仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

味の大王 総本店(北海道苫小牧市)

2024年06月18日 | 日本全域

前回の続き)北海道旅行2日目は朝から雲一つない空模様。絶好のドライブ日和に恵まれました。

ただし13:30にはレンタカーを返却しないといけませんのであまり足は延ばせませんね。1泊2日の弾丸旅行なので仕方ない。今日は苫小牧周辺をぶらぶらしていきます。

苫小牧と言ったらホッキカレーで有名な「マルトマ食堂」(クリックで過去記事へ)が朝から開いているはず。ガイドブックに載るような凄い人気店なので並んでいるとは思うけど今日は平日だしそんなに混んでなかったら食べて行こうかな…。

いやいや思ってた以上に長い行列が出来てました。ぱっと行って即食べられるなんてそんな甘い話は無かった…(苦笑)

 

気を取り直して、昨晩寝る前に調べておいたスーパー「ビッグハウス明徳店」へ行ってみます。こちらの中に出店されている「グランシャリオ明徳店」というパン屋さんが隠れた名店の予感。

おおお焼き立ての菓子パンや総菜パンが香りよく陳列されてて目移りしてしまいます。チョコメロンパンとシナモンロールはマストバイですな。しかも全部安い。

さらに前日のパンが安くなってるのも嬉しい。こういうのは朝来ないとわからないから今日来て良かった。つい沢山買っちゃいましたがパンはそんなに重くないから食べきれない分はお土産に持って帰ります。良い店見つけたなぁ。いつかまた来ます。

 

あとは苫小牧に来たら名物「焼き鳥」が頂きたいところ。個人の専門店は昼飯時まで開かないようで待ってられないのでこんな時は困ったときのセイコーマート頼り。冷凍の焼き鳥パックを購入です。チンするだけなのにメッチャ美味しかった。

デザートに「フルーツ大福アイスバー@赤城」を購入。こんなアイスあったんか。仙台のコンビニでは見かけないような?セイコマは自社製品含め珍しいアイスがいつも置いてあるから楽しい。

 

さてその後は苫小牧市の国道36号線沿い「道の駅ウトナイ湖」に移動してしばしの休憩。

新千歳空港が近いので上空を飛行機が飛んでいくのをのんびり眺める事が出来ました。LCCピーチも飛んでますね。ピンクの機体が派手だなぁ(今更)

 

さて1泊2日の弾丸旅行もここまで。

ピーチ往路3,270円+復路2,299円+現地レンタカー3,000円(24時間)の他に、レンタカー183キロ走行で17.25リットル×166.8円→ガソリン代2,877円+仙台空港Pが2,000円と流石に交通費1万円では収まりませんでしたが、ラーメン3杯のほか海鮮寿司や菓子パン、ご当地グルメなど食べたいものをたらふく食べられて個人的には大満足の北海道旅行となりました。有難うLCCピーチ様。また格安便セールの方よろしくお願いします(笑)

 

 

さてラーメンの話に

北海道の三大ラーメンと言えば「札幌みそ」「函館しお」「旭川しょうゆ」の3つになりますが、もう一つ忘れてはいけないご当地ラーメンとして苫小牧・室蘭のカレーラーメンってのがあります。

個人的にカレーラーメン大好きなもので以前2021年10月に室蘭市の「味の大王 室蘭本店」で頂いたことがあるのですが当時デジカメのSDカードが壊れて写真データが消えてしまい記事に出来なかったことが有りまして(クリックで当時の記事へ

あと同じ「味の大王」でも室蘭の「味の大王」と苫小牧の「味の大王」とでは営業母体が異なるそうで味も若干違うんだらしい。今回は苫小牧の「味の大王 総本店」に行ってその辺を食べ比べてみたい。

メニューはカレーラーメンがメインで一応味噌、塩、正油と一通りあり。カレー系は「元祖カレーラーメン」をベースに辛さで「甘口~」「辛口~」をセレクト可能。辛口だけ辛味噌等が乗っかって少し高価な設定になってます。

