仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

ラーメンたいち(新潟県長岡市)

2020年01月29日 | 新潟県

2018年末の旅行記事も今回が最終回。

前回の続き)石川県加賀市でミーハー的・聖地巡礼した後は一路「ラバウル」へ

銀翼連ねて南の前線♪

じゃなくて…

片山津温泉を通りがかった際に味わい深いお店を発見。田河水泡先生の有名な漫画作品がモチーフになってましたけどおそらく店主さんは戦争経験者なんだろうな。

そして多分この看板…(C)通ってないんだろうな(笑)

大山のぶ代 しっぽはぐぐんと 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

# 雨森雅司さんの声が懐かしい。やっぱバカボンパパの声はこの人が一番だよなぁ。作品違うけど。

 

さて加賀市を発ってからは主幹線の国道8号線を日本海沿いを添うように東進。富山方面へ向かいます。

富山市に着いたころにはすっかり夜になってしまいましたが、狙っていたご当地グルメ「ます寿司」専門店にギリギリ滑り込んで夜食をゲット。

ちょっと値段は張るけど値段相応いやそれ以上の美味しさが有るので富山に来たら「ます寿司」は外せない。こちらは夕飯の富山ブラックを食べた後で晩酌のお供に頂く事にします。

 

ってなことで富山ブラックを2軒完食してから滑川市「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」に車を停めてこの旅で何度目かの車中泊と決め込みます。

そして今夜のドリンクは加賀市で買っておいた鹿野酒造「旨口本仕込 本醸造 常きげん

一口目は透明感が有ってするするっと飲めてしまう印象が有り飲み進めるうちに濃厚なトロミのような味わいが膨らんできて実に美味しい。吟醸香が控えめでちょい辛口なので魚料理など特に「ます寿司」とも相性バッチリ。720mlで786円とお買い得でした。

文字通り”上機嫌”になりながら録りだめしておいたブルーレイを見つつ何時しか夢の中に。これぞ車中泊の醍醐味ですね。そして今回の旅行は約一週間で約3500キロを走破しましたが距離程の疲れが無かったのは旅行中楽しい事しかなかったから、ですかね。楽しかった!

 

 

さてラーメンは翌日に新潟県長岡市で頂いた一杯から

新潟の5大ご当地ラーメンのうち長岡市エリアで頂けるのが長岡生姜醤油ラーメン。

東京にも進出している「青島食堂」(店名クリックで過去記事へ)が有名ですが、地元でそれに負けない人気店なのが今回の「ラーメンたいち」です。

せっかく長岡市に来たらやはり食べておきたいという事で年末に寄り道。前回醤油を頂いたので今回は塩を頂いてみます。

塩ラーメン」700円

ちなみに塩と味噌が正油より50円高い設定になってます。

さて早速のスープですが動物系は豚骨ベースで見た目よりあっさりめ。そこにチャーシューから滲み出た肉味がスープに溶け込んでおり生姜と香味野菜がしっかりと効いていて旨味は十分。丁寧な仕込を感じます。

塩ダレはスタンダードな味わいで適度な塩気が有ってベースの旨味を盛り立ててくれています。油脂も適度でコクも有りあっさり過ぎない絶妙なバランスのスープ印象ですね。

麺は中太の縮れ麺で加水率は中~高程度でスープとのマッチングも上々。チャーシューはウデ肉と肩ロースが乗っかり味付けはやや強め。相変わらずチャーシューが旨い。
(18/10/27食)


さてこちらは過去食の未アップ分。

醤油ラーメン」650円

濃口醤油主体の醤油ダレに生姜が強めに仕込まれており鮮烈な照りがスープ表層に光沢のある輝きを反射させています。もう見るからに美味しそうなのが長岡生姜醤油のポイントか。

こちらの醤油スープにホウレン草がよく映えます。家系のホウレン草ともまた違ったマッチングが有りますね。

麺は塩と共通のようで中太の縮れ麺。チャーシューは腕肉メインで噛み応えがあり肉味もふんだんで実に旨い。連食でなければチャーシューメンにすべき逸品でしょう。

スープまでしっかりと完食です。旨し。


さて「ラーメンたいち」で今回頂いた塩と醤油の2杯ですが、個人的には塩よりも醤油スープの方がより魅力的に感じられました。日本人の味覚にDNAに直接訴えかけてくるような長岡生姜醤油ラーメンの魅力が詰まった一杯と思います。ごちそうさまでした。

