久米島にある天后宮(てんこうぐう)。
航海の神様、媽祖(まそ)を祀ったお宮。
那覇の久米にある上天妃宮(跡)と同じ種類です。
那覇のは天妃、久米島のが天后と呼び方が変わっているのは、
媽祖さんに与えられた称号が時代によって変化したため。
天妃は元代、天后は清代に皇帝から与えられた称号だとか。
確か位が違って、天妃<天后じゃなかったかな?
(記憶違いだったらゴメンナサイ;)
天后宮の瓦葺屋根。
ぴったり重ねた二重屋根とは珍しい。
菩薩堂(ブサードー)とも呼ばれています。
県指定の有形文化財建造物になっています。
一歩中に入ると供えられた泡盛の香りが。
中には媽祖像。
左右には千里眼、順風耳の二神もあったそうなのですが
どちらも戦後損壊し、なくなっています。
さて、なぜこの久米島に天后宮があるのか。
1756年、尚穆(しょうぼく)王の冊封のためにやってきた
冊封使一行が台風で座礁。
島の住民らによって全員が無事に助けられ
冊封も無事に行うことができた
という出来事に由来するそうです。
詳しくはこちらをどんぞ↓
広場には円形場。
側にある石碑は
「琉球国新建姑米山天后宮碑記」
風化してて文字はなかなか読みとれませんでした
媽祖さん。
媽祖。。。
リンちゃん。。。
完全ほっからかし。。。;;