味の大王は辛口に限ると公言されるフリークもいる人気メニューのようですが辛いの苦手なのでまずはデフォルトで頼んでみます。

カウンターで食券出して注文。ラーメンが出来上がるとベルが鳴り取りに行くセルフスタイルが食堂っぽくて良いですね。

 

元祖カレーラーメン」1,050円

早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせかなと思われましたがカレーが強すぎて正直言うとよくわかりませんが(笑)軽くとろみがあってエスビーの赤缶的スパイスがしっかりと効いていてなまらうまい。

一般的なカレーの辛さ指標で言うと中辛程度ですが黒胡椒等が入りスパイシーさは十分。モヤシが入っても水っぽくならない程よい濃厚さがあります。かといってトロミの割には塩気が強すぎないカレーラーメンに丁度いい塩梅なスープ仕上がりにさすがの老舗感を感じます。

麺は味噌ラーメン的な縮れた黄色い太麺が合わせられます。ワカメやネギ、モヤシがしゃきしゃきと麺に絡んで一気に頂くのが吉。個人的にはワカメが好印象でカレーの風味と絶妙にマッチしていると思います。

スープまでしっかりと完食です。ハマる一杯。

 

さて「味の大王 総本店」の「元祖カレーラーメン」ですが流石元祖を名乗るだけのクオリティがあって滅茶苦茶美味しかったです。そして以前頂いた「室蘭本店」との比較ですが…、美味しかったなぁという記憶はあれど味の詳細を忘れてしまいました(ヲイ)いつかまた室蘭の大王にも行かなくては。ごちそうさまでした。

(24/04/10)
味の大王 総本店/北海道苫小牧市字植苗138-3

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トマト麺 Vegie 三井アウトレットパーク札幌北広島(北海道北広島市)

2024年06月13日 | 日本全域

前回の続き)新千歳空港内にて至高の一杯を頂いた後はレンタカー会社の送迎時間まで空港のロビーで食休み。

13:30にクルマに乗り込んだ後はとりあえず空港からほど近いイオン千歳店に立ち寄りまして「サザエ イオン千歳店」にて道中のおやつを購入。

本当は白いおやき(大判焼き)の方が食感モチモチしてて好みなのですがあれは土日のみの販売との事で本日は販売無し。普通の茶色い皮の十勝産あずきのあんこと豆乳クリームのものをゲットです。

その後は本日の夕食を頂くべく札幌市方面に移動。「ラパウザ厚別通り店」に寄りまして軽くパスタとピザを頂きます。17時前に着いたら平日のランチメニューに間に合ってしまいドリンクバー付きで御安く頂けたのは良かったな。

札幌まで行って何故全国チェーンのラパウザなのと思うかもしれませんが仙台に無いんだから仕方ない(昔はあったのにね…)この旅では自分の食べたいものを食べていきますので、わがままな私を許して(いやいつもそうだろって話)

ドリンク6杯くらい飲んでお腹たぷたぷに満たした後は札幌を脱出して苫小牧方面へ移動します。途中車窓に差し込む夕陽が美しかった。

その後は閉店間際のスーパーをぶらぶら。以前室蘭行った時に焼き鳥弁当を探して立ち寄った「コープさっぽろ しが驛前店」の惣菜・パン類の充実ぶりが忘れられなくて(クリックで過去記事へ

苫小牧の「コープさっぽろ」を何軒か回ってみましたが品ぞろえがイマイチかなぁ。同じ系列でもお店によってだいぶ違うようです。ご当地「コアップガラナ缶」と「ミルクカステーラ」を購入してさらに数軒回ってみます。

トライアル苫小牧西店」に行ったらこちらが大ヒット。丁度値落ちしたばかりのようで夢の海鮮寿司が半額になってました。さすが苫小牧!なのかな?全国チェーンのスーパーだけど(笑)

