鹿児島の琉球史巡りをするなら
ここは絶対に外せないスポットの一つ、
指宿にある枚聞(ひらきき)神社。
薩摩一の宮の由緒正しき神社です。
航海安全の神としても知られ
無事に本土上陸を果たした琉球使節も
ここを訪れ扁額を奉納しています。
(1773年~1803年のもの)
その扁額7枚が今も残っていて
常時見ることができます。
(撮影はダメかな?と思ったので写真なし)
枚聞神社は昔から海上守護の神として信仰が厚く、
中でも琉球王の崇敬が深く、
島津氏に対する入貢の航海中
遥かに開聞岳の雄姿を拝するや、
神酒を奉り無事を祈ったと伝えられる。
琉球王は航海安全の神徳を報謝して
「徳光普照」をはじめ数面の額を奉納した。
(枚聞神社宝物目録より)
宝物殿…かなり質素な作りだったけど
陳列棚なども含めて
もうちょっとメンテナンスできたら
いいなぁ(^^;
背後には優々と開聞岳。
純粋に、「きれい」です。
陽も傾き、雨の降る寒い中の
枚聞神社訪問でした。