仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

温もり中華そば 銀河(山形県鶴岡市)

2019年06月26日 | 山形県

夜の長距離移動を支えてくれるのはコンビニ。夜中でもいつも明るく営業してくれてて非常に有り難い存在。眠気覚ましに温かいコーヒーをドリンクカップに置いて車中をコーヒーの香りで充満させるだけでも気分が高まるというものです。

という事でGW旅行中もかなりの回数コンビニに立ち寄ったのですがたまたまローソンでスタンプラリーやってて集めてみたらサクッと集まっちゃいました。

しかも2周(笑)

ゴールデンウィークはローソンへ行こう! | イベント・キャンペーン | キラッとプリ☆チャン(ゲーム) | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ

景品のカード貰ったけど「プリ☆チャン」見てないからキャラがわからん。でも可愛いし恥ずかしさを我慢して貰っといてよかった(笑)

 

前回の続き)さて「史上最長のGWを堪能しちゃおう!」シリーズもいよいよ最終回。酒田市で最高の夜の一杯を頂いた後は「道の駅 庄内みかわ」で車中泊を。

と思って道の駅に行ったらほぼほぼ満車状態でビックリ。空いてない事も無いんだけどトイレから結構遠かったので道の駅での車中泊は断念。GW中は道の駅の人気ヤバイですね。

ならば今春、桜季節の旅行時に(勝手に)車中泊させて頂いた24時間やってる某スーパーMに移動。おおおこちらも結構車居ますね。20台近く停まってましたが道の駅よりは全然いい。何と言ってもこちらはスーパーだから酒とつまみを現地調達できるのが良いですね。

って事で早速鶴岡の地酒と少しだけ値落ちした惣菜を買いあさって車中で”宴”を開催しちゃいます。鶴岡の地酒は春に頂いて美味しかった「加藤嘉八郎酒造」(クリックで過去記事へ)のカップ酒「大山」をいくつか購入。ちなみにこちらの酒蔵は先日の山形沖地震でただならぬ被害を受けたらしい。

<新潟・山形地震>烈震、庄内観光に打撃 酒瓶数千本割れ、温泉も休止 | 河北新報オンラインニュース

地震報道は落ち着いた様子ですが被害を受けた人の生活等はおそらく全然落ち着いていない筈。そのうち支援活動という名の元に銘酒買い出し鶴岡ツアーを開催しなくては。それはまた近い未来に…

 

さて明日は仙台に帰らなければならないGW旅行の最終日に相応しい楽しい夜はあっという間。長距離ドライブの疲れにとろけるように睡魔に襲われてしまいます…。

翌朝ラッシュ前の時間に目が覚めたら駐車場にあんなに沢山居た車中泊のクルマが見事に1台も居なくなっててビックリ。ガランとした駐車場に自分の車1台がポツンと取り残されていた状況はちょっと怖かった。みなさん朝がお早いのね。令和元年5/1からいきなり出遅れマシタ。

まぁでも先を急ぐ旅でもない訳で。一宿一飯?のお礼に朝のジュースをスーパーで購入してから「道の駅 庄内みかわ」隣りの菜の花畑へ移動。残り少ない春の名残を鑑賞しつつ和みの時間を過ごします。

黄色い花を見ると飛び込みたくなる衝動に駆られる自分の前世は蜜蜂だったのかもしれない。黄色と黄緑のこのバランス感も絶妙。

 

 

とかくだらない事を考えている内にそろそろお腹がすいてきましたので朝ラーを頂きましょう。鶴岡市を含むここ庄内地方では何気に朝ラー文化が栄えてましてお手頃価格で頂ける店も多い模様。

てなわけで今回は庄内温海の名店「めん処 久太」で修業された店主が16年3月にOPENされたこちら「温もり中華そば 銀河」に行ってみます。

店主は「めん処 久太」時代に東京ラーメンショーに出展されたことがあるようで「第2回新人王グランプリ」を獲得されていて「銀河」の独立開店時に多数のメッセージを頂いている模様。知ってる名前がチラホラ。

[開催レポート]東京ラーメンショー 2013大盛況の開催! | 一般社団法人 日本ラーメン協会

朝ラータイムは朝ラーメニューのみの提供。

朝ラー 並」500円

早速のスープですがガラベースはかなりあっさりめで鶏油が浮かび鶏主体のベースに香味野菜もしっかりと感じられるスタンダードの教科書的なベース仕上がり印象。

魚介系も香りよく効かせてあり節系を強めに煮干しと昆布をさらりと香らせたバランス。醤油ダレは濃口と薄口のブレンドのような味わいでカドが無く円やかなタイプで配合は弱めで塩気も薄い。