三元豚のロースかつ重も元値から安い。上の段「15時以降に作りました」って下の書いてますけど下段売れ残ってるのに何で追加で作ったかな(笑)この後下段が半額になったので北海道関係ないけど購入。

「おすすめ」って言われたら買っちゃいます。オリジナルのおにぎりもめっちゃ美味しそう。半額になってから購入。

パンも見たことないやつばかり。

買ってみたいけど帰りの飛行機の手荷物が7キロまでなので全部は買えないので「ようかんホイップロール」という謎のパンのみ購入。パンは値落ちなし。

おっと今夜のドリンク(サッポロクラシック缶)も忘れずに購入。ちなみにここのトライアルって24時間営業なので夜中トイレ使えるのも有り難いっすね。

欲望を押さえたつもりが大量に買ってしまいましてマイカーだったらクーラーボックスで持ち帰れるのにな。とりま今夜のうちにお腹に収納しときます(笑)

 

 

さてラーメンの話に

お昼千歳から札幌に向かう途中、北広島市のアウトレットパーク内フードコートに在ります「トマト麺 Vegie 三井アウトレットパーク札幌北広島」に立ち寄っておりました。

こちら札幌市内の「空と大地のトマト麺 Vegie(ベジィ)」「Vegie WEST」の支店となりまして店名の通り「トマトラーメン」を主力とした店舗になります。トマトつけ麺もありますが今日はまず基本メニューのこちらを頼んでみます。

 

9種野菜のトマト麺」990円

早速のスープですがガラ味ベースは油量控えめであっさり基調。野菜の旨味を溶かし込んだスープは軽いとろみがあり過熱されたトマトがフレッシュな酸味をプラス。スープパスタにかなり近い味わいや雰囲気を感じます。

箸を受け取るところに粉チーズが置かれておりお好みでトッピング可能。スープ表層に少量振りかけたところとろりと熱に溶けて塩気を伴う旨味をプラス。乳製品特有の旨みがまた一味変化を与えてくれて良いですね。

トッピング野菜は一つ一つ手が入れられていてブロッコリーは柔らかく煮込まれていて何かのタレで味付けされてますしタマネギも少ないですがポトフのような柔らかさで上品。カボチャとかも全体的に柔らかめな食感です。

麺は加水率高~中の中太麺で固めの茹で加減のものが合わせられます。スープまでしっかりと完食です。あ、紙エプロン貰ったのに使うの忘れました(苦笑)

 

さて「トマト麺 Vegie」の「9種野菜のトマト麺」ですがレンコン、茄子など9種類の野菜で十分不足無しでしたが、ただ一つ一つの野菜がやたら美味しかったので次回はプラス220円で15種にして頂いてみたい。

(24/04/09)
トマト麺 Vegie 三井アウトレットパーク札幌北広島/北海道北広島市大曲幸町3-7-6

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えびそば一幻 新千歳空港店(北海道千歳市)

2024年06月10日 | 日本全域

LCCピーチの格安チケットが取れまして今年4月に一泊二日の弾丸行程で北海道へ行って参りました。

ピーチ往路3,270円+復路2,299円+現地レンタカー3,000円(24時間)

ざっくり交通費1万円以内で貧乏旅行を決行したい!

ちなみに当時、仙台から苫小牧までB寝台を7,700円で行けるキャンペーン(太平洋フェリー)ってのも気になってまして行きだけでも船で行こうかなとか思ってたのですが、

「『B寝台』で行こう!青春【北海道⇔本州】アクセス特割」

仙台港のフェリーターミナルって宿泊で使える駐車場が無くて仙台港まで公共交通で行くのも面倒だしそちらは断念。有料で良いから駐車場あったらいいのに。

 

さて飛行機が飛ぶか若干心配しておりましたが生憎のみぞれ模様の中を無事10:40新千歳空港に到着。道内移動はレンタカーを利用。車があれば宿の心配も要りません。ちなみに帰りの便が15:55なので逆算して13:30から24時間で予約。免責補償も無しにしたので絶対事故らないようにしたい。

