部屋の扉

えらいことになってます。

部屋の扉の鍵がかかりにくいんです。
ここ最近頻発している地震の影響だろうか。
それとも、既に老朽化したマンションが、遂に音をあげているのか。
どちらにしても放っておけない状況には変わりないわけであります。

部屋に帰って来て、内側から扉を閉めるときはすんなり鍵がかかる。
問題は部屋を出るときだ。
鍵を挿し込み、回そうとするのだが引っかかって回しきれない。
「カチッカチ」と途中で止まるのだ。
部屋に戻ってきたときは、たいてい余裕がある。
しかし、部屋から出るときは、たいてい余裕がない。
仕事の時間を気にしていたり、電車の時間を気にしていたり。
ランチの時間を気にしてイタリアン。
いろいろ気にしているわけですよ。
無駄に前髪ばかり気にしてる男子高校生みたいなもんですよ。
「前髪だけで人間決まらんで」って、優しく肩をたたいてやりたくなりますよ。


そんなこんなで、切羽詰まるわけですよ。
ドアを思いっきり押すと、鍵がかかるときもある。
思いっきり押しても、鍵がかからないときもある。
押してダメなら引いてみな。
といわれることもあるけど、ここで引いては解決にはならんですよ。
焦りと真夏日の暑さも加わり、じっとりと体は汗ばんでくる。
迫りくるタイムリミット。
かといって、さすがに部屋のドアの鍵かけずに出かけるわけにもいかない。

よく見ると、ドアを閉めても下に隙間できてんですよ。
けっこうしっかりした隙間ですよ。
たぶんこれを見たら、スキマスイッチもビックリですよ。
ドンキーコングもビックリですよ。
これぞまさに、「びっくりドンキー」ですよ。

ドアノブを持ち上げながら閉めたら鍵がかかりやすい。
そんなコツをつかんだと思ったら、
次の日には、そうやっても鍵がかからない。
キーポイントは別ってことね・・・

でも大丈夫さ。
心の鍵はいつだって開いているのだから・・・


ってか、そろそろ引っ越しかね。