庄内の中華そばに特有の甘味も少なく味気の強さが無くてスープとして飲み干すことが出来そうなあっさりとした味わいは朝ラー専用っぽいですね。※実際昼メニューと違うと書かれてました。

全てにおいて”あっさり”の範疇を越えない絶妙な朝スープに合わせられる麺はシルク麺との事で、ん?五福星関連店???

…かは分かりませんが、加水率高めのストレート平打ち麺はツルツルなのど越しが有りしなやかなコシを持たせてあって食感も上々。極あっさりなスープとのマッチングも良好です。少し佐野ラーメンの麺に近い雰囲気がありますかね。

スープまで完食です。旨し。

 

お店には他県ナンバーの車も複数来てて人気の程が伺えました。こってり系も食べてみたいしあと通年やってる「冷たいごまみそ担々麺」は絶対食べてみたい。これは修業店「めん処 久太」の人気メニューとの事ですが庄内って「冷製スープ有り担々麺」を出す店が多くて良いな。また来よう。

(19/05/01)
温もり中華そば 銀河/山形県鶴岡市下山添字一里塚152

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中華そば 雲ノ糸 酒田店(山形県酒田市)

2019年06月21日 | 山形県

前回の続き)少し時間軸がぶれましたが「史上最長のGWを堪能しちゃおう!」シリーズは後半戦。寂しいですがそろそろ帰路につかなくてはいけません。

青森県に別れを告げて国道を南下して秋田県秋田市へ移動。青森を夜に出たのでもう早朝位の時間になってしまいましたが国道7号線沿いに有ります「道の駅 岩城@由利本荘市」でシートを倒して仮眠を取ります。

GW中という事でほぼ満車状態でしたが車中泊ってブームなんですかね?超デカい風車がぶんぶん回ってて一晩中低周波音波を出してたのが印象的でした。※ちょっとうるさかった(笑)

道の駅 岩城|由利本荘道の駅ガイド

こちらの道の駅には日帰り温泉「港の湯」が併設されてまして日本海を眺めながらお風呂に入れるってのがウリなんです。

って事で朝風呂を頂こうと行ってみたら朝の開店9時から凄い人込みでビックリ。イモ洗い状態になりそうな予感がして入浴を断念。空いてるシーズンにまた来てみよう。

 

さて朝ご飯は秋田市内へ戻っていつもの「たいあん弁当」(店名クリックで過去記事へ)を頂きます。ブログ的にはラーメンを頂くべきなのでしょうがなんだかあのうっすい味付けの唐揚げが無性に食べたくなったのでした。

相変わらずボリューミーで良い良い。近くに有ったら通いたいレベル。うっすい味付がクセになります。

 

引き続き河辺エリアに移動して以前伺ったことのある「日進堂」(クリックで過去記事へ)で珍メロンパンを頂きます。…と行きたかったのですが残念売り切れ。夕方には入荷するという話でしたが旅の都合もあり断念。ちなみにメロンパンの何が珍しいのかは過去記事を参照下さい(^^

それにしても河辺ってロケーションが長閑で良いエリアですね。…冬は雪が凄そうで住むのは大変かもですけど。

 

さて秋田県名物「珍メロンパン」に振られてしまい大したアイディアも無いまま国道7号線を南下。秋田県を抜けて鳥海山を眺めながら山形県庄内エリアに移動。酒田市の「八森温泉ゆりんこ」で一風呂頂きます。

八森温泉ゆりんこ

お湯が茶色くて天然温泉の贅沢さが味わえて良いお湯でした。露天風呂が有るのもポイント。山の中のロケーションにある建物なのですがここもGWで若干混雑されてました。まぁこの時期はどこもこんなものなのでしょうかね。

 

 

さて酒田まで来てしまいましたので夜食はラーメンを頂かなくてはですね。

以前訪れたことのある「風林火山」(店名クリックで過去記事へ)の姉妹店「中華そば 雲ノ糸 酒田店」に行ってみます。

「雲ノ糸」と言えば2017年7月に鶴岡市へ「中華そば 雲ノ糸」の1号店を出店されて以来人気を博しており今回の酒田店が2号店。更に昨年末には「鶴岡弐号店」も出来たらしい。

