仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

みそ壱(2)

2007年07月29日 | 仙台市宮城野区

K3100049_1 あの店美味しかったよねーという話が盛り上がり1ヶ月もたたないうちの再食です。22時頃に行きましたが相変わらずの人気ぶりで駐車場に入れるのに一苦労しました。もはや仙台の定番店ですね。

 

ゆずみそラーメン、和風みそラーメンなど魅力的なメニューも多いのですが、前回一口頂いて美味しかった「黒みそラーメン」630円(写真上)を注文しました。連れは更に野菜を加えた「黒野菜みそラーメン」730円(写真下)をチョイス。どうしてもマー油からみのメニューに目がいってしまいます。

 

熱々で運ばれてきた丼には熟成味噌ならではの泥のような茶色とマー油の黒色のまだら模様というとても美しいとは言えない見た目で、やはり独特です。隠し味的にとなるとわかりませんがここまで大量に黒マー油を配合するみそラーメンはやっぱ希少ですね。

 

見た目は麗しくないですが、この組み合わせは絶妙で、熟成味噌のわずかな酸味とマー油の香ばしさのマッチングが食欲を刺激しまくりです。前回見逃してましたがトッピングにセロリも入ってますね?カリカリに揚げたニンニクのトッピングとスープ自体にもダイナミックにニンニクが効いていて、辛みそでも無いのに食べ終わる頃には大量の汗をかくことになります(^^ なるほどこのニンニク風味はアフター5に食べたくなる味です。値段も良心的なので気軽に来れますしね。麺は中太麺でもちもちっとしてて相変わらず美味しいです。

 

「黒野菜みそラーメン」の方は炒め野菜がのっかりチャーシューではなく豚肉の炒めが載ります。スープに野菜の甘みが加わり若干マイルドな風味になりますが、熟成みその酸味+マー油の香ばしさは健在で身体が求める味わいになっています。これもアリですね。

 

リピーター増殖中のこのお店の秘訣がほんの少し見えてきた2回目の実食でした。わがままを言いますと「チャーシュー黒みそラーメン」というメニューが欲しいです。あ、トッピングすればいいだけですね(汗) 次回は絶対そうしようと思います。ごちそうさまでした。
K3100050 (07/07/24)
みそ壱/仙台市宮城野区原町6-2-34

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まじとん

2007年07月29日 | 仙台市青葉区

K3100047 ラーメン国技場では白濁系とんこつの雄として、出戻り「ばさらか」を迎え撃つ形の博多ラーメン「まじとん」に行ってまいりました。仙台にいてこれだけ本格的なとんこつラーメンが気軽に楽しめるのですから良い世の中になりました(^^

 

化学調味料を使用せずスープベースにはとんこつのみ、しかも豚の頭の骨のみ使用とあります。ってことは拳は使わないと言うわけですが、やっぱ味に違いが出てくるのでしょうか?素人にはわかりませんが、まぁこの辺のこだわりも「革命的とんこつ」と呼ばれる所以でしょう。

 

スープを楽しみたかったのでシンプルに「とんこつラーメン」650円を注文。運ばれてきた器にはチャーシューが1枚と味玉半分、青ネギ、きくらげのみじん切りと立派なトッピングです。

 

スープはばさらかより気持ち色白めの白濁系とんこつスープ。早速一口すすりますと濃厚なとんこつの甘さが口中に染み渡ります。濃厚かつクリーミーでありながら、口当たりが軽やかなのは丁寧なアク取りの成果でしょうか。とんこつ臭は鼻から抜ける程度のごく薄めです。二口三口とスープを飲み進める内にじわじわと背脂がコク深さを演出してきて、本格派と呼ばれる所以の重厚さを醸し出してきます。

 

麺は白いストレートな中細麺で硬め、やはりこういうスープにはこういう麺が合いますね。チャーシューはとろっとろ系で若干脂強めですがクセになる味わいです。

 

とんこつの嫌味を極限まで抑えながら、あくまでも純粋なとんこつの旨みをダイレクトに味わえるようにという難題に挑んだ一杯とお見受けしました。ごちそうさまでした。

 

(07/07/23)
まじとん/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

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ばさらか

2007年07月26日 | 仙台市青葉区

K3100042 久しぶりにラーメン国技場に行ってきました。おおおっ「熊本ラーメン しん」が無くなっている!なんでも6月で閉店してしまったとのこと。黒マー油の絡んだとんこつラーメンはかなり美味しかったんですけど残念です。

 

