仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

ぶたにぼし(秋田県秋田市)

2023年05月27日 | 秋田県

前回の続き)駅前ローソンで夕飯を購入後は函館駅に戻りまして23:11発「はこだてライナー」最終便に乗車です。

函館駅のホームって緩くバナナカーブしてるんですね。

さて今回これが北海道旅行で最後のラブパス乗車になります。3日間で合計1,502km、42,130円分(概算)で元は取れたかな。

 

五稜郭駅で下車したら津軽海峡フェリーのターミナルへタクシーで移動。夜間割増で1,460円位はちょっと痛いですが、今回仙台からLCCで北海道上陸しましたが帰りはフェリーで海を渡って本州へ戻ります。

ちなみに函館から青森へのフェリーって「青函フェリー」「津軽海峡フェリー」の2航路がありまして前者が若干安いようなのですが今回は青森から乗る電車に合わせて後者の函館0:30発→青森4:10着「ブルードルフィン号」をチョイス。

3/2はA期間(閑散期)に該当するようで繁忙期より若干安め。スタンダード料金2,660円(当時)っていわゆる雑魚寝スタイルの大部屋なんですがコロナ禍のせいで乗船客が少なくて一部屋一人貸し切り状態でした、ラッキー。

多分部屋に一ヵ所しかないコンセント近くのスペースを陣取りまして携帯電話等を充電セットしながら3時間40分の旅路を満喫させて頂きます。ちなみに飲食は食堂ブース(自販機、お湯、電子レンジあり)で行うようになってまして先ほど函館駅前ローソンで買ったラーメンとビールを持参し食しながら一休み。

甲板に上がって海を眺める事も出来たようですが旅の疲れが一気に襲ってきたため食後は部屋に戻ってひとときの雑魚寝を堪能させて頂きます。

人生初のフェリー泊でしたが天候が良かったせいか揺れが少なくてエンジンの高周波な振動が響く中でもぐっすりと睡眠可能でした。道の駅のベンチや車のシートを倒して寝るのに比べたら床に180度横になれるだけで十分に有難い話。

 

青森着岸の30分くらい前に船内放送で起床を促されて荷物を纏めてロビー前に集合させられたのですが正直あまりにも寝心地が良くてもっともっとフェリーに乗っていたかったなぁ。

ちなみに函館でフェリーに乗る時はボーディングブリッジとやらでフェリー乗り場のビル4Fだったかな?から直接客船へ乗船出来たのですが、青森側ではターミナルビルから少し離れた場所に着岸して車と同じ降り口から下船。結構歩かされました。

各港で3つくらいあるポートのどこに着岸するかでボーディングブリッジ可能かどうか決まるようでこの辺は時刻表に書いてありますので歩くのが面倒な人は予めチェックしといた方が良さそう。

さて青森フェリー乗り場から青森駅西口まではタクシーで移動。こちらも夜間割増がかかり1,120円位でしたがちなみに行先を青森駅と頼んでしまうと正面の東口まで連れてかれがちで少し高くなりますので要注意。

改札が開くまで青森駅構内で待機。シャッターが上がって改札が開いたら券売機で「青春18きっぷ」を購入。今回これの一日分を使って仙台に帰ります。

青森からは奥羽本線の始発5:41発に乗って弘前まで移動。弘前から秋田までは直通の快速が出ていて6:27発→8:45秋田着でも行けるのですが、

今日は一度乗ってみたかった「五能線」に乗ってみたい。6:47弘前発の快速東能代行きに乗車です。ちなみに遠回りになるので秋田12:26着予定までずれ込みますが急ぐ旅ではないのでOK。

海沿いの席を確保したかったのですが、ん?どっちに乗ればいいんだ?ちょっと悩みましたが要はヨーカドーやバスターミナルが在る側の席に乗れば巨大しゃこちゃんのある木造駅辺りで180度くるっと回って海沿い側の席になる模様。

ってことでまんまと海沿いの絶景をゲット。ただの快速でも観光列車リゾートしらかみと同じ車窓を味わえるのは有難い。

深浦で下車してイカ焼きでも買い食いしたいところですがいったん下車すると今日中に仙台に帰れなさそうなのでそれは断念。

あれ?この踏切って昨年8月の豪雨被害を受けてた個所ですね(クリックで過去記事へ)線路流されて無くなってましたっけ。無事復旧してて何より。五能線はドル箱の観光列車しらかみが有るんで復旧早かったっすね。