メニューはラーメン系「煮干し中華」と「煮干し油そば」「つけ麺」の3種がメイン。「煮干し中華」のスープは醤油のみであっさり・こってり、細麺・太麺からチョイスが可能。麺量は小180g、中240g、大350gで50円刻みなのがお得で嬉しい。

その他お代わり自由?の「無限ライス」100円も見逃せない。無限ライスって夢のあるパワーワードだなぁ(笑)あと「デッドボール」100円って何だろう?キニナル…。

 

まずは定番メニューから「煮干し中華 こってり太麺」700円

早速のスープですがガラベースはかなりあっさりしていてスープ表層に浮かぶ鶏油がふんわりと動物系の甘さを醸し出しています。トッピングの背脂から滲み出る豚脂の甘さも相まってかなり膨らみを持たせたスープ印象有り。

さらに煮干しを効かせた醤油ダレもかなり甘めな仕立てで配合も強い。トータルで激甘なスープになっていて煮干しの旨味が結構マスキングされている印象。

加水率高めな平打ち太麺は強い縮れを持たせてありスープにガッチリと絡みます。山形らしい麺で力が有って良いですね。お腹が空いてれば大盛りで頼んでみたい。

チャーシューは豚バラ肉ロールが2枚。トロトロ柔らか仕立てで旨し。

 

煮干し中華 あっさり細麺」700円

こってりから背脂を抜いたのが”あっさり”ですが背脂が無い分スープバランスが向上して煮干しの旨味が引き立ってきています。それでも鶏油が若干強めではありますが。初訪だったりスープの素性を見るならまずは”あっさり”から頼んだ方が良さそう。

醤油ダレも共通。少し控えてるようですがそれでも甘さが強くて少し胡椒を入れて味を調えても良さそう。

麺は太麺より少し細い平打ち麺が合せられます。自家製麺と思いますがこちらも良い麺。無限ライスも良いですが+100円で麺ほぼ2倍(180g→350g)の増量も捨てがたい。旅行先じゃなければ大盛りで頼みたかったところ。

 

さて中華そばを主体とした「中華そば 雲ノ糸 酒田店」ですがG系・二郎インスパイアで人気の「風林火山」の姉妹店だからなのか動物系の強さが際立ったスープ印象が有って庄内のスタンダード中華そばとは少し異なった印象を受けました。

それにしても店舗内の天井が高いですが、昔なんかのお店だったんですかね。妻「天井が高い家にしてほんとよかったわね」 竹野内豊「そうだね」ってやり取りを思い出したりして(^^; ごちそうさまでした。

(19/04/30)
中華そば 雲ノ糸 酒田店/山形県酒田市御成町8-18

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中華そば あらや 本店(青森県弘前市)

2019年06月15日 | 青森県

前回の続き)弘前駅前のバスターミナルまで来たら例のあそこさ行がねばまねな(←ニセ津軽弁)

ってことで「NGT48のにいがったフレンド」青森ロケで青森県出身・奈良未遥(みはる)がオススメしてた甘い茶碗蒸しを買い出しにアート色強め(笑)の「虹のマート」へ向かいます。

20181119NGT48新泻朋友青森中篇_哔哩哔哩 (゜-゜)つロ 干杯~-bilibili←閲覧は自己責任で(^^;

店内は市場になっていて海産物や野菜果物など盛りだくさん。食事できるお店も有ってニシンそば・うどん490円とか美味しそう。

売場の隅っこでたたずむ世界的有名な二大某キャラクターも味わい深い。

 

さて聖地巡礼「おかずやハマダ」の甘い茶わん蒸しですが、ロッチみたいに食べ慣れてない人が食べたらビックリするのでしょうがでも甘さの中に昆布系の出汁が効いていて普通に美味しい。ちなみに銀杏ではなくて栗が入ってるのも高ポイント。食べたこと無い人は一度食べてみて欲しい。

ちなみにお店の人は奈良ちゃんを知らなかった模様(そりゃあね^^;)

「NGT48」もっと知って/青森出身3人娘PR|エンタメ|青森ニュース|Web東奥

それにしても奈良ちゃんと幼なじみだった對馬優菜子、話題のまほほん山口真帆らNGTの青森メンバー3名はビジュアル秀逸。腐らずまた何とか救済されて欲しい。

 