レンタカー屋の送迎まで3時間弱あるので少し空港で時間を潰さなくては。新千歳空港内にある日帰り入浴施設「新千歳空港温泉」って一度行ってみたかったのですが大人2,600円もするんですね。山形のりんご温泉に8回入れる値段だ…。断念。

 

とりま新千歳空港ターミナルビル3階「北海道ラーメン道場」にて上陸一杯目のラーメンを頂いておきます。

まだお昼前の11時頃なのにどのお店も結構賑わってまして、ただそんな中でも以前大行列が出来ていた「えびそば一幻 新千歳空港店」が奇跡的に並び0(ゼロ)だったのでそそくさと並んですんなり着席出来ました。ラッキー。

以前かっぱ寿司の本格ラーメンシリーズ第1弾第6弾第10弾で頂いたことがありますがやっぱ本当の店舗で頂いておかなくては、です。

スープはえびしお・えびみそ・えびしょうゆの3種。それぞれそのまま・あじわいから選択可能。

「そのまま(あっさり)」えびの風味をそのまま活かしたストレートスープです。
「あじわい(こってり)」えびスープにとんこつスープをブレンドし、あじわい深く仕上げました。

麺はデフォルトで太麺ですが細麺に変更も可能。一番人気は「えびしお」のようでしたが海老と味噌の組合せが絶対美味しそうな気がしてこちらを注文です。

 

えびみそ」950円 ※あじわい・太麺選択

早速のスープですが豚骨ガラは濃厚にとられて雑味はなくマイルド基調。香味野菜も入り奥の深さが感じられます。

味噌ダレは数種のブレンドのようでどこか懐かしい風味のもの。ピリ辛で旨味の土台を作りエビは煮出汁と赤い粉末でスープに入り香ばしく芳香を漂わせて食欲を刺激してくれています。

海老には味噌が合うと予想していましたが案外味噌感が強くなくてその分海老の旨みがしっかり立っている好バランスなスープになっていてセンスの良さが感じられました。

麺は加水率高めの太い丸麺でツルツルな喉ごしのもの。盛岡冷麺の麺かと思いましたが(笑)濃いめのスープとのマッチングも良好です。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「えびそば一幻 新千歳空港店」ですがその後ずっと行列が出来て混雑してたので今回本当ツイてましたね。次回はえびしおを頼んでみよう。

(24/04/09)
えびそば一幻 新千歳空港店/北海道千歳市美々987-22 新千歳空港 国内線ターミナルビル3F

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白樺山荘 真駒内本店(北海道札幌市)

2024年04月19日 | 日本全域

前回の続き)旭川市で強烈インパクトな一杯を頂いた後は完全フリータイム。今旅のテーマ「忘れ物を回収に行く」も取りこぼしながらも概ね回れましたしあとはのんびり過ごすのみ。

 

そういえばサザエのおやき(大判焼き)が食べたいなと18:30頃イオン旭川西店に立ち寄ってみましたが生憎の売り切れ。結構早くなくなっちゃうものですね。

総菜コーナーを覗いたら美味しそうなお寿司が値落ちしてまして今夜の夜食にいろいろと購入。醤油も忘れずにゲットしておきましょう。

 

明日は今旅6日目でいよいよ最終日。千歳でのレンタカー返却期限が15時なのでとりま札幌方面に向かいます。

札幌のどこかで夜鳴きラーメンでも食べようかとススキノに繰り出してみたのですが0時過ぎだというのにどこもかしこも開いてるラーメン屋がことごとく大行列になってて兎角人混みが凄かった。コロナ禍も遠くになりにけり。平日なのになんでこんなに混んでるの?(笑)

夜ラーは諦めて「北欧の風 道の駅とうべつ」にて車中泊を決行。

こちらは2017年にOPENしたばかりの新し目な道の駅でして札幌から近いせいか夜中なのに若者がたむろしてたりしてかなり賑わって(ってかちょっと煩かったw)ました。でもトイレが綺麗なので何の文句も無し。

