仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

中華そば にぼ銀(青森県青森市)

2012年08月22日 | 青森県

120714191153翌日は深浦まで足を延ばしての観光三昧。まずは海岸沿いにある露天風呂で有名な「黄金崎不老ふ死温泉」でひと風呂。ドロッとした茶色い泉質もさることながら、海沿いに素っ裸で佇むというそのロケーションが凄い。意識は海水浴に近いんだけど、下を見るとパンツ穿いてないという初体験のドキドキ違和感(笑)こんな心理はココでしか味わえないかも。※もちろん外から見えないようにちゃんと目隠しされてますw



120714123231_2 その後、同じく深浦の「ウェスパ椿山」に移動。名物ニンジンソフト(ニンジン味が濃ゆい!)を頂きながら、スロープカーで展望台に上り白神山地から日本海にかけての景色を堪能。結構風が強いです。120714131103


「ウェスパ椿山」にも海沿いの天然温泉がありまして、しかも珍しいドーム型開閉窓タイプの露天です。こちらも「黄金崎不老ふ死温泉」に負けない絶景っぷり。お湯が綺麗でしかも空いてるのでオススメ。120714115608



120714163902_2 十二湖千畳敷をさらっと観光してからJR鰺ヶ沢駅前に移動。「たこやき西海」でB級グルメ「チキンボー」を頂きます。注文を受けてから揚げるのでカラッとアツアツで出され、味付けは塩コショウ、調味料のみの昔懐かしいシンプルな味わい。マヨネーズが絶妙に合います。美味い。120714163455_2


120714163931 ←雨の予報が外れて晴れ時々曇り。「たこやき西海」から駅舎の向こうに岩木山の天頂部分が見えました。






一通り観光が済んで青森市内に着いたときはもう夕暮れ。120714190250 国道4号線沿いにある「中華そば にぼ銀」で遅めの夕飯です。こちらは今年3月OPENしたばかりの新店で、青森煮干し系のニューウェイブ。店名がそのまま煮干し系っていうのが素晴らしい。


スープは主に3種


◇金のスープ
平館産の焼干し・ひらこ煮干し等で取ったスープは煮干しの香りや苦み、酸味があります。通の方はネギと一味だけでお召し上がりください。麺は自家製の全粒粉を使用しています。


◇銀のスープ
鶏皮・豚皮の動物系と、焼干し・煮干しの魚系スープを極限まで煮詰めることで銀色となったスープは通好みの超濃厚な味。全てのエキスが溶け込んでコラーゲンが豊富。煮干しが苦手な方はご遠慮ください。


◇ダブルスープ
トリガラ・トンコツのスープに煮干しを入れた、あっさりながらもコクのあるスープが特徴。煮干しの苦手な方にもお勧めします。麺は、自家製の中華太麺を使用。


最初から”こってり系”狙いでしたが「煮干しが苦手な方はご遠慮ください。」という挑戦的なメッセージが気に入りました!の「中華そば 銀のスープ」650円(→セール中で600円)(写真上)を注文。


早速のスープは素敵な銀色というかドドメ色(?)で見た目からして濃厚で圧が強いです。実際、味も煮干しが強烈に突出しており、そして酸味もかなり強い。醤油ダレもやや強め配合で、煮干しの苦味は割とマスキングしてくれてますが、酸味は逆に強調させてきてるような印象です。麺は緩い縮れの中細で加水率は中程度のもの。


白濁もしくは半白濁の豚骨と合わせているのかと思ってましたが、豚骨の風味をあまり感じません。もしかしたら説明書きの通り、動物系は鶏皮・豚皮がメインなのかな? 豚脂のまろやかさはありますが、豚骨が弱いのでますます酸味が際立っているのかも。


見た目は「長尾中華」「たかはし」等に似てますが全くタイプが異なるスープ印象です。「まるかい」等である程度酸味に慣れた青森ならではのスープかもしれません。まさに煮干し好きのためのプログレッシブな一杯。自分は気に入ったんで次も多分”銀のスープ”になりそう(^^ ごちそうさまでした。