 

さてラーメンは今回も青森シリーズから

今回は弘前市内で何気にラーメン店激戦区となっている高田エリアの「中華そば あらや本店」に行ってみます。

「あらや」と言えば以前は青森市内に「あらや青森店」(店名クリックで過去記事へ)も有りましたが既に閉店。現在は弘前市内で鍛治町店と本店との2店舗が営業中っです。

一時期は朝ラーやってましたが早々に終了。弘前には朝ラー文化は根付かなかったか。

 

さて数年前に青森店で頂いた「あらや」で一番ニボニボなこちらをオーダー

こいくち煮干」750円

各種ラーメン大盛り無料との事で有り難く大盛で頂きます。

さて早速のスープですが豚骨ガラベースはややあっさりめで油量適量。こいくち煮干にはコラーゲンがたっぷり入っていますと説明書きが有りましたが、まぁ豚骨もしくは豚脂にはコラーゲンが入っているのでそういう意味ではラーメンは美容食ってことかな(笑)

ただ動物系は言うほど強くは無くて濃口のラーメンとして丁度良い塩梅。丁寧に旨味のみを抽出した動物系に大量の煮干が合わせられて芳香と共にスープの旨味をもり立ててくれています。

煮干しは煮出しと魚粉で入り期待を裏切らないニボニボ感MAXで良いですね。合わせられる醤油ダレは結構強めな配合。少量生姜が効いていて甘めで照りが有り味の強さが存分に食欲をそそってくれます。

麺はストレート太麺が合せられますが(変更可能)大盛にしたら結構なボリュームでビックリ。スープ量が少ないって訳でもないのですがもう少し大きめのドンブリで頂きたいところ。

とか何のかんの言いながらスープまでしっかりと完食です。ニボニボ補充完了。

 

支那そば」600円

こちらは「あらや」で一番のあっさり系。澄んだ醤油色のスープには油浮きがほぼ無く煮干が効いていてクラシカルな津軽中華の様相を呈しています。

お麩こそ乗りませんが縮れた極細麺がもはや様式美のそれですね。茹で加減はやや柔らかめで提供されます。

ただし味の方は「あらや」流にブラッシュアップされておりやや甘めに仕立てられた醤油ダレはあまり照りが入らずキレを持たせたバランス。

あっさり系ですが味の強さが有って麺大盛でもグイグイと頂けるようなスープに仕上がってます。旨し。

 

# ラーメン食べながら青森の東奥日報を読んでたらNGTの件が載っててまほほんが”本県出身”とか書かれててそれにしても「にいがったフレンド青森ロケ」時に表敬訪問してから数か月でこんなに激変しちゃうなんてね。

 

さて「中華そば あらや」ですが平日13時まではライス一杯無料との事でランチタイムがかなり混雑するらしいのですがこの日は遅い時間帯だったせいか割と空いてて助かった。若い女性店員さんが綺麗目で若干ロコドルっぽくて?ちょっと気になってしまったので(笑)毎週金曜日は餃子が100円だらしいので狙ってまた食べに来よう。

(19/03/23)
中華そば あらや/青森県弘前市高田3-4-5

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煮干結社 情熱★ビリー(青森県青森市)

2019年06月11日 | 青森県

前回の続き)引き続き青森放浪記。実は今年3回青森に行ってるんですが年明け1/10に行った時は八幡平とか吹雪で運転するの結構怖かった。

# ブラックアイスバーンに気をつけろ!

朝4時とかに車で国道282号線を通ろうってのがまぁ間違っているんですが(←自覚はある)ホワイトアウトしかけてて道も狭いしまぁ対向車がほぼ居ないのが不幸中の幸いでした。

んで何でそんな真冬に青森行ったかというと旬のアップルパイが食べたかったから。道の駅「ひろさきサンフェスタいしかわ」で店が開くまで仮眠を取りいつものアンジェリック弘前店に行ったら…なんと冬期休暇中でした(涙)

まじかせっかく来たのに。ってかこのブログいつもこんなんばっかり(^^;

 

気を取り直してアップルパイの新規開拓を。まずは親方町にある「マタニ (Matani)」へ。昔からある(昭和6年開業)パン屋さんですがアップルパイも人気。

紅玉を使い少しシナモンを香らせたスタンダードな作りのアップルパイは少し酸味が有ってどこか懐かしい味わい。青森らしく結構リンゴが沢山入っててこの値段はお得です。美味しい。

ちなみに「又二パン」って書くんですね。もしかして創業者の名前がマタニさんなのかな?

