安須森御嶽のふもとにある、
辺戸の大川(アフリ川)。
この川は由緒ある特別な川で
王国時代、ここで毎年
首里城に献上されるお水が汲まれ、
首里城の年始の儀式で使われていました。
現在、「首里城お水取り行事」として
再現儀式が行われています。
私はまだ生で見たことないな…
琉球七嶽のひとつであり、
琉球開闢の第一の場所である
辺戸岳(安須森御嶽エリア)から染み出て流れている
パワーある水、ということなのですね。
今でもしっかり水が流れています。
川の水は透明度も高く、
ひやっとしていました。
前回の儀式で使われていたクバの葉の敷物が
まだ残っていました。
ここにノロさんたちが座って
お水取りの儀式を執り行っていたそうです。
本島最北端である辺戸から首里まで
約100km。
当時の苦労がしのばれますが
それほど価値のある特別な水、
ということだったんですね。
同じく琉球七嶽のひとつである
藪薩の浦原の受水走水の水じゃダメだったのかな(^^;)
神聖な水スポットって色々あると思いますが、
場所によってパワーの意味合いや役割が
違ったりするのかもしれませんねー。