さて3時間50分、五能線の旅を満喫した後は東能代駅から秋田駅~新庄駅~山形駅へ進み仙山線を経由して帰仙したのは20時過ぎでした。

ちなみに北海道もかなり雪多かったですが途中新庄~山形エリア辺りも負けない位積雪凄くてそんな豪雪地帯でも列車を運行させているJRって凄いなと改めて感謝の念を強くした次第。

そして今回初めて新庄駅に降りたのですが”X型のホーム”(H型?)が斬新で凄かった。5番ホームはこの写真の背中側に在りまして1~5番ホームが全て1フロアに在るから跨線橋や地下通路が不要という実に合理的なスタイルのホーム構成になってました。

これって究極のバリアフリーでエスカレータもエレベータも不要になる目からウロコなアイディアですよね。乗客数が然程多くない主要駅は大体これで良いんじゃないすかね。

昨日長万部駅でやたら高い跨線橋(100段近くあった気がする汗)を重い荷物背負って何往復した事か(←根に持ってる笑)

 

 

さてラーメンの話に

この日のお昼時、秋田駅で乗り継ぎ時間の合間にラーメンを頂いておりました。

秋田の駅前って特に西側において人気ラーメン店が群雄割拠してましてちょっとした激戦区になっているのですが今回は2022年6月にOPENしたばかりの新店「ぶたにぼし」に立ち寄ってみました。

スープは醤油の1種+汁なし”あぶらぞば”のみとシンプル。今回は看板メニューのこちらを頼んでみます。

 

チャーシュー麺(並)」1,000円

ドンブリを埋め尽くすチャーシューが凄い。喜多方ラーメンとはまた違った肉の並べ方も斬新。

さて早速のスープですが豚骨は濃厚に取られていて豚脂もたっぷりの超強め。スープ表層に背脂の膜が出来ていて見た目通りにこってりと取られた動物系がベース。

そして魚介系として煮干しの出汁がぎゅっと強く効いていてニボニボ感のある旨味を醸し出してくれています。煮干しは片口鰯主体らしき味わいで雑味無し。魚粉等は入らず煮出しで投入されておりクリアな飲み口のもの。前述の通り豚がかなり強いのですが煮干しが全く負けていないバランス感が凄い。

醤油ダレは薄口醤油主体っぽくて塩気やや強め。これが煮干しを下支えして豚とうまく纏めてくれているようです。カテゴリー的には煮干し系スープですが青森ではなくどちらかというと新潟~山形のエリアでよく見かけるタイプに近い組み立てのような気がします。

麺は強く縮れを入れた極太麺でモチッとした食感の物を使用。コッテリ強めのスープにガッチリと絡んで相性も良好です。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

さて「ぶたにぼし」のスープですがこれが無化調とは俄かに信じがたい旨味の重厚さが感じられて実にレベルの高い作りになっていると思います。チャーシューのインパクトもありますしラーメン激戦区になっている秋田駅前に新しい風を吹き込む一杯になりそう。ごちそうさまでした。

(23/03/03)
ぶたにぼし/秋田県秋田市中通2-7-4

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麺、工房・まんがんや(秋田県由利本荘市)

2023年05月09日 | 秋田県

前回の続き)弘前市にて激辛な一杯を頂いた後は日本海側を南下しながら仙台への帰路についたのですがその途中、秋田県由利本荘市に立ち寄りまして朝ラーを頂いておりました。

 

秋田市から由利本荘、にかほにかけて(もっと言うと山形の酒田、鶴岡付近に及ぶエリアまで)日本海側は港町だからなのか朝ラーをやっている店が点在しておりまして、

その中でも由利本荘は早朝6時頃から開いている店が多くありラヲタには堪らないエリアになっております。

以前「麺饗 松韻」「清吉そばや 本店」に伺ったことが有りましたが今回は「麺、工房・まんがんや」へ行ってみます。

こちらまんがんやの朝ラーは6~9時まで。店近くの「道の駅岩城」で車中泊してまして道の駅からは車で約25分程度。朝の6時開店に間に合うようアラームかけてたのですが寝坊しまして(苦笑)

お店に8時頃到着したのですが既に満席で少し待ってからの着席となりました。

メニューは「朝中華」の塩か醤油の2種のみと潔し。まずは定番の醤油を頂いてみます。

 