(18/12/30)
ラーメンたいち/新潟県長岡市堺東町50

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担々麺屋 柏崎店(新潟県柏崎市)(4)

2020年01月24日 | 新潟県

前回の続き)滋賀県の琵琶湖の畔でB級グルメを頂いた後は北陸道を北上。石川県の加賀温泉郷に立ち寄ります。

加賀温泉と言えば加賀百万石の文化を匂わせる北陸を代表する温泉地ですが、実はモーニング娘。の苦労人”かえでぃー”加賀楓が苗字が同じという事で観光大使を務めていたりする訳です。

 

って事で、年末旅行に出てからはや数日。今まで車中泊ばかりの日々でしたがこの日だけは自分にご褒美という事で?加賀市の山中温泉に宿泊です。

夕食と朝食はバイキング。何と夕食はカニ食べ放題!

この日ばかりはラーメン食べずに我慢してこのバイキングに全力を尽くします(セコイ)北陸の海と山の幸を贅沢にも鱈腹食べて温泉に浸かり夜は優雅にベットで爆睡。平らな所で寝られるのがもう久しぶり。

これで1万円しない(早割り必須)ってんだから素敵。加賀温泉最高。

北の宿から見える雪景色も素敵やん。貴方恋しい北の宿~♪

 

さて翌日は加賀温泉郷を観光。

とりあえず加賀楓@モーニング娘。のブログを追跡しながら聖地巡礼してみます(笑)

旅行記その4。 加賀楓 | モーニング娘。’20 13期・14期オフィシャルブログ Powered by Ameba

道の駅「山中温泉 ゆけむり健康村」に立ち寄ります。

今はやまなか♪とは洒落てますね。建物も駅舎風になってます。

金沢砂丘で採れるスイカを使用したご当地サイダー「すいか姫」をゲット。

うgaスイカの味がする。美味しいかどうかはともかく面白い味です(笑)

 

次は粟津にある「那谷寺」を訪れてみます。

旅行記その1。 加賀楓 | モーニング娘。’20 13期・14期オフィシャルブログ Powered by Ameba

聖地巡礼パート2

雪景色の中の境内の美しきこと。実に絵になります。

 

その後は凄い事になっていると噂を聞いて「加賀温泉駅」へ

入場券を購入し駅舎内を散策。おおお何だか思ってたよりかえでぃー色が強くてビックリ(笑)

加賀楓のニックネーム”レディー・カガ”をプッシュして頂いてて実に有り難い。

ハロプロ推しとしては嬉しい限りですが一般の方は「レディー・カガ」って誰だろう?とか思ってるんだろうなー(^^;

 

 

さてラーメンは翌日に新潟県柏崎市で頂いた一杯から

担々麺屋 柏崎店」(店名クリックで前回記事へ)

玄関先で靴を脱いで入店するシステム。”掘りカウンター席”になっていて脚をぶらんと伸ばして寛ぎながら食事出来るのがGOODです。

担々麺」680円

麺は平麺・細麺から平麺をチョイス。

待ってました、これこれ。このオレンジ色のスープがもう美味しそうです。

豚骨ベースはあっさり。油量多めでサラサラとした舌触りのスープは酸味がやや強めで爽やかな柑橘系の香りが漂います。

辛味成分はラー油主体と思いますが唐辛子の芳香はすれど辛味はさほど強くなくて辛いの苦手な方でも頂けるのではと思われるレベル。

醤系で味付けされた挽き肉が乗っかってスープに溶け込むごとに一味変化を加えていきます。前回からサヤエンドウが乗らなくなり若干寂しくなりましたが数年前から値上げしてない経営努力は買いたい。

麺は加水率高めで透明感のある平打ち麺。かなり薄めにカットされていて”きしめん”か”稲庭うどん”のような仕上がり。味わいもプレーンでスープに爽やかに絡みます。ボリュームはそんなに無いです。