120714190346 (12/07/14)
中華そば にぼ銀/青森県青森市岡造道3-18-1

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まるじゅうらーめん(青森県青森市)

2012年08月19日 | 青森県

120713230334 夜食までまだ時間があったので映画館に移動。青森・弘前の映画館はレイト割引の設定が甘々で嬉しい。18:00 or 18:30以降上映開始の作品はすべて1000円で曜日指定も無しだから有り難いです。(※)仙台は20時以降1200円の設定が多い。


今回はサンロード内にある青森松竹アムゼで「劇場版 SPEC~天~」を鑑賞。栗山千明がキルビル呼ばわりされてるのが笑えた(^^; ストーリー展開もスリリングで見ごたえあり。なんか続編もありそうな雰囲気なんですね!?


映画終わったらもう22時過ぎ。夜食は国道7号線沿いにあります「まるじゅうらーめん」で本日〆の一杯を。閉店23時ギリギリに入店しましたが快く迎えて頂きました。


開店から30年以上たつ老舗の看板メニューは豚骨、煮干し、根昆布、野菜をじっくり炊きだしたスープが自慢の「中華そば」500円(安っ!)ですが、今回は豪華にこちら「ホタテ塩らーめん」680円(写真上)を注文。平内産ホタテ稚貝がたっぷり乗ったラグジャリーな見た目でこの値段ってこちらも破格ですね。


透明度の高い塩スープは適度な熟味があってコクがあり、スープ中にホタテのエキスもがっつり効かせてあって旨味が強い。塩梅の良い塩加減に合わさって中々に深みのあるスープです。縮れの強い細麺とのマッチングも極上。


ホタテの殻を入れる皿もちゃんと付いてきます。ホタテもプルッとして美味しくて、黒い部分以外は勿論全部食べられます。やぁ青森の海の幸を満喫しちゃいました。実はこういうラーメンが一番青森っぽいのかもしれないですね(^^


入店時、お酒の入った常連さん数名が店主と談笑しながらタクシー待ちされてたりして和やかな雰囲気でした。こういう地元密着型のお店ですらラーメンが安くて美味しいって実は凄い事ですね。青森恐るべし。


120713225426 (12/07/13)
まるじゅうらーめん/青森県青森市千刈2-1-39

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札幌ラーメン 蔵(青森県青森市)

2012年08月16日 | 青森県

120713174548 弘前市で用事を済ませた後は青森市へ移動。国道7号線は流れもよく、しかも藤崎町近辺は絶好の岩木山ビューポイントになってます。雨の予報が外れて山頂を見ることができました。120713161715


きっと帰ってくるんだと~お岩木山で手を振れば~と口づさんでしまうのは昭和世代ゆえか。何処からか津軽三味線の音色が聞こえてきそうなイメージです。


煮干し・焼干し系が有名な青森ラーメンですが、もう一つのご当地ラーメンとして「みそカレー牛乳ラーメン」も人気が高いです。B級グルメ的なネーミングですが、実は誕生から35年以上の歴史がある青森のソウルフード。普及会登録店としては5店舗「札幌館」「味の札幌大西」「味の札幌分店」「蔵」「かわら」があり、今回は「札幌ラーメン蔵」に訪れました。



注文はもちろん「みそカレー牛乳ラーメン」750円(写真上)


早速のスープはあっさりとしたガラベースで豚脂強め、ラードも強く香ります。味噌ダレは控えめで香りを乗せる程度。カレーと牛乳も他店よりは抑えているような印象。牛乳が入るのでどうしたってマイルド風味にはなるのですが、牛乳以外の動物系が強くやや野趣味を感じますね。マイルドとワイルドを高めに合わせて白ゴマで繋いでいるようなイメージです。


天頂に戴いたバターが溶けはじめるとコクと塩味が出てきて食べやすさが増しますね。あとスープ中で魚介系はあまり主張しておらず、ワカメの風味がワンポイントになっており、バターもワカメもコミコミのスープの組み立てになっている印象。


