沖縄ではお馴染の魔除けの置物(?)
「石敢當(いしがんとう)」
中国から伝えられたものですが
日本でも沖縄唯一のものではなく、
県外、特に鹿児島にはまだ多く残っており
今でも見かけることができます。
ということで、
琉球人の本土上陸の玄関口
鹿児島は山川の港町で見かけた石敢當コレクション。
歩きながらざっと目についたものだけでも
かなりの数がありました。
ちゃんとT字路の所に置かれてましたよ。
ところで後で復習して気付いたのですが、
山川の石敢當は実は
石敢當ではなく、石散當。
誤植してしまったのが広まり、
今は山川の6割が石散當なんだとか(笑)
読み方も「せきさんとう」。
元祖の「石敢當」は
読み方は「せっかんとう」。
また、石も四角ではなく
駒の形をしているのも特徴です。
同じ石敢當でも
違いがあるのは面白いですね。
これは山川の町最古の石敢當。
隣の木札が文化財としての案内板かと思いきや
地元小学生の交通安全標語なのは笑った(笑)
参/「モモトvol.14」「山川港まちあるきガイド」