スープまでしっかりと完食。旨し。

 

新潟ご当地ラーメンじゃないしややマイナーですが、ここでしか食べられないオリジナリティ溢れる一杯は再食したくなる魅力十分。またきます。ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(18/12/30)
担々麺屋 柏崎店/新潟県柏崎市柳橋町10-25

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ラーメンの味楽(あじらく)(富山県射水市)

2020年01月21日 | 日本全域

前回の続き)2018年末の旅行記事の続きから

三重県津市でソウルフードたるB級グルメを頂いた後は、進路を北に変えて琵琶湖方面に向かいます。

途中、岐阜県不破郡にある「関ヶ原古戦場跡」に寄り道。

ここが天下分け目の関ヶ原なのですが、現在では一面田圃になっていて観光客も少なく2,3名散策されているのを見かけるのみ。

車もあまり通らずゆったりと時が流れていくのを感じられる良い場所ですね。各武将の陣地跡が点在していて歴史に興味がある方なら楽しめると思います。

 

その後は「長浜城」を眺めつつ琵琶湖の東側をさらに北上。

真冬の湖は冷たそうに見えますが、つい2,3日前まで瀬戸内で最高気温20度で上着無しで過ごしていたのが嘘のようです。日本って広いなー。

 

さて滋賀県長浜市では滋賀のご当地グルメ「サラダパン」を頂くべく「つるやパン 木之本本店」に立ち寄ります。

サラダパンとはマヨネーズで和えた刻みたくあんのペーストをコッペパンに挟んだ調理パンの事で、以前ケンミンショーで見ていつか食べてみたいと思っていた一品。ようやく有りつけました。

長浜名物ご当地パン「サラダパン」の中身は、○○だった! - 炎の探偵社/マイ大阪ガス

まぁ”たくあん”で何故サラダなんだという疑問は置いといて(笑)味の方はたくあんのしょっぱ味とマヨネーズの酸味が絶妙なバランスを醸していて実に美味しい。これはハマる味ですね。

自分の前の客が遠方からバイクで数名で来られてたようでサラダパンを大量に大人買いされてました。人気有りますね。長浜市に来たらまた買いに来よう。

 

 

さてこの日はラーメンを食べなかったので翌12/29に富山で頂いた一杯から。

富山と言えば何と言っても”富山ブラック”でしょう。前回「大喜 根塚店」(店名クリックで前回記事へ)で頂いた後、連食狙いで「西町大喜本店」(店名クリックで過去記事へ)に19時頃行ってみましたが明かりは点いてましたが残念ながら閉店済み。

そば処 まるぜん」も店主がかつて「大喜」に勤められてたとの事で、蕎麦屋さんなんですが富山ブラックを出されていると聞き行ってみましたが閉店済み。うーむ年末の蕎麦屋さんは忙しくていつまでも開いてはいないか…。

それならばと富山市を出て射水市へ向かい「いろは本店」に行ってみましたがこちらもタッチの差で間に合わず。

ラーメン難民になりかけていたところ深夜0時まで開いている「ラーメンの味楽(あじらく)」の赤ちょうちんを発見し即入店。助かった。

雪の積もる屋根に恐れ戦きながら(流石は豪雪地帯)店に入りますと奥の座敷は居酒屋エリアになっているようで賑やかめ。手前カウンターは食事専用になっていてラーメンのみでも気軽に頂ける仕様になっていました。

ラーメン(醤油)」750円

早速のスープですが「富山ブラック」らしく醤油で濃いめの色合いながらラード等動物系の油脂が混合してブラウンがかった色合いのスープに仕上がっています。

スープを一口啜りますと醤油は確かに強めながら動物系主体の出汁がしっかりと効いており塩気こそやや強めながらカドが無いマイルドな口当たりのスープ印象です。何でも店主が旭川ラーメン店で修業されていたとの事でなるほどこの動物系の強さは旭川ラーメンの影響が有りそうです。