麺も、札幌ラーメンらしい縮れのあるカンスイの強い黄色なのですが、他店が中太麺なのに対し「札幌ラーメン 蔵」では少し細めの中細麺が合せられます。スープも麺も今まで食べてきた他店の「みそカレー牛乳ラーメン」とは一寸違っていて、個性的な一杯に感じます。


こちらはメニューが面白くてですね。
「みそカレー牛乳ラーメン」のバリエーションとして、


「みそカレーラーメン」
「みそバターラーメン」
「みそカレーバターラーメン」
「カレーバターラーメン」
「みそ牛乳ラーメン(バター入り)」
「カレー牛乳ラーメン(バター入り)」


というありとあらゆる組合せ系があって、


逆に組み合わせではない単一系メニューの


「みそラーメン」
「カレーラーメン」
「牛乳ラーメン(バター入り)」
「バターラーメン」


なんてのもあります。…っていうか味噌じゃない「バターラーメン」って何ぞや??? 「牛乳ラーメン」も結構キテますね。その他「梅ラーメン」「納豆ラーメン」という珍しい系メニューもあります。


でも結局、地元のお客様の一番人気は一番安い普通の「みそラーメン」だらしいです(笑)


120713173802 (12/07/13)
札幌ラーメン 蔵/青森県青森市羽白字沢田796-1

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中華そば☆☆ にぼし(青森県弘前市)

2012年08月12日 | 青森県

120713110949_2 数々の名場面を生んだ絶賛開催中のオリンピックもそろそろ佳境。自分も俄かファンになってTV中継で夜更かしして寝不足の毎日…。やっぱ国をかけて真剣勝負で戦っている姿を見てしまうと、どうしても盛り上がっちゃいますよね~。


「No.1にならなくてもいい」(SMAP)


今まで必ず「金メダル以外はメダルではない」的に語る風潮が出てきて、負けるとすぐ戦犯探ししたりするきらいが有ったように思うのですが今回はそういうのあまり見かけないですね。”順位をつけない徒競走@ゆとり教育”の賜物…ってことは無いのでしょうけれども、なんか逆に成熟されたスポーツ応援の姿勢って感じがして清々しい気がします。日本も大人になりましたかね?


「2位じゃダメなんでしょうか?」(R舫)


出場してるだけでも凄い事ですし、選手の方々は命を削るような努力をして真剣に取り組んだ結果ですから。応援する側も一緒に受け止めて労ってあげれば良いんですよね。感動をありがとう!今回出られなかった猫もしずちゃんもみんな頑張った。エガちゃんも偉い。


「☆☆☆(三つ星)じゃないとダメなんでしょうか?」


弘前に名店あり。今回は青森県弘前市にある「中華そば☆☆」なんですが、こちらはミシュランガイドの「二つ星」ではありませんで☆☆と書いて”ニボシ”と読ませます。昨年6月OPENの新店、青森煮干し系のニューウェイブで以前より是非行きたかったお店。もう店名からして煮干しの香りが漂っていて素敵です。店主の煮干しにかける意気込みが溢れてますね。


ラーメンメニューは3種のみ。


煮干し中華 550円
背脂煮干し中華 650円
豚骨煮干し中華 750円(数量限定メニュー)


※それぞれ太麺・細麺が選択可。


今回は「豚骨煮干し中華」750円を太麺で注文。青森煮干し系ラーメンとしては”こってり”側のスープ。数量限定でしたが開店同時入店してましたので余裕のオーダーです。


早速の豚骨ベースは白濁もしくは半濁かな?甘さ控えめで旨味のみを供してきます。肉味を含み、脂量も程々に入れてますが今風にしては控えめな方。合わせられる煮干しは片口主体の風味に感じましたが、後に雑誌で調べたら平子も使っているとの事。煮干しラーメン王国青森ならではの鮮烈な旨味が口中に広がります。


風味を生かすために敢えて頭も内臓も使っているとのことで、最初だけ苦みも含みますが不思議と強めの豚骨と相殺されていき、徐々に醤油ダレの旨味との相乗効果で孤高の味わいに変化していくのがドラマチックです。これだっきゃ豚骨煮干しはやめられねはんで。(←ニセ津軽弁^^;)


