和々的
古琉球人と近世琉球人の基本描き分け。
(※キラキラverじゃないやつね)
重視しているのは着物のシルエット。
(髪型はもうだいぶ認識が広がってきたような気がするので)
古琉球の方がゆったりとしていて
漢服のような感じになると思っています。
体の線を捉えないシルエット。
これがポイント!
現代の浴衣や着物のように
特に下半身が体の線に沿ったシルエットだと
個人的には違和感があります。
丈が長くても
もっとばさばさと
アクティブに動ける身幅(ゆったり感)だったと思う。
生地もとろんとした
シルクのような薄い滑らかなものではなく、
もっとがハリのある、
織が荒めで丈夫な(そして通気性のある)、
今でいう麻のような、
それこそ芭蕉布のような生地感だったのでは。
だから尚更、生地が体の線に沿わない、と。
帯の結び方は不明だけど、
(雪舟の描いた琉球人の図でも帯は見えない(´;ω;`))
個人的なイメージとしては
近世よりはややシンプルだったんじゃないかなー?
と思っています。
ただ、王様とか身分の高い人はその限りでない的な。
ケースバイケースはありつつ、
基本は↑かなー、と。
これが「正しい」と主張するものではなく、
あくまでもワタシがこれまで見聞きしてきたことから整理した
「描くための」イメージメモです。
近世と少し描き方を変えることで
古琉球感を出せると思いますよ。
参/「だれも見たことのない琉球」(上里隆史著) 他