麺は軽く縮れの入った中太麺で加水率は中程度。メンマは至ってノーマルで、大喜系のように塩辛さ爆弾が仕込まれている事も無く安心して頂けるもの。

小口ネギと一緒にスープをレンゲで頂くと極上な風味が口中いっぱいに広がって美味しいですね。最後の一滴までしっかりと完食。身体が温まる一杯。

 

とはいえ美味しいんですが飲み干すにはやや塩辛さがありますかね(^^; 富山ブラックを連食するのは1日2杯が限度か。ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(18/12/29)
ラーメンの味楽(あじらく)/富山県射水市三ヶ2452-2

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大喜 根塚店(富山県富山市)

2020年01月17日 | 日本全域

前回の続き)2018年末の旅行記事の続きから。

尾道で至極の一杯を頂いた後はそろそろ旅も後半戦。12/22深夜に仙台を出発して今日が12/27夜ですから5日が過ぎており寂しいですが紅白までには仙台に帰るべく帰路に就くこととします。

なるべく高速を使わないという自らの縛りがありましたが一寸行きたいところが有りまして山陽自動車道に乗りパヴァリエ「福山サービスエリア(上り線)」に到着。

西日本の高速道路にはSA・PAの進化系施設PAVARE(パヴァリエ)なる施設が有って深夜でもお土産が買えたり24H食事が出来たりして(一部閉まっている店舗あり)かなり便利になってます。

「パヴァリエ」エリアTOP | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト

お土産コーナーを散策。「みかん大福」はたまに見かけますが「はっさく大福」は初めて見ました。夜のおやつに購入。

広島と言ったらカープすな。ご当地グッズがずらり。

広島市電のミニカーも気になりつつ倉敷KOJIMA発というキーホルダー?人形もお洒落で良かった。全て手作りで同じものが無いというコンセプトもGOODですね。

 

さてせっかく高速に乗りましたが貧乏のため一旦高速を降りて国道2号線をちんたら東進。コンビニでブラックコーヒーを購入しカフェイン摂取しながら深夜の神戸~大阪を抜けたところでそろそろ眠気が限界に到達。

近辺の「道の駅」を探しますが関西の下道の道の駅って正直トイレ等あまり車中泊に向いた施設が無くて奈良から再び高速に乗り「伊賀SA」にて車を停めてシートを倒して一休み。

高速に乗る直前に予め買っておいた麦のジュースを数口飲んだところで記憶が薄れていきそのまま深い眠りに。ここまで総行程2千キロを越えており1日400~500キロ位走った計算になりますが寄り道しながら走ったにしては頑張った方じゃないだろうか?(←自画自賛)

 

さて翌朝12/28伊賀SAを出発してから紀伊半島を一寸南下して三重県津市に寄り道。「さかえや」にてご当地グルメ「カレー焼き」を頂きます。

津市のソウルフード!愛されご当地おやつ「カレー焼き」とは? | icotto(イコット)

細長い生地の中にカレー味の野菜の具材が入っている一品で津市のソウルフード。津市でも2店舗でしか販売されておらず売り切れ次第終了なので開店前からシャッターして確実にゲット。

早速道中頂きましたが懐かしいようなカレー味で熱々で美味しい。中身がこぼれたり火傷しそうになったり(笑)若干食べづらさは有りましたがこれで130円なら文句なしですね。また津市に来たら買いに来よう。

 

 

 

さてこの日はラーメンを食べなかったので翌12/29に富山市で頂いた一杯をご紹介。

富山ブラックラーメンの元祖と言えば昭和22年開業の「西町大喜」(店名クリックで過去記事へ)なのですが、実は現在の店舗は先代が亡くなった後に業者が屋号とレシピを買い取って引継がれているとの事で、それを理由に元祖と認めないラヲタも多いらしい。

一方「西町大喜」の創業者の元で修業し暖簾分けした今回の「大喜 根塚店」や「お食事処 喜八」(店名クリックで過去記事へ)を富山ブラックの本流とする筋も多く存在しているとの事。