 

更にバスターミナルの方に移動して「Three Bridge (スリーブリッヂ)」もチェック。こちらハード系のパン屋さんですがアップルパイの評判も上々で一度行ってみたかったお店。

ちなみにアップルパイでは無く「ショソン・オ・ポンム」って言うらしい。すわっ意識高い系か。メロンパンも美味しそうでつい買っちゃいます。

こちらのアップルパイは林檎がジャムで投入されるタイプ。ハード系パン屋らしくパイ生地の仕上がりが上質でなるほどお店らしさが出てますね。

# 一瞬RainbowのVo.グラハムバネットかと思ったけどそんな訳は無かった。

 

さて夜はいつもの「道の駅なみおか アップルヒル」(クリックで過去記事へ)で車中泊をと思ったら何と冬の間だけ?イルミネーションを開催されててビックリ。

まだ20時頃でしたが見てる客は誰もいなくて、雪の中に放たれる鮮やかな色彩を独り占めできる幸せを感じながらしばし見とれておりました。

ただ結構寒くてあまり長時間は見てられませんで車に駆け込みます。なるほど他に客が居ない訳ですな(笑)

# 冬の青森もイイネ!

 

 

さてラーメンは今回も青森シリーズで過去食の未アップを。

仙台ラーメンフェスにも参加したことがある青森市「麺や ゼットン-絶豚-」(店名クリックで過去記事へ)の姉妹店でセカンドブランドの「煮干結社 情熱★ビリー」へ行ってみます。

青森市青葉エリアに有る頃に一度行ったんですが営業時間内に間に合わず閉店済みでありつけなかったんですが、2017年11月に国道7号線沿い石江の新店舗に移転してようやく初訪問です。

ゼットンが日本のレトロな商看板等をコレクションして飾る昭和の香り漂う店内なのに対して、こちら情熱ビリーはアメリカンなテイスト溢れる作りになっていてオールディーズがBGMで流れて来そうなお洒落空間になっています。たとえるなら青森ケントス的な感じ(古いねどうも)

移転前はラーメンとスープカリーの店という触れ込みでしたが現在はカレー系メニュー提供無しでラーメン一本に絞られた模様。

ラーメンは煮干し系メインで味噌も有り。煮干しは醤油の他に塩も有るのがビリーの特徴っぽい。

限定10食「ニボシキング」は売切れとの事でまぁこの夜中じゃそりゃそうか。

次に煮干しが強そうなこちらをオーダー

爆ニボ」780円

ラーメン雑誌クーポン利用で味玉サービス有り難く頂きます。平館産焼干しをベースに3種類の煮干しを加えた風味・コクが今までになかった新しい煮干しラーメンです。限界まで煮干しの風味を出しました。との事。

早速のスープですが姉妹店「ゼットン」の「デス煮干し」のような濃厚な色合いのスープを想像していたら清湯系の醤油色したスープが出てきてやや拍子抜け。うーん、本当にニボニボなのか?

とりあえずスープを一口頂きましたらおおなるほど。煮干しじゃなくて焼干しをメインに組み立てたスープのようで煮干しよりも高い芳しさを伴った品の良い魚介系の旨味が強く強く効いていてインパクトは十分。

醤油ダレは薄口醤油主体で甘さを排して風味を高めており塩気が強め。スープ表層には煮干しの香油が浮かべてあり熱々で旨味を閉じ込めています。

一般的な焼干しの御吸い物等で使われる量の数倍の焼干しを使っているようで魚介系の旨味豊潤。ニボニボ系としてのポテンシャルもなかなかです。

麺は「ゼットン」共通のオリジナル麺のようでその名は「Egoistの戯れ」・・・ビジュアル系か?(笑) ゼットンで頂いた麺よりも細麺が合せられてますが力強くも品の良さのある焼干しスープには良くマッチしています。

チャーシューは柔らかめでやや脂の乗ったバラ肉が2枚。ストイック気味なスープとのバランスを取ったと思われますが個人的にはモモ肉の方がこのスープにはよりマッチしそうな気がします。

