仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

弘前海老トマト(青森県弘前市)

2024年05月09日 | 青森県

富士山とローソンの写真が昨今話題ですが

八幡平とローソン安比高原店の光景だってなかなか綺麗だぞと思う今日この頃。左手に見切れた岩手山の御姿も雄大で天晴。

 

ってなことで安比高原リゾート唯一のコンビニ駐車場の隅に積まれた雪が消えて間もない4月、桜の花の咲く弘前へ行ってきました。

この日満開宣言が出てすぐの土日という事で弘前市内は観光客が多数押し寄せておりどこも人と車が一杯。こんな日は市街地を離れて岩木山方面へドライブしていきたい。

お目当ては岩木山総合公園の裏手に在ります「岩木山の桜並木」こちらは車に乗ったまま桜並木を眺められる隠れた観光スポットとなっています。

城の桜と違って花の勢いはやんわり弱めですがこれはこれで自然で綺麗なものです。通りを進み程よいところで車を停め窓を開けて、岩木山から吹き降ろされる涼風を車中に入れながらシートを倒してひと眠りするのもまた良し。

しばしうたた寝をしていたら少し体が冷えてきました。西目屋村まで移動して白神山地ビジターセンター隣りに在ります日帰り温泉施設「しらかみの湯」にてひとっ風呂浴びさせて頂きます。

こちら源泉かけ流しの天然温泉でシャンプーリンス備え付け無しながら大人380円と非常に安価なのが有り難い。どうせお風呂セットは車に積んであるので無問題。

白神山地のふもとで岩木山丸見えという素晴らしいロケーションなのに露天風呂無しという残念ポイントを除けば、湯温は高めで座高キングの自分でも肩まで浸かれる深さも有って最高のお湯でございました。

 

さてせっかく弘前に来てるので一応城の桜も見ておこうかと夜暗くなってから弘前城に行ってみました。満開宣言から2日目でしたが外濠は少し葉桜が出ているかな。花筏はまだですね。

いつぞやに見た花筏は見事だったなぁ。

またいつか丁度のタイミングで見に来られたらいいな。

 

 

さてラーメンはこの日のお昼に頂いたこちら

今回は弘前駅前ヒロロ近くに最近OPENされました「弘前海老トマト」に行ってきました。

東京・新宿「東京海老トマト」ののれん分けで、弘前市富士見町「えびそば金行」の姉妹店だそうでネット記事見ててメッチャ気になってました。

弘前駅近くにラーメン店「弘前海老トマト」 女性と訪日客ターゲットに - 弘前経済新聞

トマト系のラーメンを出されているとの事で自分トマラー大好きなので絶対食べておきたい。駐車場が無いので近くのコインPに停めて伺います。

トマトのメニューは辛いのと辛くないのの2種。とりま辛くない方のこちらをオーダーです。

 

弘前海老トマト サービス盛り」980円

メニュー説明書きより:数種類の海老からとった出汁に鶏豚特製Wスープを合わせ、イタリアの契約農園が作る酸味を抑えた甘みの強い完熟フルーツトマトを贅沢に丸ごと一個分加えた、トマトスープのように飲み干せてしまう、トマトの甘みと海老の旨みを堪能できるラーメン。

券売機のところに説明書きが丁寧に掲げられていて分かりやすくて助かります。

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで濃厚に取られており軽くトロミあり。僅かに背脂を浮かべてコク深くかなり濃厚な味わいの動物系になってますね。

元ダレや塩気は控えめでまず海老がガツンときます。香ばしさが鼻腔を擽り食欲を掻き立ててくれています。トマトは想像以上に酸味が薄くて加熱されたトマト特有の香りをスープ一杯に湛えてくれています。

デカいお麩だなと思ったらバゲットでしたw

海老は雑味が無く旨味と香りの良いところのみを抽出されている印象。トマトもホールトマト的じゃない品の良さが有ってともに上品にまとめたスープだなぁといった印象。

スープ量はやや少なめながらサービス盛りではキャベツとバゲット(パン)が付いてきてスープに浸しながら食べたりも出来るので満足度は高いですね。旨し。

 

淡麗豚骨SOBA」890円

メニュー説明書きより:鹿児島県産の豚骨と宮崎県産の鶏ガラを合わせて炊いたスープを一晩寝かせ、翌日追いガラし、丁寧に旨みを抽出した臭みのないコクのある鶏豚Wスープに、選りすぐりの数種類のかえしをブレンドした、飲みやすく、食べやすい、ニンニクのきいた背脂ちゃっちゃ系淡麗豚骨ラーメン。

