今週末10/1に放送されるKHB「ナマサタ情報局」の「はんつ遠藤の本当に美味い仙台のラーメン第5弾」でG系ラーメン特集をやるらしい。
予告見た感じだと多分「おっぺしゃん」の「キロ盛り野菜らーめん」と「雷(いかづち)」の「セカンドインパクト」を取材してるっぽい。(店名クリックで過去記事へ)
キロ盛り~はいつか食べに行こうと思ってたやつ。セカンドインパクトは「肉MAXバージョン」もしくは未だ謎に包まれている「FINALバージョン」がお目見えされるのか!?←総重量3キロとか無理だろーってやつ。
一般人やはんつ遠藤さんには無理メニューでも”もえあず@バクステ外神田一丁目”(クリックで過去記事へ)ならイケる筈。この2軒だって連食で撮影してるんだろうなー。やっぱフードファイターってすげえな。
今後もはんつ遠藤氏と組んで宮城のG系ラーメンをガツガツと食い荒らして欲しい。
さてラーメンの話に
家系+二郎インスパイアという摩訶不思議なラーメンを出すお店が有るとの事で行って参りました。その名も「家郎らーめん」…ってまんまや(笑) ちなみに家郎と書いて「やろう」って読ませるらしい。
若干キワモノ感が漂うネーミングですが、東京の横浜家系「侍」出身の店主が開いた店舗との事で家系としてのポテンシャルは間違いなさそうな予感もしますが、さて。
「家郎らーめんスペシャル」900円
ニンニク抜き、野菜マシ、醤油濃いめ、麺柔らかめ
スペシャルになると味玉と鰹節がプラスされて、花鰹がスープからの熱風を受けて踊りまくります。動画で紹介したいくらい。
早速のスープですが、白濁で取られた豚骨と鶏ガラに鶏油が入り濃厚でやや甘めの動物系スープ。
豚の味わいがしっかりと出ている良質なベース印象です。
醤油ダレは甘じょっぱくて昆布系の旨味が飽和状態まで仕込まれてます。鈍いながらも重さのある味わいで中々の濃さが有り家系の中でも直系に近いスープ仕上がり。
”二郎インスパイア”メニューという事でスープ中の豚脂を増してたり醤油のキレを強めたり等、二郎チックに寄せてるスープを想像してましたが普通に家系のスープそのままっぽいですね。
麺も家系のブランド品質「酒井製麺」でスープとのマッチングも間違いなし。麺量は並で体感200グラム位かな。
辛揚げ(ピリ辛の天かす)は味変のアクセントですが、ちょっと味がうるさくなるので”抜き”にして家系スープをじっくり味わうのも良いかも。
花鰹はスープに一味魚介系の香りを立ててきます。これは有った方が美味しい。
チャーシューはぶつ切りのものがゴロゴロと入り食べ応えも十分。味玉はやや味付け弱めで卵の甘味を活かした物。
さて「家郎らーめんスペシャル」ですがこれは二郎インスパイア系というよりは家系の野菜爆盛りな印象ですね。元来”家系スープ”と大量野菜との相性は抜群ですし良いアイディアと思います。
家系スープとしてのクオリティ自体も上々で所謂マイルド家系とは一線を画するレベルに思います。味的にも量的にも満足できるって結構凄い。有象無象に存在する二郎インスパイア・G系店を蹴散らす本気の一杯。福島侮れない。