【西町大喜vs大喜根塚店】どちらが真の富山ブラックか食べ比べてみた結果 | だって富山人だもの

という事で今回は3店舗中で唯一未訪だった宿題店「大喜 根塚店」に立ち寄ってみました。

まず店先に張り紙が有りまして写真がぶれてて恐縮ですが、

# 実は前回の「みろくの里」でデジカメを落として壊してしまいそれ以降予備のデジカメで撮影してたんですが手ブレが多くてスイマセン。

書いてあることを要約すると「うちは大喜の創始者直系の弟子店である」「別会社が「西町大喜」という名前で営業されているがうちとは関係ない」ってなことが書かれてました。なるほど噂通りに仲が悪いようです(笑)

メニューがチャーシューメンのみと至ってシンプル。大が1200円と強気な値段設定で逆に頼んでみたくなりますが、連食を控えているので普通に小をオーダー。

チャーシューラーメン小」800円

早速のスープですが黒いっちゃ黒いですが富山ブラックの中ではそんなに黒い方では無いですね。

さてスープを一口啜りますと、確かに醤油の香りが立っており世間一般の醤油ラーメンよりはしょっぱさが立ってます。ただしチャーシューの戻しの肉味がギュッと詰まっていて動物系の強さが正油に負けておらずスープバランスは悪くないです。

いやむしろ黒胡椒のスパイスと肉味が上手くマッチしていてかなり美味しいスープですよ。富山ブラックの陰の主役は黒胡椒だと再認識。

スープ表層にはサラリと豚脂が浮かびコクや円やかさもプラスしていて更に醤油ダレに味醂系も感じられ奥深さも有ります。チャーシューは多めに乗っかり食べ応え有り。他店より若干薄切りかな。メンマと共に塩辛く味付けされていてスープにジワジワと塩分をプラスしていきます。

小口でカットされたネギが唯一しょっぱくないアイテムになっていてホッと一息。麺はストレート中太麺でスープに特色あれど麺にはスープ程の違いは感じられないですね。

スープ結構しょっぱいけど美味しいから飲み干しちゃいます。今日一日の塩分許容分を越えたかも?(笑)旨し。

 

さてここまで富山ブラックの主力店をいくつか回れたかなと思いますが個人的なしょっぱさランキングを備忘録メモ。

いろは」★
大喜 根塚店」★★★
喜八」★★★★
西町大喜」★★★★★★

※しょっぱさ度のみの★マークです

ラーメンフェス等で「いろは」食べて富山ブラック食べた気になってたら火傷する店が多くてやっぱ富山ラーメンって面白い。ちなみに仙台民向けに「くろく」の黒醤油は★★★くらい(←あくまで個人的指標) ごちそうさまでした。(次回へ続く)

(18/12/29)
大喜 根塚店/富山県富山市根塚町4-2-8

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麺家いっぽん(広島県尾道市)

2020年01月13日 | 日本全域

前回の続き)2018年末の旅行記事の続きから。

尾道の繁華街らしきアーケード通りを少し歩いてみましたがほぼほぼシャッター街と化していて東北人として親近感を覚えざるを得ません(笑)

町自体に歴史があるから余計下手に再開発とか出来ないのかもしれないすね。

市内を国道2号線と山陽本線が並走しておりそこを越えて山の方に上がっていく道が複数あるのですがそのうちのいくつかは車がすれ違えない細道で

概ね急な勾配になっており尾道が坂道の町と呼ばれる由縁が伝わってきます。

そして広島県尾道市と言えば我々の世代だとやっぱり大林宣彦監督の尾道三部作が思い浮かびますね。

「土曜日の、実験室!」

ってことで「時をかける少女」でパトレイバーゆうきまさみや出渕裕ら界隈でアニメ雑誌を巻き込んで原田知世ブームが起こったのが懐かしい(知ってる人は相当おっさん、笑)

「転校生」は当時あまりに大好きで高校では映画研究会に入ったしTV放映が決まった時ビデオデッキ持ってる友達に頼み込んでベータのテープに録画して貰ったりしたっけな。転校生の原作本「おれがあいつであいつがおれで@山中恒」も読んだし「あばれはっちゃく」と同じ原作者だと知って驚いたんだっけ。

 

って事で「転校生」聖地巡礼!

