八幡平とローソン安比高原店の光景だってなかなか綺麗だぞと思う今日この頃。左手に見切れた岩手山の御姿も雄大で天晴。
ってなことで安比高原リゾート唯一のコンビニ駐車場の隅に積まれた雪が消えて間もない4月、桜の花の咲く弘前へ行ってきました。
この日満開宣言が出てすぐの土日という事で弘前市内は観光客が多数押し寄せておりどこも人と車が一杯。こんな日は市街地を離れて岩木山方面へドライブしていきたい。
お目当ては岩木山総合公園の裏手に在ります「岩木山の桜並木」こちらは車に乗ったまま桜並木を眺められる隠れた観光スポットとなっています。
城の桜と違って花の勢いはやんわり弱めですがこれはこれで自然で綺麗なものです。通りを進み程よいところで車を停め窓を開けて、岩木山から吹き降ろされる涼風を車中に入れながらシートを倒してひと眠りするのもまた良し。
しばしうたた寝をしていたら少し体が冷えてきました。西目屋村まで移動して白神山地ビジターセンター隣りに在ります日帰り温泉施設「しらかみの湯」にてひとっ風呂浴びさせて頂きます。
こちら源泉かけ流しの天然温泉でシャンプーリンス備え付け無しながら大人380円と非常に安価なのが有り難い。どうせお風呂セットは車に積んであるので無問題。
白神山地のふもとで岩木山丸見えという素晴らしいロケーションなのに露天風呂無しという残念ポイントを除けば、湯温は高めで座高キングの自分でも肩まで浸かれる深さも有って最高のお湯でございました。
さてせっかく弘前に来てるので一応城の桜も見ておこうかと夜暗くなってから弘前城に行ってみました。満開宣言から2日目でしたが外濠は少し葉桜が出ているかな。花筏はまだですね。
またいつか丁度のタイミングで見に来られたらいいな。
さてラーメンはこの日のお昼に頂いたこちら
今回は弘前駅前ヒロロ近くに最近OPENされました「弘前海老トマト」に行ってきました。
東京・新宿「東京海老トマト」ののれん分けで、弘前市富士見町「えびそば金行」の姉妹店だそうでネット記事見ててメッチャ気になってました。
弘前駅近くにラーメン店「弘前海老トマト」 女性と訪日客ターゲットに - 弘前経済新聞
トマト系のラーメンを出されているとの事で自分トマラー大好きなので絶対食べておきたい。駐車場が無いので近くのコインPに停めて伺います。
トマトのメニューは辛いのと辛くないのの2種。とりま辛くない方のこちらをオーダーです。
メニュー説明書きより:数種類の海老からとった出汁に鶏豚特製Wスープを合わせ、イタリアの契約農園が作る酸味を抑えた甘みの強い完熟フルーツトマトを贅沢に丸ごと一個分加えた、トマトスープのように飲み干せてしまう、トマトの甘みと海老の旨みを堪能できるラーメン。
券売機のところに説明書きが丁寧に掲げられていて分かりやすくて助かります。
早速のスープですがベースは豚骨と鶏ガラの合わせで濃厚に取られており軽くトロミあり。僅かに背脂を浮かべてコク深くかなり濃厚な味わいの動物系になってますね。
元ダレや塩気は控えめでまず海老がガツンときます。香ばしさが鼻腔を擽り食欲を掻き立ててくれています。トマトは想像以上に酸味が薄くて加熱されたトマト特有の香りをスープ一杯に湛えてくれています。
デカいお麩だなと思ったらバゲットでしたw
海老は雑味が無く旨味と香りの良いところのみを抽出されている印象。トマトもホールトマト的じゃない品の良さが有ってともに上品にまとめたスープだなぁといった印象。
スープ量はやや少なめながらサービス盛りではキャベツとバゲット(パン)が付いてきてスープに浸しながら食べたりも出来るので満足度は高いですね。旨し。
メニュー説明書きより:鹿児島県産の豚骨と宮崎県産の鶏ガラを合わせて炊いたスープを一晩寝かせ、翌日追いガラし、丁寧に旨みを抽出した臭みのないコクのある鶏豚Wスープに、選りすぐりの数種類のかえしをブレンドした、飲みやすく、食べやすい、ニンニクのきいた背脂ちゃっちゃ系淡麗豚骨ラーメン。
ということでこちらもベースは豚骨と鶏ガラの合わせでかなり濃厚な動物系がベース。細かい背脂が浮かべられて結構なこってり感を醸しています。
海老とトマトを排した動物系で勝負するスープという事で元ダレは薄口醤油主体でトマトメニューよりもやや強め配合。程よい塩気にニンニクを軽く効かせて豚の旨みをしっかりと押し出してくれています。
麺は共通のストレート細麺で加水率は低め。パツッとした固めの茹で加減でスープとしっかり絡みます。チャーシューは薄めカットながら大判の低温調理の肩ロース部位。旨し。
さて「弘前海老トマト」ですが2杯とも端々に上品さが感じられましてイタリアンって言うよりはフレンチな感じがしました(←個人的イメージ) そして店名を冠したメニュー「弘前海老トマト」ですが海老とトマトのバランス感が良好で強いオリジナリティを感じました。
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