気を取り直して、しん跡地に入った国技場再出店の筑豊ラーメン「ばさらか」に入店。国技場で一度休業したお店が再出店するのって初めてのパターンですね。ごぶさたです。さて国技場で白濁とんこつ系と言えば博多ラーメン「まじとん」が人気を博しているわけで、いよいよ2大白濁とんこつ対決「筑豊ばさらかvs博多まじとん」の実現です。どっちがどうなのか?乞うご期待。

 

頼んだのはスープの本質で勝負の「ラーメン」600円+ぱどのクーポン券で味玉トッピング無料です。具材があっさりなので写真では味玉が沈んでますが(^^; 味が染みてかえって美味しいというものです。

 

スープは豚骨と鶏ガラを丸2日間炊き出したベースに秘伝のタレをブレンドしたもの。2日間も火を使うのは地球には優しくなさそうですが美味しさを追求するためだので仕方ありません(^^;  麺は九州ラーメン特有の白いストレートな中細麺でゆで加減は硬めです。

 

見た目麗しき白濁色スープを早速一口すすりますと、まず豚骨特有の甘さが口の中に優しく広がり、後から鶏の旨み成分がじわじわと効いてくる印象です。とんこつ特有の後味というか、鼻から抜けるあの独特のとんこく臭がほとんど感じられないのはやはり鶏ダシとのWスープが効果を奏しているものと思われます。醤油ダレのちょい強めな塩味もスープ全体にアクセントを加えておりバランスよく絶妙です。これだけ嫌味を抑えてあれば普段とんこつ臭がどうも…と敬遠している女性の方でもOKかと思われます。

 

鶏を使うとんこつラーメンなんて!という向きもありますが、元来とんこつラーメンとは豚骨と鶏のWベースが基本であって「まじとん」や「山小屋」のように鶏を使わないとんこつ100%の店の方が珍しいんだそうです。ちなみに「ばさらか」と「山小屋」は同グループ企業ながらスープは別物です。同じ筑豊ラーメンにも幅があるということで。まぁ国技場ではとんこつ100%は「まじとん」があるので、ちょっと毛色の違う「ばさらか」をぶつけてきたのでしょうね。

 

コクがありながらあっさりという形容詞がぴったりきます万人にオススメできる一杯。ごちそうさまでした。

(07/07/22)
ばさらか/仙台市青葉区国分町2-7-5 ラーメン国技場内

追記

昨年は500円ワンコインキャンペーンやってて各店舗から決まった1メニューが500円で食べれるという非常に美味しい企画があったんですけど、今年もやってほしいす。よろしくお願いします。ってここで書いても意味ないか…。

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麺工房きわみや

2007年07月23日 | 仙台市青葉区

K3100039 近所に「みずさわ屋」「九龍」などの人気店がひしめくラーメン激戦区・栗生に今年1月新規OPENした尾道ラーメン「麺工房きわみや」 に行ってきました。メイン通りから外れた住宅街の中にあり、誘導する看板もないのできちんと地図で確認してから行くことをオススメします。自分は栗生は通勤路で庭なんで地図無しでも楽勝とか思って行ったら迷いました(^^;

 

店内には結構な量のマンガが棚に並び、店の外、中あちこちに尾道ラーメンの解説が貼ってあります。いろいろ時間がつぶせて良いですね~。スープは背脂の量でこってりが選べて、麺は「尾道直送麺」と「仙台たまご麺」が選択できます。基本を押さえるべく「尾道ラーメン」600円+味玉トッピング80円(写真上)を注文。麺はやっぱり尾道直送麺をチョイス。スープの奥深さを味わうために今回こってりはやめておきます。

 

テーブルの上にも沢山あるラーメン解説を全て読み終わらないうちに、ずいぶんと腰の低い店員さんが丁寧にラーメンを運んできてくれました。ありがとうございます。

 

早速スープを一口頂くと、まずはふわっと醤油の風味が口に広がります。濃厚ですが塩辛いということはありません。ただ割と主張する醤油の味わいです。古式醸造醤油を使用しているということですが、醤油のチョイスにかなり自信があるものと思われます。

 

「スープのコクの秘密は瀬戸内海で取れる小魚+豚の背脂」との解説ですが(ばらしたら秘密じゃなくなると思われますが^^;)ベースは基本形の鶏ガラと思われます。いずれもダシとしてはかなり控えめなので煮干系苦手な方でも全く問題ないレベルです。あくまでも醤油の風味を引き立てる役割に徹している印象で、配合も絶妙でどれかが突出することもないので、人によってはパンチが足りないとなるかもしれません。ただこの嫌味のない透明感あるベースを作るには根気強いアク取りが必要と思われるので見た目以上に手間はかかっていると推測されます。

