(前回の続き)新潟県胎内市にてハイブリッドな一杯を頂いた後は、再び中条駅に戻りまして特急いなほに乗車してさらに北へ。
村上以北の羽越本線は海沿いを走るので非常に眺めが素晴らしい。笹川流れが間近に迫ってきていますね。いつか乗ってみたかった区間でありました。
青春18きっぷで行く羽越本線も良さそうでしたがロングシートだとまともに景色が見られませんしその点特急なら席がちゃんと進行方向に対して90度で車窓を見ていられるのでちゃんと旅をしている気分になれます。
それに適度に駅を飛ばしてくれるので効率がいい。この区間だけは海側の指定席を押さえておいたので快適でした。ちなみに温海温泉で乗客がほとんど降りてしまい以降ほぼ貸し切り状態に。そりゃ赤字路線にもなるわね>羽越本線(苦笑)
酒田駅では秋田行き普通列車まで小一時間程度の乗り換え待ち。羽越本線の接続の悪さは噂に聞いてましたが成程ねw 全国トップクラスの赤字路線だから仕方ない。おとなしく待合室で待機して次の列車を待ちます。
鈍行で2時間揺られて秋田に着いたのが17:30頃。一面雪景色で駅から外に出るのもめんどいので駅ビルをぶらぶらしてみます。
丁度以前チャージした「秋田県プレミアム食事券」の残高が少し残ってましていろいろ買い物してこの日で全部使い切ることが出来ました。利用期限12月末でしたが思ったより秋田に来る機会が少なくて危うく余すところでした。
2022年はこれ系の各地ローカルプレミアム券使いまくってかなり経済に貢献(無駄遣い?)したような気がします。それもほとんど食事・食品関係で(笑)
そして念願の秋田新幹線初乗車にてそろそろ仙台に帰ります。ちなみに秋田新幹線は全席指定席なので「大人の休日倶楽部パス」は基本自由席のみですが最大6回指定席券を使うことが可能。ただし指定席利用を節約したいのならばいったん盛岡で途中下車して再び盛岡から仙台まで乗れば指定席券無しでそのまま空いてる指定席に座っていけるらしい。何でかは知らんですが仙台民はラッキーです。
てことで盛岡着19:48でいったん下車して改札を出ます。次の仙台行きがまで1時間程度あるのでここ盛岡でも駅ビルで買い物と、あと夕飯を頂きたい。岩手県でも以前購入した「いわての食応援プロジェクト2022」食事券がまだ残ってまして、こちらも使っていきたい。
今回こちらが使えるお店の中から盛岡駅ビルフェザン内めんこい横丁に在ります「銀河辣麺堂(GINGA RAMENDO)」へ行ってみました。宮沢賢治の作品をモチーフにした?岩手県らしいネーミングですが、ちなみにお隣りは柳家でしたか。
メニューを見ると担々麺や麻辣湯麵、酸辣湯麺など辛い酸っぱい等の中華系麺類がメインで後は醤油、味噌などお馴染みの物といった構成になっている模様。
ここはオススメの旨辛系を食べるべきなのでしょうけれどもちょっと旅の疲れが出て来てたので今回は胃に優しそうな12月限定メニューを選択してみます。
「チャーシュー雲呑麺(ワンタンメン)」880円+ゆで野菜トッピング110円
早速のスープですがベースは鶏ガラと丸鶏らしき風味でサラリと鶏油が浮かびレトロな雰囲気を漂わせた鶏スープでクセは無く豊かな旨味を湛えたもの。
香味野菜を効かせてありクリアな動物系に合わせられる醤油ダレは配合控えめで塩気も薄く上品さが有りますね。更に干しエビ、干し貝柱が効かせてあり香り良くどこか懐かしさを感じさせてくれています。
麺は加水率中~高の極細麺。思ってたよりも極細でしたがスープがノスタルジック系なのでこれくらい細い麺がズバッとマッチしてますね。ワンタンは佐助豚の挽肉を詰めたもので食べ応えも十分。チャーシューは小ぶりだが程よい柔らかめな食感で普通に旨いです。
一方ゆで野菜トッピングはもう少し量が欲しいかなと思いましたがまぁ値段相応か。本来辛いスープに入れて辛さを和らげる役割なのかもしれませんが醤油スープにもうまく合っていると思います。旨し。
さて「銀河辣麺堂」ですがお隣り「柳家」とメニュー的には住み分けが出来ているようでした。ってことで次回は本来の旨辛麺の系統を食べてみたい。またJRのお得な切符で来てみよう。
(22/12/01)
銀河辣麺堂/岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 盛岡駅ビルフェザン
# スイマセン年末遠征旅行に出るので今年の更新は今回最後になります。今年も駄文にお付き合い頂きまして有難うございました。来年もよろしくです。