 

翌朝は起床後「北のたまゆら東苗穂」に移動してひとっ風呂頂いていきます。

こちら朝8時から開いてて大人490円で天然温泉で露天もあるって最高ですね。札幌って何気に日帰り温泉が安くて助かります。大広間も有るのでお風呂上がりに180度横になって休憩出来るのも有り難い。アラームかけないとこのまま夜まで寝てしまいそうです…

 

さてレンタカー返却前にサザエ@イオン千歳店に行きまして昨日買えなかったおやき(大判焼き)を土産に買っていきたい。

サザエのおやきにはノーマルな茶皮のものと、白いモチモチした白皮のと2種類ありまして個人的には後者が好きなんですが生憎この日は白皮のがお休みとの事でちょっぴり残念。茶色のをいくつか買いましたが、次回こそは白いおやきを食べたいな。ああまた旅の忘れ物が出来たかも…。

ってことで今回の旅もここまで。1泊6日で約2千キロ走りましたが道路が広いのでそんなに疲れないですし各地にグルメが有るからやっぱ北海道って楽しい。今回で根室・網走など道東エリアを回れたのでひとまず北海道を1周した気がしますが、まだ訪れていないもっとマイナーなご当地ラーメンとかもあるようなので次回が有ったらその辺を巡ってみたい。LCCピーチ様、格安セールをまたよろしくお願いします。

 

 

さて北海道を離れる前のラスト一杯は、この日のお昼に札幌市内の南区真駒内エリアに在ります「麺処 白樺山荘 真駒内本店」にて頂いておりました。

白樺山荘はそれこそ新千歳空港やススキノのラーメン横丁にもある超人気店ですがせっかくなので本店に乗り込んでみましたらログハウス風の店舗がなんともお洒落で雰囲気が良いですね。

メニューは味噌、正油、塩と一通りあり。本店限定鶏塩にも惹かれますがまずは定番のこちらを頂きます。

席にはゆで卵が置かれていて何と食べ放題な模様。いや素晴らしい。常識の範囲内でパクつかせて頂きます。

 

味噌」900円

早速のスープですがベースは豚骨で臭みは無く油量は強めでコク深く取られています。昆布系がさらりと効かせてあり根菜類も多めに合わせてあるようでボディの太いスープベースに仕上がっている印象。

味噌ダレは麹の効いたやや甘めな調味で配合もなかなかの濃い目。ただ塩気はそんなには強くなくて飲みやすさが有りますね。

野菜の甘みと相まったナチュラルな美味しさが有ってかすかに感じるゴマ油が良い隠し味になっているバランス感あり。札幌味噌系のスープには違いないけれどそのカテゴリーの中では少し味噌タンメン寄りなスープ印象かもしれません。

麺は味噌に合う黄色い中細麺で軽く縮れの入ったもの。チャーシューは細切れのサイコロ上で入り大き目なキクラゲは食感が良く板海苔、メンマ、カイワレ、ネギ、モヤシが少々入りシャキシャキッと頂けます。旨し。

 

」880円

早速のスープですが動物系のベースは味噌と共通のようで豚骨ガラ味に油脂多めは変わらず。スープ表層に軽く背脂が振りかけられてコクの強さが印象的です。

塩ダレは割とストレートなタイプで味醂系で少し甘みを加えてますが基本は動物系と野菜の旨みをそのまま生かした味わいになってますね。味噌よりも塩気が強くて磯海苔や昆布系の塩気も後押しになっているのかも。

チャーシューが豚バラのロールになってあと磯海苔が乗せられアトランダムに磯の香りをスープに与えてくれています。野菜は味噌には無かったニラとタマネギが入っていて味噌との差異化がいろいろと図られている模様。

実際スープの味わいもとんしお(豚骨塩味)的なものになっていて味噌とは全く異なった表情が見えるのは良いですね。美味いです。

 