太麺は丸くツルっとゴニっとした食感で加水率は高め印象。強力なスープとのマッチングも良好。メンマはノーマルな味わいですが食感が妙にしゃきっとしていてクセになります。チャーシューは薄切りのバラ肉で固めの食感ですが、肉味も適度に残してあり悪くないですね。


ネギもポイントで、朝一で入店したからかもしれないですが切り置きではなく注文後にザクザク切られてトッピングされました。この方が鮮度高いまま薬味として最大限威力が発揮されて良いですね。強いスープには有り難い配慮です。



弘前に名店あり。『店名は”☆☆”ですが味は☆☆☆(三つ星)あげたいですね』…ってくだりは散々繰り返されたネタかもしれませんが書いちゃいます(笑) ごちそうさまでした。


120713110129 (12/07/13)
中華そば☆☆ にぼし/青森県弘前市松原1-3-4

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橋本ヒロシ 仙台店(2)

2012年08月02日 | 仙台市青葉区

120725115643 前回の「麺道 THE 匠(グレート)サスケ」で政治プロレスラーメンシリーズ終了の予定でしたが、先日面白いニュースがあったんでロスタイムのもう1回です。

民主“分裂後遺症” 衆院選候補空白区「71」 融和の幻想と小沢氏への恐怖心

どうやら7/29仙台市内で開かれた政治資金パーティーで、小沢氏が橋本真也のテーマ曲に乗って登場する(笑)シーンがあったらしいんですね。曲名書いてないけど多分「爆勝宣言」だと思われます。

なんか前回「橋本ヒロシ仙台店」記事内で想像で書いてたことが現実に起こったような気がして笑ってしまいました(^^ 小沢一郎を破壊王に例えた話はたまに聞きましたが、だからといって実際に登場シーンで「爆勝宣言」を流しちゃうのは破天荒で良いですね。民主党代表になった時に「笑顔の練習をした」に続く面白エピソードになりそうです。


さて自分は別にO沢のシンパでも無いんですが、マニフェストを破り続ける某集団はちょっとルール違反で許せないと思ってます。レスラーは約束を守らなければいけないんです。自分も男です。約束は守るべし。ということで…

前回「橋本ヒロシ仙台店」記事内で書いた約束通り”肉食系”メニュー「デブゴン」シリーズ食べてきました。 頼んだのは「豚節デブゴン」920円(写真上)で、しかもクーポン券で極厚チャーシュー2枚プラスしちゃったので合計5枚乗っかってる超豪華版!

名付けて「スーパー豚節デブゴン」!これで夏バテなんて吹き飛ばせ爆殺シュータースペシャル!

ピンボケしちゃって分かりにくいですが、このチャーシューはマジで厚いんです。2センチはあろうかというチャーシューは1枚120gとの事。

注文した時に

「チャーシュー5枚になりますが宜しいですか?」(橋本ヒロシ店員)

「お願いします」(自分)

という殺伐としたやり取りがあったとかなかったとか。

食べても食べても無くならない肉の塊に無我夢中で喰らいつく、その境地はまさに夏向きのそれ。頭とお腹を空っぽにしてオーバー3枚の世界に飛び込むために必要なクーポン券は→「e-ticket(無料誌)」か「S-Style宮城のラーメン166杯」に掲載されてますのでこの機会に是非。

「お残しは許しまへんでぇ」(忍術学園の食堂のおばちゃん)

残すのは(怒られはしないと思いますけど)マナー違反になりますので完食できる自信のある方限定でどうぞ(^^;

 

「橋本ヒロシ仙台店」は二毛作営業で、ラーメンは昼の部のみ。夜の部はつけ麺のみになります。つけ麺で「トマトつけ麺」「カレーつけ麺」が気になってまして次は夜行ってみたいと思います。麺の量に「男前1000g」があるらしいのですが、・・・完食できる自信がないので止めておきます。出来ない約束は致しません(←チキン) ごちそうさまでした。

120725114535 (12/07/25)
橋本ヒロシ 仙台店/仙台市青葉区一番町2-6-16

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