斉藤一夫(尾美としのり)と幼馴染の斉藤一美(小林聡美)が入れ替わった階段がこちら「御袖天満宮

ちょっと転がるマネしてみようかなという観光客の思いを打ち砕く急こう配の階段にビビる撮影者。まぁ一人で転がっても仕方ないんですが(笑)

ちなみにここにくるまで400段くらい階段を上っております…。

その後「時かけ」聖地にも行きたかったのですが体力が続かず車に戻り一休み。階段多過ぎ(苦笑)

 

さて、そうこうしている内にすっかり暗くなってしまったので車で福山市に移動。「みろくの里」へ行ってみます。

こちら夜のイルミネーションが人気のスポット。園内は140万球の電球で幻想的に彩られています。

# トイレの場所もイルミで分かりやすい。

こちらはピンクのクリスマスツリーでしょうか?

時折見える舞台のウラ側に大人たちの苦労が垣間見られたりして。

和のコーナーはちょっと怖かった。

夜20時までアトラクションに乗ることが出来るというのも「みろくの里」の大きな特色で特に大観覧車から眺める広大な園内は絶景との事。

大黒ふ頭のようなジェットコースターは強風のため運休中で残念。

オススメの大観覧車に乗ってみました。

さっきの”大黒ふ頭”がはるか下に見えて観覧車の巨大さを感じます。

イルミネーションに飾られた園内が綺麗でしたが、ただ風が強すぎて室内がめちゃくちゃ揺れてガラス窓も割れそうに鳴り響いててガチ怖かったのも良い思い出(笑)

 

 

さて年末の観光スポットで遊び倒した後はすっかり夜になってしまい夕飯を過ぎてそろそろ夜食タイム。

もう一軒尾道ラーメンを食べておきたいけれども人気の老舗店はとっくに閉まっている時間帯。とりあえずネットでいま開いているお店を調べて尾道市に戻って「麺家いっぽん」に駆け込み入店してみます。

こちら老舗ではありませんが新興店の中ではご当地・尾道ラーメンの美味しさに定評があるお店で最近リニューアルしたばかりとの事。店内が綺麗で清潔感がありますね。客層は家族やカップルが多く明るい雰囲気も良し。

唐揚げセット(尾道らーめん、唐揚げ3個、ごはん)」900円

早速のスープですが表層に油膜が浮かびややこってりめ。さらに尾道ラーメンのDNAたる豚の乱切り背脂が浮いて深いコクをプラス。尾道ラーメンの中でもややこってり寄りの1stインプレッション有り。

醤油ダレは濃すぎずイワシ主体の小魚系の煮干し出汁がさらりと効いており旨味がクッキリとしていて強めの動物系にしっかりと芯を作っています。やや若い方向けのスープバランスっぽいかな。

背脂は乱切りも乱切りで見た事ないレベルの大小サイズばらつき感が有りますが若干油抜きをされているのかギラギラとした油感が無いですね。ふわっふわでトロける食感に仕立てられており甘味も強く醤油スープに良くマッチしています。背脂増しで頼みたいくらい。

麺はストレート細麺で加水率は中程度。熟成させた麺で固さも絶妙。若干酸味のある尾道醤油スープによくマッチしています。

サイドメニュー「唐揚げ」ですがカラッと揚がっていて食欲をそそります。レモンが添えられているのも流石瀬戸内・広島らしさ満点。まぁ私は唐揚げにレモンはかけない派ですが(笑)レモンはガリリと齧って生で頂きます。

 

さて「麺家いっぽん」ですが店員さんの接客がとても丁寧で行き届いてたのが印象的でした。こういう店ってまた来たくなりますね。そして尾道ラーメンですがまず何処のお店でも基本値段が安い(「いっぽん」では600円)事も有り難い所。

そして店によって背脂の仕立て方(製法)に個性が感じられるのが実に面白かった。老舗も良いですが新興店の下剋上だってありそう。もっとたくさんのお店を回って食べ比べてみたくなります。うーむ尾道ラーメン奥深し。(次回へ続く)

(18/12/27)
麺家いっぽん/広島県尾道市高須町711-3

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