まぁ何のかんの言いながらスープまでしっかりと完食です。旨し。

 

# トイレまでアメリカンでお洒落な。随所に隙無し。

さて「煮干結社 情熱★ビリー」の「爆ニボ」ですがスタンダード津軽中華の焼干し系を踏襲しつつもビリー流に進化させた新・焼干しラーメンといった一杯に思います。あーでもアメリカンテイストってラーメンには一切関係ないんですね(笑)まぁお洒落だからいいのかな。ごちそうさまでした。

(19/01/10)
煮干結社 情熱★ビリー/青森県青森市石江岡部61-4

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辻井もち店(山つじい)(青森県青森市)

2019年06月02日 | 青森県

前回の続き)GWラーメン遠征二日目は青森市に移動して桜の名所を回ってみたい。ガイドブックを立ち読みして合浦公園が有名と聞いて早速車で向かいます。

ところが…多分ここが青森市内で一番人気の桜の名所のようですが流石の人出で駐車場が満車で近づけず。下手な駐車場に停めて1時間5千円取られたら嫌なので…(ヲイ)

ねぶた祭のコイン駐車場、1時間5千円 普段の16倍超:朝日新聞デジタル

諦めて他に行こうとした時、国道4号線沿いに以前から気になっていた焼きそば店「やきそば焼翁(やきおう)」を見つけて立ち寄ってみました。

連食中なのであまりボリュームのあるものは避けなければいけないのですがついうっかり?いや確信犯的に「肉焼きそば(超)」800円を持ち帰りでオーダー。

焼翁さんの焼きそばは初めて頂きましたが、一寸味濃いめソースで味付けされた太麺がガッツリと盛られて3玉くらい?火傷しそうなほど熱々で提供されて青海苔の香りも良い。キャベツと豚肉もしっかりと入ってこの値段は破格ですね。

車中に焼きそばの匂いを充満させながら少し青森市内を移動して桜川団地付近にある「さくらのトンネル」に到着。こちらも隠れた桜の名所。車で通り抜けられるのが良いな。

車中で桜を眺めながらまだ熱々なテイクアウト焼きそばを頂くのも何とも乙なもので。(超)と言ってもせいぜい3人前程度?で楽勝と思ったら結構な食べ応えで(超)お腹一杯で幸せなひと時。これも遠征の醍醐味かな。

 

 

さてラーメンは青森シリーズで過去食の未アップ分から

老舗の餅店が手掛ける正統派の中華そばが評判を呼んで昼時はサラリーマンやOLさんで賑わう人気店「辻井もち店」へ行ってみます。

ちなみに「辻井もち店」は青森市内に2店舗有って合浦にあるのが通称”海つじい”幸畑にあるのが”山つじい”と呼ばれていて兄弟の方で経営されているらしい。今回は山の方にある「辻井もち店(山つじい)」へ初訪問です。

餅屋さんらしく串だんご、みつかけなどが売られていますがお客さんのほとんどがラーメンを食されてます。カレーもあるし冬季限定?で味噌おでんも美味しそう…。ですがラーメンブログなので頼むのは勿論ラーメンです。

中華そば 中」600円

済んだ醤油色のスープがなんとも郷愁を感じさせますね。

ベースは鶏ガラの清湯で鶏油が浮かびコクも有りますが基本はあっさりとした口当たり。醤油ダレは薄すぎず煮干しが効かせてあり適度な塩気と共に旨味を醸し出しています。

醤油ダレは少し甘めで照りのある味わいながら濃すぎないバランス感が絶妙。シャキッとネギが適度な薬味をプラスして食欲をそそります。チャーシューはモモ肉でスープが染みてて美味しい。

麺は極細麺で自家製麺との事。縮れを持たせてしっかりと絡みます。あっさり目で優しいスープとのマッチングも実に良好で「餅はモチ屋」と言いますが麺づくりにも長けている模様。連食じゃなければ麺大盛りで頼みたいところ。旨し。

 

帰りに「みつかけ」400円を購入。ラーメン屋で和のスイーツが頂けるってのは面白い。いや元々はモチ屋が最初なんでしょうけれども。ちなみに”海つじい”の方では数年前に餅系メニューの販売を止められたらしい。餅屋なのにモチ売ってないって…どうなんだろう?(^_^; ごちそうさまでした。

(19/01/10)
辻井餅店/青森県青森市幸畑字唐崎53-5

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