ということでこちらもベースは豚骨と鶏ガラの合わせでかなり濃厚な動物系がベース。細かい背脂が浮かべられて結構なこってり感を醸しています。

海老とトマトを排した動物系で勝負するスープという事で元ダレは薄口醤油主体でトマトメニューよりもやや強め配合。程よい塩気にニンニクを軽く効かせて豚の旨みをしっかりと押し出してくれています。

麺は共通のストレート細麺で加水率は低め。パツッとした固めの茹で加減でスープとしっかり絡みます。チャーシューは薄めカットながら大判の低温調理の肩ロース部位。旨し。

 

さて「弘前海老トマト」ですが2杯とも端々に上品さが感じられましてイタリアンって言うよりはフレンチな感じがしました(←個人的イメージ) そして店名を冠したメニュー「弘前海老トマト」ですが海老とトマトのバランス感が良好で強いオリジナリティを感じました。

ただトッピングはバゲットじゃなくて弘前風にお麩の方が良かったかも(合わないかな?)ごちそうさまでした。

(24/04/21)
弘前海老トマト/青森県弘前市駅前町6-6 M'sファラ1F

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緑屋(青森県弘前市)(3)

2024年05月05日 | 青森県

3月に用事で弘前へ行ってきました。

下道を使って国道4号線から弘前へ向かう場合、盛岡を過ぎて滝沢ICの辺りで4号から分岐して国道282号線に入って八幡平方面に進むのですが

仙台を夜に出発すると大体この辺りでうすら明るくなってきまして東の方角に逆光で照らし出される姫神山の稜線が美しくていつも癒されてます。

反対側には有名な岩手山も見えるのですが運転席からよく見えるのは姫神山の方。神々しくて眠気も吹き飛びますね。大好きな山です。

奥の細道 シングル・バージョン 2021 Remastaring - YouTube

 

 

さてラーメンは弘前市の運動公園近くに在ります「手打中華 緑屋」(店名クリックで前回記事へ)で頂いてきました。ここのラーメンってたまに無性に食べたくなりますね。

スープは醤油・塩・味噌の3種あり。醤油と塩は普通の麺・手打ち麺の2種から選択可能となっています。そういえばいつも醤油ばかり食べてるんで今日は塩頼んでみよう。

 

手打ち塩らーめん」850円

早速のスープですがベースはガラ味で香味野菜が効いており油脂分はやや少なめながら十分なコクをもたせたもの。

スタンダードな動物系ベースに合わせられる塩ダレは野菜の熟味を感じさせる味わいのもので塩気は強すぎず程よい加減。気持ちゴマ油を潜ませて香りを立てて食欲をそそってくれています。

今回チョイスした”手打ち麺”の方は手もみで強く縮れを持たせた平打ち中細麵でやや柔らかめ食感ながらしなやかなコシがあり加水率は高め。ツルツルなのど越しが塩スープとよくマッチしていて旨いです。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

こちらは定番「らーめん」850円

早速のスープですが醤油ダレは昆布系を効かせてやや甘めの調味がされておりカドが無く見た目よりもしっかりとした味わい。

津軽中華らしく煮干し主体の魚介系がしっかりと効いていてバランスの良いいつまでも食べ飽きないようなスープになってます。

麺は緩く縮れを入れた細麵で程よいコシがあり手打ち麺より気持ち固めな茹で加減でスープとよく絡みます。(麺の写真間違ってましたので修正しました5/5付)

お麩が乗らずトッピングが若干寂しい印象ですが海苔やナルトが欲しいかって言ったらそうでもないですしやや小ぶりなチャーシューにシャキシャキ食感のメンマ、ネギとこれで必要十分なのかもしれんぬ。

 

さて「手打中華 緑屋」ですが所謂”こういうので良いんだよ”的スープと麺でホッとする味わいで美味しゅうございました。そういえば今回初の塩に加えて味噌も食べた事なかったんで次回はそちらも頂いてみたい。

(24/03/16)
緑屋/青森県弘前市豊田1-1-2

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長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店(青森県弘前市)

2024年05月02日 | 青森県

イトーヨーカドー弘前店と言えばバスターミナル直結という好立地で弘前界隈では隆盛を極め1994年当時大手のダイエー弘前店@ジョッパル進出を11年足らずで撤退に追い込み弘前ではデパート扱いとまで言われた人気店で今でも食料品コーナーとか大賑わいでつぶれるそぶりも見えませんが確かに上の階はガラっててIYはアパレルが売れないとダメみたいで

