知ったかぶりしないこと

スーツを選びにいった。

以前に一度買ったことのあるスーツのチェーン店
ちなみに紳士服のなんちゃらではない。
価格帯は同じようなものなのだろうけど。

人生でたぶん３度目ぐらいのことだ。
まずは就職の時に一度。
もちろんこの時は、地元の紳士服のなんちゃらだ。
次に友達の結婚式がある時に一度。
そして今回だ。

こうやって書きだしてみると驚きだ。
まず１８歳。
そして次は２５歳ぐらいだろうか、明確には覚えていない。
もしかしたら、あと１回は買っているかもしれないが、
はっきりと記憶には残っていない。

スーツとは縁遠い生活をしているわけだな。

お店に行って選ぼうにも・・・まずわからない。
わからないことが多すぎて、
何がわからないのかさえ、わからないような状態だ。

用途や好みを伝えて、店員さんにお任せすることにした。
知らないことには「知りません」と正直に言う。
そうすれば、かなりていねいに店員のお兄さんは教えてくれた。
平日昼間のお客さんが少ない時間帯だったので、
たっぷりマンツーマンで試着からレクチャーまでしてくれた。
偶然にも店員のお兄さんと同い年。
さらに背格好もちょっと似ていた。
とても自分をイメージしやすく、選ぶのが楽しい時間となった。

あんまりたくさん聞きすぎたから、
もしかしたらイヤな客になったかもしれないぐらいだが…


三十路を過ぎて、スーツの選び方もわからんやつ。
そんな見え方がするのかもしれないけど、
縁がないものに対しては、わからんものはわからんわけで、
目の前にはプロがいるのである。
知らないものは知ってる人に教えてもらえばいい。
知ったかぶりしたって、何の得にもなりゃしないんだから。


ってかね、
伸張180以上あるのに、シャツとかベストがＳサイズって・・・