朝中華 醤油(普通)」600円

早速のスープですがベースは鶏ガラで鶏油が浮かびコクの深い味わい。濃口醤油主体と思われる醤油ダレの味わいが案外強めでそれでいて塩気は薄めというややユニークなスープ印象あり。

鶏は親鳥から出汁を取ったもので以前伺った由利本荘の老舗「清吉そばや 本店」等に通じるこのエリア一帯のいわば由利本荘のご当地ラーメンといったスープ素材使用なのかなと思われます。

後からじわじわと鶏の旨みが押し寄せてきて奥行きが出てきました。ネギ等の香味野菜が鶏のクセを上手くマスキングしてくれていてバランスも悪くない。

麺は加水率高めの中華細麺を使用。チャーシューは出汁に使った親鳥で十分に煮込まれていてそんなに固くない仕上がりは老若男女でも問題なく食せるものと思われます。

スープまでしっかりと完食。旨し。

 

朝中華 塩(普通)」600円

動物系のスープベースは醬油と共通。塩ダレの配合は結構控えめでこちら醤油よりももっと塩気が薄いバランス。鶏油に対して元ダレが足りないような。

冒頭あれ?味薄い?と思いましたがスープを飲み進めるうちにこちらもじわっと鶏の旨みがあふれ出てきて醤油以上にしっかりとしたスープの骨格が出てきましてかなり美味しいスープに変化してくれました。ってかかなり旨いです。

自分は基本ラーメンを頂く時スープをかき混ぜずにそのまま食べ始めるスタイルなのでもしかしたらスープの底に何かがたまっていたのか、それともスープの温度が下がって味が強くなってきたのか原因不明ですがたまにこういう後から味が変わってくるスープってありますので冒頭で焦って胡椒等は入れないことをオススメします。まぁお好みの話ですが。

 

さて「麺、工房・まんがんや」ですが個人的には醤油より塩の方が好みでした。しかし早朝6時から朝ラーがしかも600円で頂けるとかなんて素晴らしいエリアなのでしょう>由利本荘市。生駒ちゃんの故郷ですし、仙台からは微妙に遠いですがまたいつか立ち寄ってみよう。

(23/04/23)
麺、工房・まんがんや/秋田県由利本荘市荒町真城202-1

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北海屋(秋田県横手市)

2023年02月01日 | 秋田県

先日JR北海道の在来線が6日間乗り放題になる「HOKKAIDO LOVE!  6日間周遊パス」(通称ラブパス)12,000円が2/1発売になる話を書きましたが(クリックで過去記事へ

列車で出かけて北海道を元気にしよう!|JR北海道- Hokkaido Railway Company

自分も北海道へ遠征すべく連休取得しようと頑張っておりましたがせいぜい3連休しか取れそうも無くてこの時期に6連休はなかなか厳しい。

まぁ3日間だけでも特急乗り放題だからまぁまぁお得なのですがその前にチケットが北海道(と奥津軽いまべつ駅)でしか買えないっていう関門をどうクリアしましょうね?(未だ妙案無し)

とりあえず自分を追い込む意味で、3連休初日の新千歳行きの飛行機チケットだけ押さえておきました。北海道行くぞオー!

 

 

さてラーメンも北海道ネタから

今回は秋田県の「食べて応援!秋田県プレミアム飲食券」が使える店から横手市に在ります「北海屋」に行ってみました。

こちら横手焼きそばの名店ですがラーメンメニューも豊富で夜は居酒屋スタイルでお酒も頂けます。まぁドライブ中なので私はお酒頼めないのですが苦笑

北海屋ってことで札幌味噌ラーメンが主体のようですが醤油や塩味もあるみたいですね。太麺細麺といろいろ選べる模様。今回は野菜が多めに入ってるメニューを頂きたくこちらをオーダーです。

 

五目らーめん・塩(細麺)」890円

早速のスープですがベースは鶏系のようでスタンダードな味わいの塩ダレにゴマ油とわずかにニンニクで香ばしさを感じさせる仕上がり。

ざく切りの様々な野菜が自然な甘さをスープに溶かし込みナチュラルな風味を色付けてくれています。油量も適量でコクも有り身体が温まりますね。

麺は加水率高めの中細な中華麺が合わせられます。少し甘めな味付けのチャーシューにキクラゲの食感もまた良し。野菜と麺でボリュームもそこそこありますし普通に美味いです。

