がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

島添大里按司の墓

2014年05月06日 | ・琉球史散策/グスク時代

尚巴志の初戦の相手、
島添大里按司の墓です。

尚巴志の戦いでは北山討伐が有名ですが
(ドラマもあるしね)
個人的にはこの島添大里戦も
もっとクローズアップされてもいいと思ってます。

なんせ、尚巴志のデビュー戦なんですから。

島添大里グスクのある
崖の中腹にあります。

お参りの跡も見られました。

墓を塞いでいる石はグスク正殿の礎石?
島添大里グスクはやっぱり礎石のリサイクル率ハンパない(笑)

崖に沿うように這っていたガジュマルが
いつの台風でなのか、
べロンとはがれて倒壊していました。

墓の右手には柵があって、
内部が見れるようになっています。。。
(足場もある)

 

島添大里按司個人はどんな人だったんでしょうねぇ。

島添大里グスクは南山の二大勢力のひとつだったので
すごく力のある人物だったとは思います。

とゆーわけで、
南山の皆さんをそれなりにカッコヨク描いてみようシリーズ第3弾、
島添大里按司。

汪応祖の時と違って、割と本のまんまだけど(^^;
ちょっと若めにしてみた。

そんでもって、こっち勢力は縮れ毛ではなく直毛系で(笑)

ちなみに小説「琉球三国志」(加藤真司著/学研/1995)では
島添大里按司と尚巴志には隠れた関係があるという設定。

島添大里按司の墓は崖の中腹にあり
ロープや鎖が貼られているものの
足場も悪いのでちょっと危険。

自己責任でどうぞ。


読谷山花織の宴、お疲れ様でしたー。
賢雄役、トグチ君だったみたいね。うをぅ、見たかった!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする