(前回の続き)旅先の長岡駅「ぽんしゅ館 長岡驛店」にて神の与えたもうた聖なる水(日本酒)をしこたま浴びた後は、ほろ酔い気分のまま車に戻ります。
ちなみにこの翌日が「CoCoLo長岡」全体の休館日だったようで危なく無駄足を食らうところでした。ツイてます。
車に戻った後は勿論クルマを運転をするわけにはいかず今宵はこのままコインパーキングで車中泊を敢行します。夕方18時から翌9時まで最大500円と安いしトイレは無いけどコンビニあるし駅前だしまぁ何とかなるでしょう。
それに今春買い替えた新しい車(中古車)ですが後部座席を倒すとフルフラットになる優れものでしてさらに先日通販で小型のソファーベッドを買ったので車中泊対策はバッチリ。
実際抜群の寝心地はまるで走るカプセルホテルのようで素晴らしい。今まで軽四でシートを倒して仮眠スタイルで寝ていたのが噓のような安眠をもたらしてくれました。
いつかこの車で日本中を旅してまわりたいな。
さて翌朝は通勤ラッシュが始まる前に駐車料金を精算して長岡市を出発。新潟市を一気に抜けたら日本海沿いを北上して山形県の庄内エリアに移動。今日はここでラーメンを一杯頂きたい。
最近庄内に来るといつも”ケンちゃんラーメン”に行きがちなので今回は久しぶりに庄内地方で一般的に食されている庄内ご当地ラーメン(?)「冷たい担々麺」のお店を開拓してみます。
ネットで調べて今回は坦々麺専門の「担々麺の店 まるたん。本店」に行ってみます。夏季限定で冷やし担々麺も出しているらしい。冷やし担々麺(スープ有り)好きな自分としては絶対に食べておきたい。
開店少し前に駐車場に到着。車で転寝してしまい少し遅れて入店したら一番客の方がもう食されてました。うーん出遅れました(笑)
メニュー見るといろいろな担々麺がそろっており流石専門店。でも頼むのはもう決まってます。
金胡麻(白ごま)か黒胡麻かをチョイス可能。”12時まで大盛り無料”との事で有り難く麺大盛で頂きます。
早速のスープですがガラ味ベースにさらりと醤油ダレは控えめ。油量少なくあっさりと端麗に纏めた動物系ベースに白ゴマペーストが香ばしく効いています。
天頂に頂くキラキラ光る春雨が酒田市の「元祖担々麺の店 福の家」(店名クリックで過去記事へ)と似通っておりこれは庄内地方の冷やし担々麺たるアイデンティティなのでしょうか。
スープは醤油ダレの配合やや控えめで塩気が薄くヘルシーな風合い。気張りのない良い意味で力感の抜けたスープ印象がありおそらく無化調で組み立てたスープに辣油がピリッと唐辛子の芳香を漂わせています。
麺は平打ちの中太麺でしっかり冷水で〆られており固めの食感が良好。トッピングのキュウリが若干冷やし中華感をほうふつとさせてしまっていて個人的には不要でしたがまぁ野菜も食べとかないとね。
さて「担々麺の店 まるたん。本店」ですが食べ終わる頃になったら続々と客が押し寄せてきて並びが出来ていて人気ありますね。そして私論ですがやはり「冷やし担々麺」は汁なしよりスープ有りの方が旨い!(異論は認めます)ごちそうさまでした。