さて「麺処 白樺山荘 真駒内本店」ですが平日にもかかわらず家族連れなど多数のお客さんで賑わって活気にあふれておりました。

「純連」「すみれ」辺りのいわゆる純すみ系のような味が濃くてラードたっぷりのストロングな札幌味噌ラーメンを食べなれてしまうと味が薄いような印象を受けてしまいますが、滋味に溢れた自然の旨味たっぷりの良いスープは老若男女に好まれる傾向があるかもしれない。ごちそうさまでした。

(23/10/04)
麺処 白樺山荘 真駒内本店/北海道札幌市南区真駒内柏丘3-1-40

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蜂屋 五条創業店(北海道旭川市)(2)

2024年04月13日 | 日本全域

前回の続き)オホーツク海を望む北の果てで懐古の一杯を頂いた後は少し雨が降ってきまして「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」へ移動して車を停めて一休み。

丘の上に見える光景がメルヘンチックだからこの名前なんだそうです。結構な観光地で割と賑わってました。

売店であの北海道名物の新商品?を発見。「白い恋人ブラック」ってなんやねん、ってまんまと乗せられて買ってしまいましたが美味しかったからいいや。

道すがら”菜の花畑”を発見。10月にまさか見られるとは季節感が…。


さてこの日は北見市のビジネスホテルに宿を取っておりましたので早めに予定を済ませて15時頃にはチェックイン。4日目にしてようやく身体を伸ばして寝られるこの喜びを少しでも長く味わいたい。

ちなみに道東エリアは北見市が比較的安い宿が多いようです。網走付近はちょっと高かった。

翌朝はお楽しみの朝食バイキングに舌鼓。この宿は季節毎に変わるスムージーが特色で「パインとマンゴーのトロピカルスムージー」「レモンとオーツミルクのビタースムージー」どっちもめっちゃ美味しくてお代わりしてしまいました。バイキング最高!

 

さてホテルを出た後は再び網走に戻りまして「北海道立北方民族博物館」へ行ってみます。

こちらは世界の北方地域の諸民族の文化を紹介する博物館でしてアイヌのみならず様々な地域の衣料や道具類など資料が展示されていて非常に興味深かった。白老のウポポイとも違った角度で見ることが出来て勉強になりました。

お土産コーナーではマペット欲しかったけどまぁまぁのお値段だったのと一つ買ったら全部揃えたくなりそうなので断念。でも可愛いっすね。次回買ってしまいそうな予感…。

 

その後は東進して小清水町に移動。小清水町のご当地ラーメン「恋麺」なるものが有りまして実は23年3月列車で浜小清水に来た時にシーズンオフで頂けなかったので(クリックで過去記事へ)今回再アプローチ。”忘れ物その5”小清水町のご当地ラーメン「恋麺」を食べてみたい!

お待たせしました 『恋麺』 いよいよ販売開始!! | 道の駅 はなやか(葉菜野花)小清水

という事で「道の駅はなやか小清水」に来てみましたが、あれ?イートインコーナーが改修中でした…。「恋麺」自体は他にも町内5店舗で提供されているらしいのですがその情報が2018年から更新されておらず、食べログ等にも恋麺の情報なし。もし行ってメニューに無かったら痛いので今回は断念しておきます。忘れ物その5は回収失敗となりました(笑)

仕方ないので前回頂いてメッチャ美味しかったじゃがいものスイートポテト「小清水とろり」を購入して先に進みます。

 

さてせっかく小清水町まで来たのでもう少し足を伸ばして人気ラーメン店「弟子屈ラーメン総本店」も行ってみたかったのですが明日最終日で昼にはレンタカー返却しないといけないので行程的に厳しいか。大人しく千歳方面に戻ります。

小清水町から旭川まで約220キロくらいで下道だと4~5時間で行けそうなので今日の夕飯は旭川ラーメンにしよう。

道中小腹がすきまして「道の駅 遠軽森のオホーツク」にて「ジオソフト 黒ゴマ味」を購入。小雨混じりで少し肌寒い中ベンチに腰掛けて景色を眺めながら頂きます。

10月だというのにヒマワリとコスモスが同時に咲き乱れてましたが何の天変地異でしょうか?(笑)昨日網走で菜の花畑も見たっけ。北海道の季節感ってこんな感じなの?

