中国の晋の時代、
ある男が畑仕事をしてると雨が降ってきた。
桑の木の下で雨宿りをしていると
そこに雷が落ちかかってきたので
男は鋤をもって格闘し、
雷神の股を叩き折った(きゃーっ!)。
逃げられなくなってしまった雷神を見ると
唇は真っ赤
目は鏡のよう
毛の生えたツノがあり
体は牛馬
首は猿に似ていた
+
中国の書物『捜神記』に出てくる
雷神
を、その記述を元に描いてみました。
どんな雷神やねん
とツッコみたくなりますが
目が鏡の様というのは
稲光からのものなのでしょうか。
とりあえず、ビームにしてみた。
ちなみに
石垣市真栄里では雷は
飛び鳥(トゥビドゥリィ)」
というイメージもあったのだそう。
自然現象である雷を
色んな動物のイメージでとらえているのは
面白いですね。
参「沖縄のまじない」(山里純一著/ボーダーインク)