がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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雷神

2018年12月16日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 

 

中国の晋の時代、
ある男が畑仕事をしてると雨が降ってきた。

桑の木の下で雨宿りをしていると

そこに雷が落ちかかってきたので

男は鋤をもって格闘し、

雷神の股を叩き折った(きゃーっ!)。

 

逃げられなくなってしまった雷神を見ると

 

唇は真っ赤

目は鏡のよう

毛の生えたツノがあり

体は牛馬

首は猿に似ていた

 

 

中国の書物『捜神記』に出てくる

雷神

を、その記述を元に描いてみました。

 

どんな雷神やねん

 

とツッコみたくなりますが
目が鏡の様というのは
稲光からのものなのでしょうか。

とりあえず、ビームにしてみた。

 

 

ちなみに
石垣市真栄里では雷は

飛び鳥(トゥビドゥリィ)」

というイメージもあったのだそう。

 

 

自然現象である雷を
色んな動物のイメージでとらえているのは
面白いですね。

 

参「沖縄のまじない」(山里純一著/ボーダーインク)


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