 

さて夕刻の旭川に着きましたら一日一杯ノルマのラーメンを頂きたい。

今旅で「梅光軒」「青葉」と頂いてきたのでそうなると御三家の一角「蜂屋」も食べておかなくては。あっさり寄りの旭川醤油ラーメンが続いたのでこってり系の旭川ラーメンも行っときましょう。

蜂屋は以前「蜂屋 五条創業店」(店名クリックで前回記事へ)の方に伺ったので今度は「蜂屋本店」へ行ってみよう!と思ってましたが閉店時間が少し早くて15:20の閉店に間に合わず。19:50まで開いている前回と同じ店舗「蜂屋 五条創業店」に再訪です。

蜂屋も青葉と同じ昭和22年の創業だそうで旭川の老舗ツートップって事になるようですが、青葉もそうでしたが店の周囲に漂う豚骨と醤油の匂いがラヲタにはたまらんですね。

ちなみに蜂屋のラーメンは焦がしラードをスープに浮かべるのが特徴。ラードの量も「濃い」「普通」からオーダー可能になってます。※メニュー表から「なし」の選択肢が消えてましたね。なんでだろう?

 

しょうゆラーメン」900円
焦がしラードの濃さは「濃い」で注文。

早速のスープですがベースは白濁で取られた豚骨ガラ味でかなり濃厚に取られています。豚のクセも結構残っており野趣味を感じられる強めの動物系になっています。

動物系と魚介系は鯵の丸干しとのWスープとの事で塩気を伴う魚介系の旨みがぎゅっとこれも強めに効いていて、そして焦がしラードがスープを覆うように表層に浮かべられていて鼻腔を突くような刺激的な香ばしさを醸し出しています。

ラード濃い目で頼みましたので見た目凄いインパクトですが味的に濃すぎる事は無くて、動物系の野趣味や鯵のクセが結構強いのでバランス的に醤油とラードの濃度はこれ位が個人的には好みですね。

麺は縮れの入った低加水の中太麵が合わせられます。初めて頂いたときは”山頭火”っぽい麺だなと思ったんですが、少ないながらも旭川ラーメンを食べ歩いてきて多少の差異は有れど概ね低~中加水率で緩い縮れの麺が旭川らしい麺なのだなという事が分かってきたような気がします。

 

しおラーメン」900円
焦がしラードは「普通

ラード普通で頼むと見た目が「なんつッ亭」「桂花」辺りの熊本ラーメンに似てますね。まぁ熊本はマー油で旭川は焦がしラードと油が違うのとあと蜂屋の方が若干創業早いようです。

 

さて早速のスープですが動物系&魚介系のWスープは醤油と共通で塩ダレを合わせたスープですが醤油ダレと塩ダレの差異が少なくてそれよりも焦がしラードの量の違いの方が味に与えるインパクトが強いです。

豚骨はやはり濃厚で豚のクセが強め。鯵の魚介系もなかなか強烈で鰯や鰹とは異なる特有の味わいが感じられて、そういう旨味がラードを減らした分分かりやすくなってきてますね。

ただ素材が出す塩気が強くて塩ダレだけだとまとめ切れていない印象が有り豚脂か焦がしラードなど間を埋めてくれるもう一つが欲しくなる感じなので、気分や好みでラードを増減できる蜂屋システムはその点秀逸に思います。

 

さて「蜂屋 五条創業店」ですがやはり”焦がしラード”はこってり好きにとって魅力的で再食の訴求力になりうるアイテムと感じました。旨味ではないのかもしれませんが香りも大事。次回は本店の方にも行ってみよう。

(23/10/03)
蜂屋 五条創業店/北海道旭川市五条通7丁目右6

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