【描いてみた】琉球史人物、を、33【キラ男子】の
喜界島のキャラクター、勘樽金に関連して。
喜界島・港(わん)にある
「御殿の鼻」という史跡です。
金毘羅神社とも。
目の前は、港(みなと)。
海が広がっています。
1466年、
尚徳王率いる首里軍が
ここから攻め入ってきました。
喜界島のリーダーであった長嘉や勘樽金は
ここで首里軍を迎え撃ち、
いったんは首里軍を跳ね返します。
その戦いの本陣であった場所。
ここには勘樽金の名前はありません。
(長嘉も是非キャラ化したいですね)
こちらが首里軍が計略を用いて
再上陸を計った荒木の港。
湾(わん)から南西に位置しています。
勘樽金は荒木村の人だったので、
もしかしたら勘樽金は長嘉とは別に、
ここで首里軍と戦ったのかもしれません。
(首里軍の再上陸は荒木ではなく別の場所、だとか
島の背後を突いたのはおとり部隊で
首里の主力部隊はやはり湾から攻め入ったという伝承もあり)
参/
「琉球王女 百十踏揚」(与並岳生著)
「真説 阿麻和利考」(高宮城宏著)
「琉球王国の真実」(伊敷賢著)
戻って、
御殿の鼻の中。
床板が傷んで波打ち
祠が傾いている……
(ゴミも……)
う~ん
沖縄の御嶽とかもそうだけど、
たとえ建物が古くても
その場所はこぎれいに保ちたいものですね。
+ + +
さて、
地図で見たら空港のすぐ隣だからと
一旦レンタカーを返し、
出発までの待ち時間に
徒歩で向かった御殿の鼻。
意外と距離があって時間が心配になり
途中で行くのを諦めかけました…
が、
やっぱり諦めきれず、
ちょうどやってきたタクシーを反射的に捕まえて(笑)
速攻で往復したのもいい思い出(^^;)