過去撮影)
その上グスクへ、踏揚は今、阿麻和利に導かれて登っていく――。
登り口は、途中までは割合広い石畳坂になっていたが、
防衛上からか、中ほどから人二人がようやく肩を並べるほどの
狭く急な石段となる。
うっかり滑ってしまうと、転落してしまいかねない。
踏揚は思戸に手を撮られて、一段一段、踏みしめるように、
ゆっくりと石段を踏み登っていった。
前に立つ阿麻和利は、時々立ち止まって、登ってくる踏揚を待ったが、
何も言わず、手も貸さなかった。
「百十踏揚 227-」(与並岳生著/新星出版)
百十踏揚嫁入りのシーンです
手を貸さない阿麻和利。
実はこの後、二人のステキポイントがあるのですが、
これは是非実際に読んで確かめてください(笑)