 

尾道麺はモチモチしていますがツルツルはしていない中細麺でちょっと小麦の蕎麦に近い食感です(あくまでも食感です)ストレートですがスープによく絡みますし味も良いですね。他店を比較に出すのは失礼ですがちょっと七右衛門の手打ち麺に似ている感じです。メンマはクセのある風味で個人的にはちょっとメンマだけは苦手でした。味玉は80円と安めで美味しいのでオススメですね。

 

チャーシューなんですが随分と大きくて柔らかめで美味でした。それを考えると連れのチョイスした「チャーシューメン」790円(写真下)は5枚も乗って790円ですからベストセレクトかもしれません。ありえない良心的な値段ですね。次はチャーシューメンにします(^^

 

仙台の尾道ラーメンといえば以前ラーメン国技場に「柿岡や」が入っていましたが半年ほどで閉店してしまいましたっけ。きわみやさんには是非仙台に定着してほしいですね。


K3100038 (07/07/19)
麺工房きわみや/仙台市青葉区栗生4-6-20

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らーめんやほんぽ白虎

2007年07月21日 | 仙台市宮城野区

K3100032 仙台メッセから陸橋で45号線を乗り越えて利府バイパスに抜ける通り沿いにある「らーめんやほんぽ白虎」に行ってきました。何もない通り沿いに突然現れる木目調の建物に赤い看板と「鶏白湯」のデカ文字はかなり目立ってますがいかんせん車通りが少ない道なので流行るかなー?がんばってほしいところです。

 

OPENして日が浅いのもあって店内は割と清潔な雰囲気です。テーブルに生にんにくが置いてあって、壁には「にんにくは2個までは匂いが残らないから入れるべし!」「スープを一口飲んでから胡椒とにんにくを入れるべし!」なる筆書きの張り紙があってなんかそれっぽいですね(^^;

 

メニュー表を見ながら「鶏白湯らーめん」650円(写真上)を、連れは「豚白湯らーめん」650円(写真下)をチョイス。へー鶏だけでなく豚もあるんですね、っていうか元来白湯とは豚が元祖でしたっけね…。鶏・豚どちらも「ふつう」と「こってり」が選べますが両者ともお約束の「こってり」で注文。

 

さて看板メニューの「鶏白湯ラーメン」ですが、運ばれてきた器を見て驚くのがイメージを覆すスープの黒さ。てっきり白いスープを想像していたのでまず驚きます。そして一口すすってみると甘すぎない穏やかな鶏ベースの中から濃厚な鰹節ダシが押し出し強くガツンと効いてきます。さらに味わうと鰹節の燻味に隠れて何か香ばしい風味が感じられます。なんとなく揚げネギかなと思ったのですが黒マー油かもしれません。この香ばしさが良いアクセントになっていて奥深い味わいのスープになっていてかなり美味しいです。好みです。ただこれを白湯といっていいのかな…?(^^;

 

 

ネギは香味の少ない万能ネギ?をトッピングしておりスープを邪魔しない工夫が感じられます。具材のエリンギはラーメンには珍しいですが、くせのない味で食感も悪くないです。珍しいといえばもっと珍しいのがたまねぎでして、なんと生スライスです。生食用の辛味の少ない紫たまねぎをチョイスしていますしスープに味が移ることも特にないですが、スープの味からいちいちタマネギの味に戻されてしまうのが勿体無いような気もします。ただ色彩は良く栄養バランスも良さそうなので、まぁ冒険ですね。吉と出るか否か。

 

豚白湯の方も一口頂きました。こちらも写真の通り白くはないスープ。濃厚な豚骨スープは豚独特の甘みとコクがあり、そこに黒マー油がバランスよく配合され香ばしさも十分で口当たり良く仕上がっています。うーん、豚も鶏もスープ作りのレベルは相当高いです。ただ万人受けしそうなのは豚白湯の方かなと思います。

 

ホットペッパーのクーポン券でミニチャーシュー丼180円も付けてもらっちゃいました。甘ダレが美味しくてミニの割にボリュームもなかなかで随分良心的な料金ですね~。オススメです。

 

白湯スープの先入観をぶち壊す濃厚な一杯!ごちそうさまでした。

 

K3100031 (07/07/17)

らーめんやほんぽ白虎/仙台市宮城野区田子字田子西121-1

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