青森県弘前市を舞台に展開する深夜アニメ「ふらいんぐうぃっち」第1話見たけどあのドーナツ屋って岩木川沿いに在るマックスバリュー内のミスドですよね?1月に青森遠征行った時たまたまあのミスド行ったわ~建物内に見覚えがあって楽しかった。知らぬ間に聖地巡礼してたんだな。
それはともかくアニメのおっとりした世界観はなんかモラトリアムな感じが有って良いですね。名作の予感。録画して毎週見てみよう。
「ふらいんぐうぃっち」の舞台青森から”濃厚煮干しラーメン”を引っ提げて「青森ラーメン にぼ銀」が仙台に初進出です。
先日ブログ内でチラッと紹介しましたが(クリックで過去記事へ)「オペレーションが落ち着いたころに行ってみよう」と思ってましたけれども結局我慢し切れず開店日に行って参りました。
場所は電力ビル地下でラーメン店「いこい」のご近所。正面入り口横の階段を地階に下りてすぐに有りました。役所や会社の食堂に似たシステムで購入した食券をカウンターに出して、後はその場の雰囲気で席に戻ったりカウンター前で待ってたりします。
# 多分そのうちシステムが固まるんじゃないかと思われます(笑)
最強特濃煮干しラーメン「中華そば 銀のスープ」750円
早速のスープですがかなり濃厚な煮干し色です。
大量の煮干しは煮出しで投入。敢えて内臓を取らずに髄ごと煮込み旨味を120%濃縮させたスープ仕上がり。酸味、苦みは有りますがエグミは無く雑味は幾分減ったような印象。
以前の「にぼ銀@青森市」(店名クリックで過去記事へ)時代は粗挽きの銀色の煮干粉を投入して更なるニボニボ感を演出してましたが、リニューアル後の「やまもと食堂/ひろさき食堂」(店名クリックで過去記事へ)では煮干粉の投入無しになってました。
こちら「にぼ銀@仙台」でも魚粉は投入されずクリアで飲みやすい口当たりに仕上がってます。確かにスープを飲んだ時の魚粉のひっかかりは邪魔だったかも。
煮干しは片口鰯のみにせず平子をブレンドすることで苦すぎない良いブレンドの味わいが有ります。微かに炙ったような香ばしさが感じられるのは焼干しか。
動物系は豚皮を煮込んだもの。やはり豚骨は使っていない模様で油浮きがほぼ無くラード感が少ないストイックな仕上がり。その分煮干しの酸味がストレートに出てきてますね。煮干し苦手な人はおそらく一口も飲めないレベルかと思われます。
醤油ダレは濃口主体でチャーシューの戻しを良く含むもの。煮干しが出すミネラルな塩気と相まってこの上ない旨さを醸し出してます。
チャーシューはロース部位。青森の醤油でしっかり煮込まれて一晩寝かせたもの。やや固めな仕上がりで肉味を生かしたあっさり仕上がり。
ザク切りのネギが濃厚煮干しスープによく合います。個人的に濃厚煮干しスープにはタマネギよりこの手のネギが一番マッチする気がします。
自家製細麺はかん水を減らしてややうどんチックな表情を持つタイプでモチシコな食感。スープとのマッチングは上々。
麺類注文の方「ライスとお新香無料」サービスが有り難い。青森ではラーメンをおかずにご飯やおにぎりを食べるのが文化になっててライス無料のお店が人気だったりします。ラーメン単体では物足りないという永遠の食いしん坊サラリーマンにも満足して貰えそうな感じです。
# そいえばサイドメニューのみ頼んでライス&お新香食べようとしてた輩が居たっけな(クリックで過去記事へ)
ミニカレーにはラッキョウと福神漬けが付きましてカウンターから自分で小皿に好きなだけよそります。カレー自体は辛さ控えめのお家カレー的ノーマルな風味。カレーがラーメンに合うかどうかはともかく飯食べてる感がして好きですね。
ちなみにカレー食べ終わった後更にライスとお新香お代わりしたのは内緒です(笑)
電力ビルの階段部分に看板が無いのが気になりました。そのうち設けるのでしょうが小さくても良いので早めに看板出した方が絶対良さそうです。今のままでは宣伝が少なすぎて自分みたいなラヲタしか知らないのは勿体ないので。
オープン日という事で野呂氏が気を配りながらサポートしてました。「にぼ銀」復活の地に何故仙台を選んだのかは謎ですが、いざ進出したからには頑張って欲しい。
たまたま最近近くに「幸楽苑」出来たけど棲み分けは出来そう。逆にライスお新香無料の飛び道具が有れば幸楽苑にだってC/Pで引けは取らない筈。個人的に「にぼ銀」推し。ごちそうさまでした。