 

肉チャーハン・スープ付」850円

もう一品「横手焼きそば」を頼もうと思っていたのですがメニューの写真を見て予定変更。メニューの見せ方が上手ですね。味は定番ノーマルをチョイス。

横手焼きそば風に玉子焼きが乗っかるスタイル。パラッと炒められた炒飯に半熟の黄身を崩しながら頂きます。

横に添えられた焼き肉がやや強めに味付けされていて少し塩気強めなのですがこれが卵のマイルドさとちょうどマッチしててかなり美味しいです。スープ付きなのも有り難い。

 

さて「北海屋」ですが平日ランチメニューも充実してますね。駅チカの割と繁華街エリアなのに店横に広めの駐車場があるので車移動派にも便利で良き。ラーメンも美味しかったですが肉チャーハンが絶品でした。今度他の味を食べにまた来てみよう。

(22/10/22)
北海屋/秋田県横手市前郷二番町1-21

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食事処かあちゃん(秋田県能代市)

2022年10月21日 | 秋田県

10/20より仙台市で「めぐってトクする♪デジタルスタンプラリー」とやらが始まりましたね。

仙台市の商品券「めぐトク」|めぐってトクする♪デジタルスタンプラリー|最大2万円分の商品券をGET!

若干商店街縛りがきつめですがそれでもお得だと思ってタブレットに「仙台まちいこ」アプリをインストールしようとしたら機種が対象外と出てガックリ。

先日も10/1天下一品の日に向けて天一のアプリを入れようとした時も対象外と出てしまい天一の日をパスしたばかりで。いや多分タブレットのアンドロイドのバージョンが古いから(Ver.7です)なんでしょうけれどもpaypayアプリだって楽天payアプリだって7で十分セキュアに運用出来てるのに。新しいVer.を求めるのはプログラマーの甘えでしかない。

って事で「仙台まちいこ」は不参戦に。紙の商品券で出して欲しかったなぁ…。

 

 

前回の続き)弘前にて伝統ある夕飯を頂いた後は国道7号を南下して秋田県二ツ井の道の駅にて車中泊を敢行します。

そして翌日はそのまま南下して由利本荘~酒田の日本海沿いを経由して帰仙したのですが、秋田県の二ツ井で寄り道して少し早い昼飯を頂いておりました。

今回は秋田県能代市の国道7号線沿い二ツ井エリアに在ります「食事処かあちゃん」に行ってみます。

カーチャン 小林幸子様 - ニコニコ動画

(動画は全く無関係ですw)こちら今年6月ころTV「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」で紹介されてまして、全メニューがワンコイン500円で特に「から揚げ定食」「鳥皮定食」はボリューム満点との事で一度行ってみたかった。

昼のみの営業で10時開店と聞いておりその15分くらい前に到着したのですが既に駐車場に多数車が停まっていて店内も満席。まぁフライングはよくあるパターンなのでへこたれず行列に並びましょう。

店内は”かあちゃん”のみのワンオペ。一組ずつ注文を聞いて料理を作っていくのでそれなりに時間がかかりますが手際が素晴らしく提供が速いのでサクサクと回転していきます。

注文は入店した順で前の人の料理提供後に「次の人は?」と聞かれるので並んでいるうちに前の人を覚えておいた方が良いです。

入店からトータル30分くらいで料理が提供されてきました。

 

鍋焼きラーメン定食」500円

鍋焼きうどんの中華麺バージョン。スープもまんま和風の出汁を効かせたタイプでネギはちゅるると火傷しそうに熱々。

そこに卵を落としたのみと作りはシンプルですが、昔かあちゃんに家で作ってもらったような家庭的な味わいが有って趣深い。

今回ライス抜きで頼みましたが唐揚げ系以外はそんなに爆盛ではないと聞いてましたし、本来はこれにご飯が付いて500円なので十分安いですね。冬にも食べたい一杯。

 

そして一番人気はTVで紹介されてたこちら。半数以上の人が頼まれていました。

から揚げ定食」500円

醤油系のシンプルな味付けでやはり家庭的な味わいながら、揚げたてはやはりサクサクしてて何気に肉がジューシーですし普通に旨いです。

量も食べきれない程ではないですがHっとMっとの「特から弁当」よりも量が多くて安いのだからこれで500円でやっていけるってのは素晴らしいです。

何気に皿がジバンシー(笑)

