12月某日、休みの前日ふと思い立って車中泊を決行。仕事を終えて着替えを積んで車で自宅を出発。休みは一日だけなのでそんな遠くには行かれませんがとりま山形方面に向かいます。
途中某スーパーで値落ちした弁当を買い駐車場で腹ごしらえ。500円ちょいでこんな豪華な夕飯が頂けたのはラッキーでした。
再び車を走らせて国道48号線を西進し関山峠を越えていきます。
国道287号線沿い「道の駅おおえ」が最近お気に入りの車中泊スポット。比較的空いてて24時間トイレが綺麗なのが有り難い。
クルマは2年前に走行10万キロ超えで買った中古車でローンが3年残ってる5ナンバー小型車。購入後2年で8万キロも走ってしまい20万キロ目前ですがまだまだ元気な国産車。ハイブリットなので駆動用リチウムバッテリーの寿命が気になりますが今のところなんか全然平気っぽいですね(能天気)
このクルマの後部座席を倒しっぱなしにして全長180センチのタンスのゲン製ソファーベッドを敷いて電気毛布とモバイルバッテリー積んでるのでもう完全に「走るカプセルホテル仕様」と化していて正直日帰りで行ける距離でもこんな感じでついクルマで前乗りしてしまったりしています。
ちなみに翌朝起きたら隣にパトカーが停まっててうわまた職質かと思いましたが(車中泊あるあるw)数分したらそのまま去っていったのでナンバーチェックだけされてたのかな。
この日は山形県朝日町に在ります「りんご温泉」へ朝風呂を頂きに来ておりました。
車中泊で遠出するたびにその地域の日帰り入浴施設に立ち寄って風呂を頂くことが多いんですが特に今の秋から冬へのこの時期の温泉は最高でして、東北は温泉天国なので安くて良いお風呂が沢山ありますけれども東北6県色々回ってて一番日帰り入浴の相場が安いのが山形県かなと思います。
この日の宿泊地「道の駅おおえ」併設の「舟唄温泉 柏陵荘」はあいにく数年前に閉業してしまいましたが、この周辺だけでも
「寒河江花咲か温泉 ゆ~チェリー」大人350円
「テルメ柏陵 健康温泉館」400円
「ひまわり温泉ゆらら」350円
「山辺温泉保養センター」350円
月山の方まで足を伸ばすと道の駅併設「水沢温泉」350円や「海味温泉うなぎ湯」250円(シャンプーリンス無し)など安くて良いお風呂が沢山ありますが、中でもオススメなのが今回伺う朝日町「りんご温泉」(大人300円)です。
東北では珍しいモール泉で植物由来のアブラの匂いが薬湯のようでこれがクセになります。内風呂なのにやたら眺めが良くて朝日町の界隈が眼下に見えますし、湯温がちょい高めで湯船も深めで肩までゆったりと浸かれるのも良い。
内風呂の入った建物の目前の小高い丘の上の方に露天風呂(夏季限定)も有るらしいんですが坂道昇るのが面倒で行ったことないです。メッチャ眺め良いらしい。だろうなー。
朝風呂を浴びた後は寒河江市街地に在ります「シベール寒河江店」まで移動。朝食がてらパンを購入です。
仙台にも店舗があるシベールですが本拠地は山形県で、寒河江市の店舗だと寒河江市のプレミアム電子商品券チェリンpayが使えるので何度か伺っておりました。
(写真は別の日のレシートですが)なんか男子がワクワクしそうなレシート(笑)
この「戦艦ヤマト」「戦艦武蔵」ってフランスパンを半分にカットしてピザっぽく具材等を乗せて焼いたものでして形が船っぽいんでそう命名したと思われます。330円で食べ応えがあってお気に入り。
あと朝早いとアップルパイがホールで売られてるんですがホールのものはいつも出遅れてなかなか買えないですね。仕方なく1/4カットのものを買ってますが、あとカスタードクリーム入りは邪道ですがこちらのアップルパイもなかなか美味しい。
さてお昼はラーメンを食べておきたい。
まだ平日の早い時間だったのでもしかして今から急いで山形市のケンチャン行ったら開店前に着いて少し並ぶだけで入れるかも?と思いクルマで移動。
ところがお店に着いたら開店前からとんでもない大行列が出来ていて駐車場待ちの車が溢れてていやいや考えが甘かった。マジすか、こんなに人気なのか…。甘ちゃんな自分は行列に並ぶのを回避して早々に退散。
さて近場で今食べたいラーメンと言ったら?パッと頭に思い浮かんだ「麺屋春馬」(店名クリックで過去記事へ)へ行ってみます。
こちらは店前駐車場1台分空いてたのでするりと入店。正午前なので店内もまだ空き席ありました。なんだか毎年のように来てる気がしますが、なのでたまには他の店にも行かなくちゃと思ってはいるのですが結局自分が食べたいラーメン>久々店再訪>新店探索になってしまいますね。
春馬ではG系ジャンク盛りも人気ですがなんかいつも同じメニューになってしまいますがこちらを注文デス。
太麺・細麺から太麺チョイス。背脂MAXデンジャーで注文です。
早速のスープですが豚骨ガラベースに豚脂の油量が俄然強め。背脂トッピングはいろいろな意味でデンジャラスな様相を見せてきます。
まるでナウシカの腐海に降る雪のよう。チャーシューやネギなどすべてのものを白く包み込んで浄化してくれそうな光景にすら見えてきます(?)
醤油ダレは濃口と薄口のブレンドっぽい風味で配合適量。煮干しがしっかりと効いてミネラルな塩気と旨味を醸し出してきます。スープの尖った感じを背脂が円やかに纏めてくれているバランス。
チャーシューは適度なもも肉で程よい固めな食感なもの。麺はいかにも山形風なゴワっと食感で強力粉プレンドっぽいもの。縮れも有り力強くスープに絡んでマッチングも上々です。
さて「麺屋春馬」の「ルーキー煮干し」ですが相変わらず見た目のインパクトが強くて背脂の甘さをこれでもかと感じられて良いですね。危険(デンジャー)な魅力に引き込まれる一杯。ごちそうさまでした。
(23/12/06)
麺屋春馬/山形県山形市嶋南2-10-12
# 年末ラーメン遠征に出かけるため年内いっぱいブログ更新をお休みします。今年もお世話になりました。よいお年を。