とりゃあ♪(懐かしいフレーズ)

 

2月に用事で弘前に行った際、久しぶりにイトーヨーカドー弘前店に立ち寄って来ました。ヨーカドーと言えば仙台民には今年1月のアリオ仙台泉店閉店が記憶に新しいところですがこちら弘前店も今年9月めどに閉店が決まったらしい。

閉店後ロピア等を傘下に持つOIC(オイシー)グループが事業を引き継ぐようで廃墟にはならないで済むようですがロピアって仙台ヨドバシに出来たスーパーでしたっけまだ行ったことありませんがTV「坂上指原のつぶれない店」で見ましたが活気のあるスーパーのようですね。

さてヨーカドー弘前店ですがこういう折々に休める場所があったりして高齢者に優しくて好きなお店でした。ステッキホルダーってあるんだ。自分もいつかお世話になるのだろうな。

 

せっかくヨーカドーに来たのでラーメンでも食べていきたい。

ポッポで…という手も有りましたがこれは全国どこでも食べられるので(そのうち東北からなくなりそうですが、汗)

店内バスターミナルとの連絡通路付近に在ります「らーめん亭」(クリックで過去記事へ)に行ってみたら30分待ちの札が出てたのでパス。凄い人気だ…。

フードコート側に戻りまして今回は宮城県名取市にも支店(クリックで「仙台名取店」記事へ)が在る「長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店」へ行ってみます。

こちら2021年4月OPENしたばかりの長尾中華そば初の弘前出店店舗となってまして、何気に青森市と弘前市ってラーメン文化が違うんで弘前でどれほど支持を得られているのかチョイ気になります。

あと今年9月のヨーカドー閉店後どうなるかも心配(涙)

さてメニュー見ると長尾中華の名物”朝ラー”もやってる模様。9:00~10:30(L.O.)ライス付きあっさり500円ってメッチャ安い。ポッポ並に安いじゃん。スーパー内のフードコートが朝9時から開いてるのも何気に凄い。

「にんにぼ次郎」なる二郎インスパイアメニューも気になりましたが今回は新潟燕三条系っぽいこちらをオーダーしてみます。


背脂煮干」900円+「鬼脂」50円

少なめ・普通・鬼脂(+50円)から背脂の量が選べるとの事でそりゃもう鬼脂を頼むしかない。

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで雑味なし。スープ表層に分厚い油膜が張られていてさらに乱切りの背脂がドボドボと浮かべられていて超絶豚甘こってりなベースがパンチ有り。明らかに普段の長尾中華とは別物のスープになってて面白い。

# 背脂の海に僕はまどろむ(来生たかお風)

醤油ダレは薄口しょうゆ隊の味わいで塩気が強くそこに片口煮干し主体の魚介系がしっかりと効いていてふんだんな旨味あり。磯海苔がスープに溶け込んで磯の香りをプラス。タマネギの刻みが強めに薬味を与えてくれています。

麺は固めに茹でられた極太麺でゴニッとした食感のもの。インパクト強めのスープにしっかりと絡みます。チャーシューはホロっと柔らかめな仕上がりで味も上々。旨し。

 

弘前店限定「あっさり」800円

手打ち麺・ちぢれ麺からちぢれ麺チョイス

こちら弘前店限定メニューと書かれてましたが…あれ?本店にも「あっさり」って普通に有りましたよね?→→→(クリックで過去記事へ)やっぱり2019年9月に行った時「あっさり」有りました。どの辺が限定なんだろう?

 

さて早速のスープですが油浮きのほぼ無いスープは動物系不使用かな。昆布系を効かせた醤油ダレは濃口醤油主体で配合適量。煮干しの出汁がキュッと効かせてあり見た目以上にニボニボ感の強いスープになってます。

麺は強烈な縮れを入れた平打ち中太麺でやや柔らかめな茹で加減のもので弘前周辺でよく見かけるタイプ。トッピングもお麩を乗せてスープも麺もスタイルは津軽中華っぽいんですが、それにしてはスープの甘さが抑えめでその辺は青森市のお店だなぁと違いを感じたりする印象。あくまでも長尾中華流ですな。

 

さて「長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店」ですが弘前って朝ラー店少ないって思ってましたけれどもまさか駅前にこんな店があったとは盲点でした。駐車場無料ですし今秋9月のヨーカドー閉店前にまた来なくては。

(24/02/17)
長尾中華そば イトーヨーカドー弘前店/青森県弘前市駅前3-2-1 イトーヨーカドー弘前店B1F フードコート内

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