 

さて「食事処かあちゃん」ですが料理が出来たら呼ばれるので席が遠い人は自分で取りに行ったり、客同士のリレーで運んでもらったりと横の連帯を感じられるのもアットホームで楽しかった。切り盛りする”かあちゃん”もいつまでもお元気で。また行きます。

(22/07/17)
食事処かあちゃん/秋田県能代市二ツ井町高清水483-1

スイマセン、ラーメン遠征のため一週間位更新休みますm(_ _)m

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レストラン結心(秋田県羽後町)

2022年08月15日 | 秋田県

秋田県で開催されているプレミアム付き「食べて応援!秋田県プレミアム飲食券」ってのが有りまして(クリックで過去記事へ)他県民でも購入可能になっていて自分も購入済みなんですが、

この券を男鹿市に在ります個人的に日本一トマトラーメンが美味しい「お食事 省吾」(店名クリックで前回記事へ)で使えないかな?とずっと公式webの利用可能店リストの更新を見てたんですが載らなくて…、

それでもまぁ券使えなくても良いから食べに行ってみようと先日同店のSNS見てみたら3月末で閉店されていたことが発覚してショック受けてました。マジか。

お食事処 省吾(oshokujidokoro.shogo) • Instagram写真と動画

このSNS見つけたとき頭の中に「夢の跡/村下孝蔵」がエンドレスで流れてました(笑)光景は違うけどそんな気持ちでした。

昨年車を買い替える前のラストドライブで秋田行った時に頂いた「トマトらーめん」が最後になってしまいましたが美味しかったなぁ。T陽のTマト麺より昔からあって味も良い。喫茶店っぽいお店の雰囲気も好きだったしもう食べられないのが悔しい。推しは推せるときに推せ!じゃないですが好きなラーメンも食べられるうちに食べとけ!かもです。

 

 

さてそんな秋田県の食事券「食べて応援!秋田県プレミアム飲食券」が使えるお店の中から今回は羽後町田代に在ります「レストラン結心(ゆうしん)」に行ってみました。

こちら納豆ラーメンが名物との事で元祖店「食堂川反」(昭和49年創業-平成19年閉店)が昭和55年に始めた「納豆ラーメン」を引き継いで販売されているとの事。

かなり長閑なロケーションでしてナビで行ったにもかかわらずお店を見つけられず最初素通りしてしまったんですが、生協か農協のような建物をよく見てみたら「レストラン結心」と看板が掲げて有りました。昼のみの営業のようです。

メニューを拝見。冷製ラーメン好きとしては夏季限定の冷たい塩ラーメンに強く惹かれたのですが、初訪問なので定番メニューを食べておきましょう。

 

元祖納豆らぁめん」700円

早速のスープですがあっさりガラ味ベースに油量は極めて少なめ。

白味噌主体の優しい味わいは塩気が控えめで野菜の旨味が溶け込んだ円やかなスープ印象です。少し味噌の酸味あり。

ファーストインプレッションとして生姜など香味野菜が一発目に来て納豆の香りはあまりしないんですが、よーく味わっているうちに奥深い所に発酵由来らしき香りが有りレンゲで掬ってみるとひき割りにされた納豆がたっぷりと沈んでいてビックリ。

こんなに納豆が入ってたの?と驚かされましたが味噌スープに上手く溶け込んでいてまるで違和感が無くコク深さを醸し出していてかなり美味しいです。まあどちらも元は大豆ですから親和性がありますな。

麺は卵麺かな。味噌にマッチした加水率高めの中太麺が合わせられます。モヤシ、キクラゲ、ネギなど野菜もしっかり入り食べ応えもなかなかです。

こんな美味しいスープは飲み干すしかないでしょう。旨いです。

 

さて「レストラン結心」ですが自分がこの日最後の客だったようで閉店後シャッターが下ろされててそうするともう農協にしか見えなかった(笑)なかなかの田舎具合でしたがこの唯一無二の味はやはり印象に残る味ですし継承者がいるってのは幸せな事です。近いうちにドライブがてらまた食べに来てみよう。

(22/07/13)
レストラン結心/秋田県雄勝郡羽後町田代梺114-1

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