翌日は深浦まで足を延ばしての観光三昧。まずは海岸沿いにある露天風呂で有名な「黄金崎不老ふ死温泉」でひと風呂。ドロッとした茶色い泉質もさることながら、海沿いに素っ裸で佇むというそのロケーションが凄い。意識は海水浴に近いんだけど、下を見るとパンツ穿いてないという初体験のドキドキ違和感(笑)こんな心理はココでしか味わえないかも。※もちろん外から見えないようにちゃんと目隠しされてますw
その後、同じく深浦の「ウェスパ椿山」に移動。名物ニンジンソフト(ニンジン味が濃ゆい!)を頂きながら、スロープカーで展望台に上り白神山地から日本海にかけての景色を堪能。結構風が強いです。
「ウェスパ椿山」にも海沿いの天然温泉がありまして、しかも珍しいドーム型開閉窓タイプの露天です。こちらも「黄金崎不老ふ死温泉」に負けない絶景っぷり。お湯が綺麗でしかも空いてるのでオススメ。
十二湖、千畳敷をさらっと観光してからJR鰺ヶ沢駅前に移動。「たこやき西海」でB級グルメ「チキンボー」を頂きます。注文を受けてから揚げるのでカラッとアツアツで出され、味付けは塩コショウ、調味料のみの昔懐かしいシンプルな味わい。マヨネーズが絶妙に合います。美味い。
←雨の予報が外れて晴れ時々曇り。「たこやき西海」から駅舎の向こうに岩木山の天頂部分が見えました。
一通り観光が済んで青森市内に着いたときはもう夕暮れ。 国道4号線沿いにある「中華そば にぼ銀」で遅めの夕飯です。こちらは今年3月OPENしたばかりの新店で、青森煮干し系のニューウェイブ。店名がそのまま煮干し系っていうのが素晴らしい。
スープは主に3種
◇金のスープ
平館産の焼干し・ひらこ煮干し等で取ったスープは煮干しの香りや苦み、酸味があります。通の方はネギと一味だけでお召し上がりください。麺は自家製の全粒粉を使用しています。
◇銀のスープ
鶏皮・豚皮の動物系と、焼干し・煮干しの魚系スープを極限まで煮詰めることで銀色となったスープは通好みの超濃厚な味。全てのエキスが溶け込んでコラーゲンが豊富。煮干しが苦手な方はご遠慮ください。
◇ダブルスープ
トリガラ・トンコツのスープに煮干しを入れた、あっさりながらもコクのあるスープが特徴。煮干しの苦手な方にもお勧めします。麺は、自家製の中華太麺を使用。
最初から”こってり系”狙いでしたが「煮干しが苦手な方はご遠慮ください。」という挑戦的なメッセージが気に入りました!の「中華そば 銀のスープ」650円(→セール中で600円)(写真上)を注文。
早速のスープは素敵な銀色というかドドメ色(?)で見た目からして濃厚で圧が強いです。実際、味も煮干しが強烈に突出しており、そして酸味もかなり強い。醤油ダレもやや強め配合で、煮干しの苦味は割とマスキングしてくれてますが、酸味は逆に強調させてきてるような印象です。麺は緩い縮れの中細で加水率は中程度のもの。
白濁もしくは半白濁の豚骨と合わせているのかと思ってましたが、豚骨の風味をあまり感じません。もしかしたら説明書きの通り、動物系は鶏皮・豚皮がメインなのかな? 豚脂のまろやかさはありますが、豚骨が弱いのでますます酸味が際立っているのかも。
見た目は「長尾中華」「たかはし」等に似てますが全くタイプが異なるスープ印象です。「まるかい」等である程度酸味に慣れた青森ならではのスープかもしれません。まさに煮干し好きのためのプログレッシブな一杯。自分は気に入ったんで次も多分”銀のスープ”になりそう(^^ ごちそうさまでした。